川を訪ねる旅 瀬田から宇治へ・淀川上流をゆく
瀬田の唐橋 下流の東海道新幹線鉄橋下付近より
古来より交通・軍事の要衝であった唐橋を渡り、西岸(右岸)より瀬田川を見る。
川といっても南郷で水を堰かれているうえ幅が広いので、このあたりではまだ琵琶湖の延長といった風情。
流れが穏やかなためボートの練習が盛んで、河畔には近隣の大学のボート小屋が立ち並んでいる。この日もたくさんの舟が浮かんでいた。
川面を渡る風は涼やかで、一日のんびりこの川原で寝転んでいたいような気持ちの良いところだったが、時間が無いので瀬田川(淀川)に注ぐ二番目の川・三田川を見にゆく。
古い街道筋の風情を残した町並みを抜け、少し登った丘の上に建つ晴嵐小学校の前で三田川を見て、湖を遠望すべく崖の上に建つ新興住宅地へ上がってゆく。東レの大きな工場を眼下に見る大津市国分の宅地からの琵琶湖は、霞んでいたが青かった。
大津市国分1丁目・国分山北東懐に建つ宅地から琵琶湖南湖を望む
来た道を戻り、往路目をつけていた佃煮屋(大津市鳥居川町・かわむら)に寄りえび・しじみの佃煮を購入。少し甘かったがさらっとしていて美味。朝ご飯に好適。
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