時代劇拝見日記
2016年2月

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2016/2/29

■ 遠山の金さん捕物帳 第84話「三ん下を男にした女」1972.2.13NET/東映

 たばこ高騰の裏にはヤクザと悪徳商人という話に、生き別れの親子の情話をからめる。
幼児誘拐を使嗾した悪党が裁かれたあと、己の出自を知ったその「子」は、永年の情のほうを選び取るのだった。
仙造の処刑ぎりぎり寸前、まさに土壇場へりゅうとした身なりで入ってくるお奉行、このシーンがお白州へスライドするのも面白い。

ロケ地
  • 丸十の親分の使いで敷島屋へ行った仙太、敷島屋の忠告を鼻で笑って帰る道、虎吉(丸十へ怪しの葉っぱを持ち込んだ船乗りの恰好のまま)が出て仙造の言伝を話し手荒く諭すくだり、西教寺茶所南側石段。揉みあい、植え込みを抜けて石垣際の水路端へ転び出る。
  • 仙太の恋人が勤めている茶店、木島神社舞殿付近に設営。石畳の両側に露店がたくさん出ている。設定は八幡神社。
  • 丸十の指示で敷島屋を襲う仙太、くろ谷境内か(塀際、塀越しに甍)。虎吉が出て阻止。
  • 仙造の回想、誘拐したものの丸十の唆しで養育することになった子を連れ、売人となって各地を買い付けて歩いた情景、広沢池東岸汀。セピア色。
  • 茶店の娘が店を出て、仙太が隠れている神輿小屋へ行くくだり、木島神社蔵。茶店のある所からカメラがパン。
  • 事後、三人で江戸を出る仙太たち、街道は広沢池西岸沿いの道。転びかけた「父」仙造をおぶってゆく姿を、釣りの金さんが観音島から見ている。

2016/2/27

■ 水戸黄門第一部 第6話「暁を駆ける」1969.9.8TBS

 今にも一揆が起こりそうな代官領で、格さんは懐かしい友と再会。その彼は、命を賭して代官を諌めるという使命を帯びていた。
捕われた二人に、代官は嗜虐的な課題を与える。それは、信助が戻らねば代わりに人質の格之進を処刑するという、どこかで聞いたような話。代官は暴君ディオニスのようには反省せず成敗されるが、「私を殴れ」のエピソードは採用されている。

ロケ地
  • 老公が老婆と孫の乞食を見る街道、不明(山道?)。早馬が走り抜けるシーンも。
  • 総代たちが捕われたあと、危機感を募らせ一揆の相談をぶつ百姓衆、走田神社参道。ここへ大旦那の義助が病をおして駆けつけ、倅の信助に掛け合わせると約束し騒ぎをおさめる。
  • お供二人を置いてけぼりの勢いで街道をたったか歩く老公、街道は土手道か(まわりは一面の青田、亀岡か)
  • 助さん一人をお供に領内を見て回る老公、唐丸の護送を見る道、不明(松も見える地道、道隈になっている)
  • 代官を殺す覚悟だと格さんに打ち明ける信助、二人話すところへ捕方が出て連行する道は走田神社境外社叢際、立ち回りの際は社務所も映る。周囲の田には畦畔木も見られる。
  • 代官のもとに格さんを置いて父のもとへ駆けつける信助だが直後に父は死亡、野辺送りを済ませ埋葬したところで猛った百姓衆が出て信助を捕らえようとするくだり、山道の中ほどにある小丘に卒塔婆、道を挟んで向こうは溜池という立地。捕えた信助が逃げたと騒ぐシーンには土塀がたくさん出てくる。加代に逃がされた信助が逃げ惑う山中も不明。老公が出張り信助の話を聞くシーンには、溜池と林が映っている。
  • 総代らと格さんが磔刑台に乗せられる刑場、砕石場か崩壊地形か。時の鐘を撞く僧が助さんの投石を受ける寺も不明。
  • 信助らに見送られ当地を発つ一行、竹林際の道。二人友情の殴り合いが別れ際に。

2016/2/26

■ 遠山の金さん捕物帳 第83話「虎に化けた男」1972.2.6NET/東映

 夜歩きの金さんは負傷した抜け忍を助けるが、彼が組織を抜けるに至った件にも関わってゆく。
レギュラー「虎吉」成立のお話、お白州で金さんの正体を知る運び。

ロケ地
  • 抜け忍・若杉団平(字は当て字)が追われ囲まれる夜の林、下鴨神社糺の森。河合社の塀も見える。金さんが通りかかり、傷ついた抜け忍を救助するが、金さんが歩く夜の町や崖から落ちた先はセット撮り。
  • 飴屋となり営業をはじめる虎吉だが、途中立ち寄り姿を消す武家屋敷、随心院薬医門。設定は小滝藩江戸屋敷。お光がつけているが、見ると商売道具が門前に置き去られている。
  • 田所邸(小滝藩士、世継の件で異例の出世を遂げた/御納戸方の軽輩→馬廻役に)民家長屋門(長屋門を、向かいの南の筋のラウンド塀際から見る構図。脅迫者・深井が入ってゆくのを虎吉が見ている、このシークエンスでは夜景、後段では昼間の画も出る。向かいの塀際には、大きな切り株が見える)
  • 田所邸の天井裏で金さんと出くわした虎吉、屋敷から脱出し金さんに刃を突きつける裏塀際は随心院裏塀際、その後現れた忍群と戦うのは裏の林。夜間撮影。
  • 忍者たちから逃げた金さんと虎吉、橋下に潜みやり過ごす夜の橋は犬飼川下河原橋。忍群が橋上から下を覗き込む。このあと虎吉が身の上を告白するのもここで、川の流れが映り込んでいる。
  • 「団平」の回想、俺の家は三代続いた御庭番と話すくだり、お城イメージに姫路城天守。他の御庭者たちとともに庭を掃除する団平、随心院大玄関前庭(導入は塀越し、門を映さないアングル)。つらい鍛錬積んだ林、走田神社本殿前付近(大人数)。将軍に全てを報告しない上司・深井に不審を抱き尾行した団平、小幡神社脇参道付近〜水場前(団平は忍者姿でこの屋形の上に潜み、恐喝現場を目撃)
  • 金さんが田所邸を見張っている間、庭者たちと死闘を繰り広げる「虎吉」、石塔寺。飴売り姿の虎吉は坂を駆け上がり石塔群のある丘へ。すぐに忍者が現れ林や石塔まわりで大立ち回り、虎吉も忍者ルックで応戦。
  • 小滝藩差し回しの駕籠で家を出た田所兄妹、随心院長屋門前を通り薬医門へ(藩邸)。覚悟を決めて帰ってくると、座敷に深井が入り込んでいてニタニタ。たまらず斬りかかる田所、対峙のところへ金さん介入の運び。ラス立ちには、虎吉も駆けつける。
  • 事後、飴売りの虎吉が営業の町角、小幡神社舞殿、セットをはさみ今宮神社東門前。


■ 大岡越前3 第7話「過去を失くした男」2016.2.26BSP

 田所の後輩の北町同心・沢田は、妻を亡くして以来荒れ、抜け荷商人に捜査情報を売るまでになっていた。しかし彼を持て余した悪党が始末にかかり、斬られた沢田は助かるものの記憶を大半失くしてしまう。以降、少年に帰った男の贖罪を皆して助ける筋立て、手柄をすっかり北に投げてしまう、剛毅なお奉行であった。

ロケ地
  • 子吉が筧を抜け荷取引があった「あの晩の中州」へ連れてゆくくだり、指さすのは広沢池北西岸の茂み。目撃されたという灯りの画も出る。
  • 沢田の亡妻の墓、丘の上か山中の林際、普済寺墓地みたいな感じの立地。
  • 秘密の船着きを見つける南町同心たち、広沢池東岸汀に桟橋設置。三崎屋の寮裏手にあるもので、駕籠が入ってゆく際には団体敷地の方へ植込みを入るふうに仕立ててある。生垣際には灯篭が置かれている。
  • 江戸城イメージ、皇居巽櫓。忠相登城のくだり、北町奉行が手柄を自慢していたと聞かされる。

2016/2/25

■ 遠山の金さん捕物帳 第82話「江戸中の米を喰った男」1972.1.30NET/東映

 米が高騰して遂に死人が出るのも、島抜けの殺人犯がなかなか捕まらないのも、五年前の岡っ引殺しも、根はひとつだった。
白州に引き出され、米買占めを責められるも恬として恥じぬ男に、怒りの桜吹雪が舞う。

ロケ地
  • 岡っ引の勇助が暗殺された木場、不明(大きな丸太がたくさん置かれた大規模な材木置場)。仕事帰りにここを通って犯行現場を見た酒肆の女・おちかのシーンでは、ネガポジ反転の画も。
  • おちかが木場で襲われ、金さんが介入するも川へ落ちてしまうくだり、嵐山公園中州掘割堀端(南岸の石積護岸端からドボン)。流れてくるおちかを発見するお光、中ノ島橋(金さんに頼まれて、深川一ツ目橋で見張っていた設定)
■ ちかえもん 第七回「賢母喜里潔決断(ははうえきっぱりけつだん)」2016.2.25NHK

 話が大きく動く。
徳兵衛は九平次に陥れられて追い込まれ、喜里は息子を思い去ってゆく。そして運命の男女は、手に手を取って暗い森へ向かう。

ロケ地
  • 徳兵衛とお初がゆく夜の竹林、大覚寺か。

2016/2/24

■ 遠山の金さん捕物帳 第81話「花嫁人形の女」1972.1.23NET/東映

 八熊の喧嘩を止めに入ったことで無礼討ちに遭った大工、この悲劇には裏にもっと醜い思惑が隠されていた。
無礼討ちの段階で幕閣に猛抗議した遠山さま、このときすげなくあしらった大目付がお裁きのあと平謝りの態で、見る者の溜飲を下げる。

ロケ地
  • 大目付に抗議する遠山奉行のくだり、お城イメージに姫路城天守(備前丸から見上げの図)
  • 佐吉の死後困窮する妹・お秋を見かねたお光、思い余って掏摸をはたらくところへ金さんが出て止めるくだり、事情を聞くのは大覚寺天神島祠脇。金さんはわるい旗本・二階堂邸へ潜入中で中間姿。

2016/2/23

■ 遠山の金さん捕物帳 第80話「夢を見た男」1972.1.16NET/東映

 婚礼を目前に控えた娘がいる富商を強請った男は、金を手にしてご機嫌でゆく帰り道に密殺される。自首して出たのは犯人ではない青年、死を覚悟のその行為には、深すぎる訳。
虐げられた人々を騙した悪党を許しておく奉行ではないが、己一人でどうにもできぬ社会悪にはただ詫びるしかないのだった。

ロケ地
  • 三次が近藤浪人らに殺される、夜の日本堤流れ橋、流れ橋(夜仕立ての画。後段金さんが襲われるのも同所)。「牛刀」で刺されて橋から落下、見分は橋下の河原で。「犯人」仙八の住む集落、不明(河川敷か、林沿い)
  • 摂津屋が南町与力・石塚と会う屋形船、川イメージは濠か川か。
  • 牛の競りに潜り込んだ金さん、その後浪人たちをつけていって露見、囲まれるやしろは今宮神社。絵馬堂〜摂社前、石塚が出てくるのは舞殿前あたり。立ち回りの際は稲荷社脇なども使われ、捕方は東門から殺到。

2016/2/22

■ 遠山の金さん捕物帳 第79話「流れ星を斬る男」1972.1.9NET/東映

 医者殺しではじまる物騒な事件は、血よりも濃い友の絆が悪に打ち勝つ、爽快な結末を迎える。彼らを見捨てない、金さんの奔走ぶりも泣かせる。

ロケ地
  • 玄海医師を殺ったのは弟子の草仁と言い張る熊に怒る八、聞き手の金さんは釣り中で、大覚寺大沢池船着(小)に座っている。
  • 南町に自首して出た雲仙、幼い日の回想は大覚寺護摩堂前〜天神島朱橋。腕に墨を入れられ解放された少年時代の二人が、更正を誓って別れるシーン。設定は丹波地方、二人は身寄りの無い子らで構成される少年ギャングの首領とサブ。
  • 番所に括られている雲仙に話を聞くため、金さんが嘘ついて文三親分たちを行かせた辰巳ヶ池、広沢池東岸葦原汀。二人は凍えつつ、ありもしない身投げ人を捜索。半次なんか褌一丁で水の中。
  • 玄海を殺した悪人どもが密談の夜の屋形船、舫うのは大覚寺大沢池
  • お裁きが済み解放された雲仙が出てくる北町奉行所の門、大覚寺大門。門前の木の陰で草仁が待っている。その後二人話す道は大沢池畔〜五社明神。二人を見届けた金さんは大沢池水門のそばに腰を据え釣りをはじめる(八熊がひやかしに来る。釣れるのは土瓶)

2016/2/20

■ 水戸黄門第一部 第5話「血槍の弥平」1969.9.1TBS

 仇討ち主従を助けることになる老公、場所柄や護衛の毛利家中のことを考慮、犬医者になりおおせている仇を安倍河原へ引きずり出し、みごと本懐を遂げさせてやるのだった。
老公を害そうとやって来る兵庫だが、討たれる仇が犬医者と聞いて引き上げてしまうのも大笑い。

ロケ地
  • 老公一行が発つのを見た弥七が腰を上げる街道、木津堤か亀岡か(道はカーブ、眼下に家並み)。兵庫が操る虚無僧たちを見た弥七、潜み見る橋は流れ橋、橋下に虚無僧集まり。
  • 兵庫の小柄で傷を負った弥七が逃げ込む墓地と寺院、化野念仏寺(新墓とお堂付近)。後段、仇討ち主従を助けて行く際は石仏群脇を通る。
  • 老公が虚無僧を騙して消える野原、木津河原か(葦生い茂る草原)。老公が指差して茶道具を借りてくるよう命じる苫屋、広沢池北東岸のアレか。
  • 棚橋の未亡人と遺児、弥平に仇を討たせる安倍河原、木津川河川敷。助格と弥七が犬医者を騙して連れてくる駕籠は木津堤法面をゆく。老公らが渡り去る橋は流れ橋

2016/2/19

■ 遠山の金さん捕物帳 第78話「赤ちゃんを盗んだ男」1972.1.2NET/東映

 盗賊奇譚、駆け出しの義賊と、とうに足を洗った老盗と、今ばたらきの凶賊の運命が交錯する話。その昔盗っ人にさらわれた赤子が実親のもとへ復する逸話が、全ての者にからんでくる。

ロケ地
  • やってもいない凶行をおっつけられた形の韋駄天小僧・栄次、彼の手配書を見た弥兵衛の呟きを耳にした金さん、尾行する夜道は嵐山公園・前〜中ノ島橋上。見失ったと思うと、橋下で弥兵衛とっつあんは疾風組の一人と揉み合っているという寸法。爺さま、金さんにみとられるが犯人の名は言えずに死ぬ。
  • 疾風組を見つけ出しつける盗っ人装束の栄次、露見し囲まれるのは下鴨神社河合社塀際。ヤバいところへ「金時小僧」に扮した金さんが登場。
  • 弥兵衛の娘・お秋が引き取られた国分屋、その番頭がこっそり抜け出し疾風組と会う夜のやしろ、大覚寺五社明神本殿まわり。
■ 大岡越前3 第6話「源さん恋をする」2016.2.19BSP

 源さんのマドンナが血刀持って現れて「人を殺めました」と自首、彼女は老中・水野和泉守の元養母であったため大騒動に。源さんらの奔走で政敵の企みは暴かれ、於満紀さまは日常を取り戻し、源さんのひそやかな思いもそのまま続いてゆく。

ロケ地
  • 於満紀さまが子らと暮らす増上寺裏・土器町の家、大覚寺望雲亭。門まわりと前庭、縁側と庭、汀に舫う船も使う。同心らが近所を聞きこむシーンでは、放生池堤石橋から南側外観を望む図も出る。
  • 南町奉行所、大覚寺明智門。後段、水野老中が忠相を訪ねてくる際には、参道や供侍裏手なども映っている。
  • 武蔵屋の寮、宝厳院通用門。同心らが駆け込む際には門の内側も映るが、室内はセット撮り。
  • 上様が忠相と密談するお城の庭、金戒光明寺紫雲の庭。このあと忠相が元老中・阿部豊後守らとすれ違う廊下、同寺方丈縁側(勅使門を背景にした画もあり)
  • 長吉を連れて帰ってきた於満紀さまを迎えに出る子ら、大覚寺放生池堤。源さんが物陰で見守っている。

2016/2/18

■ 遠山の金さん捕物帳 第77話「人形にされた女」1971.12.26NET/東映

 またまた登場の春海和尚、金さんの要請により悪党のもとへ出向き、口先三寸で大枚五百両をせしめてくるという荒技をかます。
タイトルの人形はヒヒ親爺に供される悪趣味な貢物、しかし来たのはお目当ての小町娘の生き人形ではなく、寝棺に入った死人仕立てのお光。

ロケなしセット撮り

■ ちかえもん 第六回「義太夫些少活躍(ぎだゆうわりとかつやく)」2016.2.18NHK

 忠右衛門とお初の対峙、その場から徳兵衛を遠ざけようとするちかえもんの気遣いは空回り、しかし事実が周知される結果となり、気持ちはとにかく場はおさまる。
だが、どす黒い意思の持ち主は、何のカタルシスも得ていないのだった。

ロケなしセット撮り
2016/2/17

■ 遠山の金さん捕物帳 第76話「似顔絵の男」1971.12.19NET/東映

 八公の半纏を着込んで死んでいた男から紐解かれてゆく事件、怪しの賭場が浮かぶ。潜入する金さん、若い娘から人捜しまで頼まれてしまう。そうこうするうち、人の消えるからくりが明らかになってゆくのだった。

ロケ地
  • 賭場が開帳されている旗本・橋詰邸、相国寺大光明寺。この門内外で芝居が展開され、方丈塀際や勅使門前なども映る。
  • 橋詰邸の賭場で大負けしてみせる金さん、体を担保にしていたため目隠しをして運ばれる際の船のシーン、渡月小橋下手掘割(夜)。連れ込まれるヒミツ地下水路工事現場はロケか。
  • 北町奉行所イメージ、京都御苑管理事務所東門(バンクフィルム)

2016/2/16

■ 遠山の金さん捕物帳 第75話「うっちゃられた男」1971.12.12NET/東映

 相撲の八百長ネタ。お侍は対面のため、生臭坊主はカネのため、それぞれ綱を賭けた大勝負にからんでくるが、殺された芸者の件で金さんが出張ってきているのだった。
互いを大した曲者とにらみ相対する「親子対決」がやはり見もの、今回は終始コミカル。

ロケ地
  • 小仙と玉風関が語り合う座敷、中ノ島橋が窓外に見えるように仕立ててある。位置は右岸側下手。
  • 玉風関が呼び出され、雷雲に負けるよう脅されるシーン、木島神社元糺の池。雨が激しく打ち付けている。脅迫者の丸亀藩側用人・沢井は頭巾姿。
  • 丸亀藩邸から小仙を強奪してきた春海、駕籠が入る回向院の山門は西教寺大師堂北門、下の坂に尾行者(丸亀藩の侍)、以降このシークエンスは全て西教寺で。回向院本堂は本堂、お堂前で侍たちが小僧さんに質問。一方、春海和尚は小仙と金さんを連れてよそへ行くのだが、この際くぐる門は墓地入口門(現在とは塀の様態が異なる)、このあと墓地をのぼってゆき春海が棲む「回向院裏の投げ込み寺」へ向かうのだが、そこと指される甍は真盛上人廟の露盤。西教寺は後段にも出るが、湖面は映らない。
  • 大勝負を見に押しかける群衆イメージ、映画のバンクフィルムか(仁和寺中門を奥に見る図?)。土俵は梅宮か大原野のそれか(バンクフィルム挿み)。勝負がついたあと、ドロンした春海に続いて逃げた金さんと小仙だが藩士らに囲まれてしまうシーンは松尾大社楼門内側塀際(ここで大立ち回り、桜開陳)
  • 白州開廷の際の北町奉行所イメージ、大覚寺大門(使い回し)

2016/2/15

■ 遠山の金さん捕物帳 第74話「江戸をかっ払う男」1971.12.5NET/東映

 掏摸のシマ争い、死人も出る物騒さ加減だが、むかし遠山さまが捕えそこなった名掏摸の親爺がらみ情話が基本。掏摸の親玉同士の対決で、奉行の懐中を競うのも見どころ。

ロケ地
  • 掏摸の名門・甲州屋の二代目の三下・辰吉が、掏った財布を物陰で確かめるシーン、宇治・橘橋上〜たもと。彼に声をかける夜鳴き蕎麦の親爺・七兵ヱは中州側の汀にいて、うしろに橋脚を激しく噛む瀬が見える。
  • 鬼源の内懐に入り込む金さん、鬼源の懐を狙い捕まってみせて弟子入りを願う神社、不明。
  • 亭主(甲州屋二代目)が殺されたあと、呆けて川辺に佇むお咲、宇治公園橘橋下手左岸河川敷(丸く張り出しているところ)。乾分が去ったあと金さんが現れ、困りごとができたら平八へと告げる。
  • お咲を人質にして江戸を売る鬼源一行がゆく早暁の浜、琵琶湖西岸松原(舞子浜と思われる)

2016/2/13

■ 大岡越前3 第5話「夢で拾った革財布」2016.2.12BSP

 定番の「芝浜」ネタ、財布は強盗が隠したものという設定で、事件性を持たせてある。ものが大岡越前なので、重点はお白州でのドラマに置かれている。

ロケ地
  • 一刻も早くに起こされ、仕入れもならずまだ暗い芝の浜で顔を洗う魚勝、広沢池東岸汀。
  • 南町奉行所イメージ、大覚寺明智門
  • 強殺現場へ行ってみる忠相、汀イメージは琵琶湖岸か。
  • 奉行の指示で財布を求め川をさらう同心たち、広沢池観音島まわり。
  • 船を出して、犯人が付けたと思しき「浮き」を見つける忠相、広沢池
■ ちかえもん 第五回「標的、忠右衛門(ターゲットはちゅうえもん)」2016.2.11NHK

 あほぼんと相惚れと誰もが思う、遊女・初の過去が本人の口から語られる。彼女の狙いは平野屋忠右衛門、この強烈な意思の流れに、いいのも悪いのもお馬鹿なのも乗っかってくるのであった。

ロケなしセット撮り
2016/2/12

■ 遠山の金さん捕物帳 第73話「かどわかした男」1971.11.28NET/東映

 遊んでいた子のうち、富商の子でなく貧乏浪人の子がさらわれる。人違いと見えてその実はという話なのだが、誘拐されたのは近所中で鼻つまみの悪ガキ、親父の浪人も団扇太鼓をだんすか叩くばかりでひたすら怪しく、金さんも見込み違い。坊の悪戯は人恋しいためという結論で、厳父は反省させられるのだった。

ロケ地
  • 父に怒られ出て行けと怒鳴られた新太郎、河原で冬眠しそこなった蝦蟇を眺めていると、寺子屋へ行く途中の越後屋の倅が声をかけてくるくだり、岩倉川・源助橋下手河原。誘拐犯も右岸から来る。右岸側の建物、二軒分の塀が映り込んでいる(この前行った時はまだあった)
  • 誘拐犯のヤサ、大覚寺大沢池北西畔に設営。弟分が泥鰌をとらされたり、黒幕が訪ねてきたりするくだりで、大沢池や観月台、五社明神が映り込む。
  • 新太郎の父・秋月正之進が坊の無事を祈って水垢離をとる法華宗の慶明寺境内、木島神社元糺の池。金さんとお光がやって来るシーンでは、舞殿も映っている。
  • 身代金受け渡しに指定の夜のなりひら橋、犬飼川下河原橋。越後屋には時刻を偽って伝えた金さんは彼に扮して橋上、秋月は茂みに隠れる。誘拐犯は釣りのかっこうで河原から現れる。子が閉じ込められていた人足小屋は河原に設営。欄干の一部が破損している。
  • 事後、反省した秋月が坊と釣りの水辺、大覚寺大沢池堤。木の陰から見届けた金さんは、堤を東に去ってゆく。

2016/2/11

■ 遠山の金さん捕物帳 第72話「花の街に居残った男」1971.11.21NET/東映

 竜巻組なる賊を追って品川まで遠征のカナ文、一緒に行った金さんは、楼で起きた殺人事件にピンと来て居残りを決め込む。果たして楼主や番頭は関係者、目当ての賊も焙り出されてくるのだった。
早回しできびきび働く金さん、楼の女たちにモテモテの金さんの描写が笑える。

ロケ地
  • 恋人が殺しのかどで牢送りになった女郎・お千代が嘆く段、物干し場で他の妓たちの打ち明け話も聞く金さん、ここから見える品川の海は琵琶湖西岸からのビュー。浜辺にも物干しがしつらえてある。画面右手には河口州と思しきグリーンが見える。
  • 丁子屋の番頭の土左衛門があがる船着き、唐崎。石垣に設けられたステップの汀。桟橋も映り込んでいる。
  • 楼主がひそかに入ってゆく荒れ寺の裏門、下鴨神社河合社裏塀通用口。
  • お裁きのあと丁子屋が潰れ、散ってゆく妓たちのくだり、琵琶湖西岸砂浜。お千代は晴れて恋人と旅立ち、お照お浜の姐さんたちは、金さんを待つとか掛け合い漫才。笑って聞く金さんは松の陰。この浜、岬や対岸の見え方から舞子浜と思われる。

2016/2/10

■ 遠山の金さん捕物帳 第71話「義賊と呼ばれた男」1971.11.14NET/東映

 義賊を気取る盗っ人は、愛する人の幸福を奪ったのが他ならぬ己と知り、加えて盗みそのものが悪党の使嗾だったことを知る。
人の心の光を掬い上げ明るいほうへ導く、金さん的ちょっといい話。

ロケ地
  • 続けて夜釣りの金さんを賊と怪しみつけてくる文三たち、途中で本物の緋牡丹小僧が出て追うも逃げられる橋、中ノ島橋。橋たもとから橋上へ、銀次は橋から身を躍らせ逃げる。
  • 銀次に接触するため、人足に扮して木場へ入る金さん、不明(そうとう広い材木置場)
  • 亡夫の墓参から帰ってくるおゆき、永観堂御影堂下石段〜放生池極楽橋。池畔を来た銀次を見つけ、おゆきの息子が駆け寄ってゆく。このあと池畔の茶店へ。池はあまり映らない。

2016/2/9

■ 遠山の金さん捕物帳 第70話「笑って消えた男」1971.11.7NET/東映

 このままだと禄でもない輩になりそうな、ちんぴら三人組。彼らの前に現れた旅人は、苦み走ってかっこ良く、腕っ節も強い兄哥。たちまち心服する若者たち、しかし金さんは彼らの憧れをあえて砕こうとするのだった。

ロケ地
  • カップルからカツアゲした健太たちを蛆虫とののしるお光たち、上御霊神社舞殿前。三人組がお光たちを取り囲むところ、旅人・栄次郎が止めるのは本殿脇。
  • サブタイトルに被る、旅人が一人行く夕暮れの土手、木津堤か。
  • あのあと平八へ押しかけ、金さんにもとっちめられた三人、翌朝ボヤく土手は木津堤、稲荷の祠あしらい。ここから見下ろす流れ橋下の河原で、栄次郎が顔を洗うのを見る。この後栄次郎は人数に囲まれ大立ち回り、殺陣は流れ橋上に及ぶ(河原から橋桁に「梯子」が渡してあり、そこから上る)。栄次郎に盃を呉れと頼み込む三人も橋上。
  • 三人が栄次郎を追ってゆくと、カナ文が来かかり、栄次郎の顔を覗き込み「どこかで」と首をひねる道、酒屋神社前道隈。ここを行けば向島という位置。
  • 栄次郎が焚き火して野営の林、不明。人を殺し放火して逃げ、恋人・おりんと別れたあの日を思い出していると、三人が寄ってくる次第。
  • おりんと再会するも、既に人の妾と知り自棄酒を呷る栄次郎、屋台は中ノ島橋たもとに出ている。金さんが現れて酒を注ぎ、栄次郎が起こした事件について疑問を投げかける。ここへ人数が出て立ち回り、栄次郎は手傷を負う。
  • 平八へ保護されていた栄次郎を連れ出し、川べりの小屋へ匿う三人組、不明(河川敷内、大堰川の支流合流点に似る)
  • おりんが小屋の方へ走ってくるシーン、不明(犬飼川下河原橋に似た木橋越しの画)。悪党の手下に斬られてしまうシーンは流れ橋橋脚端か。瀕死のおりんの口から、丹波屋らの企みが明かされる。
  • 健太に甘言を用い放火犯に仕立てようとする丹波屋たち、ここへ栄次郎が現れ大立ち回りを繰り広げるが、殺陣はセットから宇治公園・橘橋と中州にスイッチ、碑も見える。ここで、栄次郎は金さんに頼まれていた芝居を実行して果てる。

2016/2/8

■ 遠山の金さん捕物帳 第69話「牢に散る男」1971.10.31NET/東映

 阿漕な牢医師の父の所業を激しく憎む青年、彼が父殺しで処刑という事態を受け、金さんは牢に潜入し話を聞く。果たして陰謀なことが知れるが、役人までグルなので、金さんはとんでもない危機に陥るのだった。

ロケ地
  • 小伝馬町牢屋敷に駕籠で入ってゆく牢医師・五明洞斎、大覚寺明智門。御殿川越しの眺めだが、「手すり」が見えない。
  • 洞斎殺しの下手人として捕縛される卯之助、カナ文が引っ張って入る南町奉行所は大覚寺大門。後段、卯之助の無実を掛け合いに行った八熊が門前払いされるシーンもある。
  • 洞斎の後釜に座った弟の良庵、彼のアリバイを証言した声色使いを見に行く金さん、営業の境内(?)今宮神社境内。

2016/2/6

■ 遠山の金さん捕物帳 第68話「泥棒志願の男」1971.10.24NET/東映

 殺人事件を目撃する八熊だが、カナ文を連れて戻ると死体は掻き消えている。揃って何も聞いていないと証言する、近くの長屋の衆を怪しんだ金さん、ぽっと出の田舎物を装い潜入するが、そこは住人全員がメンバーという泥棒長屋だった。
本筋は物騒な事件であるが、登場人物がアレなため終始コミカル。劇伴もいつになく気抜けて笑える。

ロケ地
  • 酔って帰りの八熊が船子殺しを目撃する夜道、神社境内と思われるが不明(玉垣や灯籠が見えるが、海鼠壁などはセットとのあわいが判りにくい。あるいは御香宮)
  • 客待ちするも寝こけていて乗車拒否までする、泥棒長屋の駕籠舁きコンビ(出水憲司と古川ロック)今宮神社楼門基壇(内側)に寝そべり。このあと仲間の屑拾いの爺さまが来て諌めるシーンでは、うしろに石橋が映っている。
  • 金さんが「丹波から来た金太」に扮して長屋に乗り込んだあと、金さんが眠るのを待って深更動き出すドロたちのくだり、もちろん起きていた金さんが尾行する夜道は広隆寺東塀際。
  • 金さんに正体がバレたあと、仲間になりたいと申し出られため盗みのトレーニングを施す爺さま、大覚寺天神島
  • ドロたちのブツを買い上げている質屋の線で名が出た美浜屋のことを報告する高崎、不明(神社境内と思われる。壁がぼろぼろ)
  • お光に長屋へ来られて正体が露見、逃げた金さんとお光が一息つく夜道は大覚寺有栖川畔(河床から見上げ)。このとき近くで争いが起こり、秀太郎が斬られるのは五社明神前。
  • お白州開廷の際の北町奉行所イメージ、京都御苑管理事務所東門(バンクフィルム)。抜け荷一味は極刑に処されるが、ドロ一味は百叩きのくだり、執行は大覚寺大門(カメラ内側から)。お千代と秀太郎、長屋の浪人が待つのは大覚寺天神島朱橋、金さんが手すりに腰掛け。叩刑を受けてよろめきつつ帰ってくるドロ一味は大覚寺放生池堤(夕景)

2016/2/5

■ 大岡越前3 第4話「将軍さま怒る」2016.2.5BSP

 因業金貸しの肩を持つ岡っ引が、微行中の上様をかんかんに怒らせてしまい、あわや岡っ引制度廃止という騒動に。
当の岡っ引と、借金して家を出ていたダメ亭主のヒューマンドラマが展開され、裁きを陰で見ていた将軍をホロリとさせ、めでたく制度は存続の運びとなる。

ロケ地
  • 江戸城イメージ、皇居巽櫓。両町奉行が呼び出され、岡っ引廃止を言い渡されるくだり。
  • 権吉が漁師に聞き込みをする土手、大覚寺放生池堤。目当ての作蔵は、大沢池北辺水路に舫った苫船に寝ている。
  • 権吉親分に手荒く諫められた作蔵の回想、女房・おしのに簪をやった茶店、大覚寺五社明神に設営(店は他にも出ている)
  • 南町奉行所、大覚寺明智門。暮れ六つの鐘が鳴り、あと少しで月番が変わると同心たちが意気込むくだり。

2016/2/4

■ ちかえもん 第四回「善悪不明九平次(ぜんかあくかくへいじ)」2016.2.4NHK

 近松の妄想、一人歩きして炸裂の巻。スランプ作家が苦吟している間、平野屋への企みは進行しつつあり、島原から来た遊女の真意も見え始める。

ロケ地
  • 夜の闇の中行われる平野屋の荷揚げ、八幡堀堀端。荷は朝鮮人参、もちろんヤミのブツ。

2016/2/3

■ 遠山の金さん捕物帳 第67話「世にも気楽な男」1971.10.17NET/東映

 勘当された道楽息子、女と手に手をとって江戸へ出て、苦労するかと思いきや春画を描いて飯を食う。そのうえ女を馬鹿なかたちで道具に使い、お大尽から金をせしめる始末。しかし何軒目かの妾奉公先で物騒な事件が起こり、金さんのご厄介になってしまうのだった。

ロケ地
  • 版元で金さんに見つけられて逃げた与之介、しかし南部屋のガラの悪い人足たちに囲まれ、殺されて死んだ南部屋が残した書付を出せと小突き回される町角、上御霊神社本殿脇・摂社前。追っかけてきた金さんのヘルプが入る。
  • 「その書付」らしき春画に隠されていた文言にあった芳林寺、大覚寺大門。和尚と会う広間はありものの寺と思うが不明。話を聞いて帰る金さんと与之介のシーンは、大覚寺式台玄関前から大門を出て左右に別れ、参道の方へ去った与之介を、謎の浪人がつけてゆく。
  • 平八の二階に匿われていた与之介に投げ文、女房のことで脅されて行く鬼子母神は大覚寺観月台前〜五社明神(小屋を仕立ててある。ここで南部屋の番頭が塀越しに刺される)

2016/2/2

■ 遠山の金さん捕物帳 第66話「燃える髪の女」1971.10.10NET/東映

 相次いで起こる娘の失踪には、怪しの見世物小屋がからんでおり、目的はお決まりの人身売買と阿片密輸。これに、天涯孤独の混血児の女の哀話が入って味をつける。

ロケ地
  • 見世物小屋を出たあと、お光と喧嘩別れしたお清を、言葉巧みに連れてゆく頭巾の女・お蘭、白が出てお清を拉致する寂しい川端は日吉大社境外・大宮川畔(右岸側、走井橋下手)。ここへ至る道端の石積も付近か。また、お光に言われ小屋へ行ってみた金さんが、頭巾の女を見てつけてゆく際に出る坂道も坂本か(右手に石積、上には家屋)
  • 北町奉行所、大覚寺大門(門番付き、お白州開廷の際の記号)

2016/2/1

■ 遠山の金さん捕物帳 第65話「鼻ッつまみの男」1971.10.3NET/東映

 昼は町で悪さをはたらき、夜は人知れず善行を施す不可解な男。奇矯なふるまいの裏には、三年前の嵐の夜に由来するトラウマが潜んでいた。

ロケ地
  • お光らが佐太郎の乱行を目撃する祭礼の神社、上御霊神社。まず楼門が映り、多数の人々が行き来。次いで参道〜境内が映り、露店等を多数あしらってある。雑踏のシーンでは北門も映り込んでいて、門外の景色もちらり。
  • 座頭から金を強奪したかどで逮捕された佐太郎、責め問いにも答えずいると、昨夜命を助けられたと言ってやってくる丁稚あり、その少年の回想、店の金を失くし吊るところを阻止、財布ごと置いていった夜のお堂前、大覚寺護摩堂。これが六つの事なのでアリバイ成立、釈放。
  • 誤解していたと詫び、家で治療をと申し出た師匠のもとから逃げ去る佐太郎、彼を追う金さんのくだり、宇治川。追って走る道は宇治川左岸河川敷の細道、後ろに橘橋(旧態)が見えている。佐太郎の塒の小屋は少し広い河原に作ってあり、川面や対岸が見えるが、いまとずいぶん様子が違うので貴重な映像。

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