時代劇拝見日記
2017年4月

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2017/4/21

■ 立花登青春手控え2 第三回「化粧する女」2017.4.21BSP

 吟味与力の、違法な責め問いを見た登は、囚人・房五郎のことを調べ始める。そして、質素で健気にみえた、女房の裏の顔が浮かび上がる。
沈む登に、ちえの笑顔が救いとなるのだった。

ロケ地
  • 房五郎を捕まえた岡っ引・百助に会って話を聞いた帰り、藤吉らと行く坂は今宮神社絵馬堂脇坂(おりてくる)。立ち止まって話すのは稲荷社・摂社間の路地。このあと登は北へ、藤吉と直蔵は南へと別れてゆく。調査は医者の仕事ではないと忠告した藤吉、振り返るのは若宮社前。
  • 房五郎の女房・おつぎを訪ねた帰り、堀端に佇み物思う登、八幡堀堀端(明治橋上手左岸、薄暮)。ここで高瀬に声を掛けられ、話すのは新町浜堀端(夜景、汀に燈籠あしらい)
  • 市中で意外ななりをしたおつぎを見かけ尾行する登、彼女が入ってゆく店は宝厳院通用門(原作にある、東仲町の蕎麦屋か)。出てくる際は質素な身なりに変わっている次第。
  • 房五郎の自白後、怒鳴りつけたことを土下座して詫びる百助、走田神社本殿前。
  • 房五郎に爪を立てられた跡が残る腕を眺める登、上賀茂神社ならの小川(露店多数あしらい)。紅をさしたちえが現れる。

2017/4/19

■ 水戸黄門 第二部 第21話「泣くものか」1971.2.15TBS

 木曽路で馬子の少年と知り合う老公、彼はどうやら訳ありで人を捜しているらしいと気づく。やがて宿場にはめでたい輿入れの行列がやって来るが、まだ幼い姫の乳母が、馬子三吉の母その人と知れる。
性急に母を求める三吉、立場上名乗れぬ母、これに加え出奔していたグレた父まで現れて、苦い再会と再出発の人情劇が繰り広げられる。

ロケ地
  • 風呂で身ぐるみ剥がれた一行がゆく街道、谷地田の奥から坂をおりてくる図。馬子・三吉と出会う道も同様、まわりは田んぼ。高低差はけっこうある。
  • 夜道を急ぐ古着屋が子供の影に怖じる鎮守、鳥居本八幡宮。実は大井宿から逃げてきた姫様と三吉。逃げる際、蓆かぶった丹州とブチ当たり再度「ひええ」。
  • 丹州が中津川手前の駒場に借りていた小屋(三吉と姫も一時ここへ/約束していた女郎が朝になって逃げてくる)、棚田に設営かありものか。仰木に地形が似る。
  • 丹州の曳く馬に乗り当地を去る一行、谷地田からおりてゆく図か(はるかに里を望む図、道端に土壁瓦葺の小屋あり、竹林も散見される。あるいは山城あたりか)

2017/4/17

■ 水戸黄門 第二部 第20話「喧嘩買います」1971.2.8TBS

 木曽福島入りの一行、そこは元からの材木商と、代官に阿った新興の商人が激しく対立する現場。抗争に巻き込まれて落命する老いた浪人は、倅が宿直の際盗まれた、殿様の刀を捜していた。

ロケ地
  • 木曽入り手前の丘、野崎屋の男衆が無体をはたらく茶店(坂の途中)、不明。
  • 八兵衛が見張る代官所、滋賀院門跡。代官が騎馬で出てくるが、抗争勃発を知りながら町中へ向かわず村方のほうへ(門を出て南へ/八兵衛は門前の塀際から西を見ている)
  • 切出しに行く檜屋の一行を襲う野崎屋とその一味、山中の情景は谷川と林間。樹種は京都っぽくない。
  • 当地を発つ一行、来し方を見遣る丘は棚田か。ロングの画もあり、森の迫り出し具合は仰木に似る。

2017/4/14

■ 立花登青春手控え2 第二回「幻の女」2017.4.14BSP

 遠島ときまった囚人・巳之吉が執を残す女、登はそれを見つけてやろうと動く。しかし、十年以上会っていない女のことは、たしかに男の幻想であり、おこまはこともあろうに小伝馬町牢屋敷に入っていたのだった。

ロケ地
  • 巳之吉から聞いたおこまのことを考えつつ歩く登、目をひいた女に近づくとおちえだったというくだり、大覚寺大沢池畔〜放生池堤。堤を渡った北の植込み際に露店設営、おちえが立っていたのは堤上。
  • おこまを捜していることを藤吉に話す登、走田神社本殿前〜摂社前(南へ歩く)。嘘か、夢の話かもと言われてしまうが、親分はこのあと調査に行ってくれる。
  • 二三年前深川の悪所でおこまを見た者がいるという話を登に伝える藤吉と直蔵、吉田神社竹中稲荷。三高碑へ通じる石段前から舞殿脇〜本殿前へ歩く。
  • 流人船に乗せられ去ってゆく巳之吉を見送る登と藤吉、大覚寺大沢池船着(大)から乗り込み船出、大沢池堤のある東側を消して水平線にしてある。池畔には柵あしらい。巳之吉はおこまの今を知らされずに行く。原作設定は霊岸島。

2017/4/12

■ 水戸黄門 第二部 第19話「浪人街の決斗」1971.2.1TBS

 諏訪の町外れは暴徒の巣窟、町衆の難儀を見て見ぬふりの藩士たちは悪党から賂を受けており、勘定方から城代までグルという始末。彼らに江戸から知らせあり、殿の内意を受けた男が既に信濃入りという内容を受けて、隠し目付捜しがはじまる。
「その男」に天知茂がキャスティングされており、身分を隠して弱っちい芝居をしているもんだから、印籠持ち一行と「被る」。最後は「隠密」が悪を撫で斬り、亡妻の仇も討ち果たす。彼と、男運のわるい旅籠の女中の恋もからめられている。

ロケ地
  • 諏訪湖、舞子浜。松林で岡谷太鼓の稽古が行われていて、沖山浪人が現れ仙太の代わりにならないか、村の衆に問うシーンがある。権現崎が映り込んでいる。
  • 城代・斎藤邸、随心院薬医門。江戸から早飛脚が着いたというシーンで、前に馬が繋がれている。夜間撮影。
  • ラストシーン、お久を待つ「沖山浪人」のところへ、老公一行がやってくる街道、酒屋神社前道隈。参道と池、神社前の坂や遠景に里や山並みが映り込んでいる。城下へ引き返してゆく沖山は、谷地田沿いの道。

2017/4/10

■ 水戸黄門 第二部 第18話「母子追分」1971.1.25TBS

 お金を受け取りに行って別行動の助さん、八兵衛に引き込まれ登楼するが、足抜き騒ぎに際会する。妓は、高熱で明日をも知れぬ子に会いにゆくのだった。
妓のダメ亭主、事に乗じようとする破戒僧、楼主の二足のわらじ等、金の匂いを嗅いだ悪党どもが五月蠅なす荒っぽい展開。

ロケ地
  • 碓氷峠をおりてきた弥七、仁兵ヱが金飛脚を襲うのを目撃するくだり、保津峡。はじめ山道から川沿いの街道を見下ろす画が出て、これは保津峡駅近くの50号、地道(に見える)。立ち回りは落合崖際にスイッチ、弥七の介入があるが飛脚は落下岩から↓河口汀に倒れている画もある。
  • 北国街道と中山道道別れで助さんを待つ老公、不明(眼下に谷内田広がる地道、祠とかも見える)。焦れた老公、待たずに善光寺へ行くと言い出す。
  • 格さんが先棒担がされて善光寺へ向かう街道、不明(下に棚田が広がる立地、7-11前とか、雄琴ICおりたところの仰木の棚田に似る)。文句たれてて、駕籠から放り出されるお約束あり。
  • 破戒僧が突然裏切って源七の手下をバラす山、不明(砕石場か)
  • 老公が参詣する善光寺、不明(どこかのお寺の堂内と思われる)。読経中なのに、弥七の報告を聞いて下品な大声で笑ったりする。
  • 小諸イメージ、千曲川越しに小諸市と浅間連峰を望む図。一行がゆく街道は、先に出た仰木地区と思しき棚田の中の道。

2017/4/7

■ 立花登青春手控え2 第一回「片割れ」2017.4.7BSP

 叔父夫婦が家をあけた日、留守を任されていた登は急患を診る。見るからに凶悪な面構えをした男の刃物傷を縫ってやる登だが、このあとこやつが賊の片割れではという疑念がきざし、捕物に関わってゆくのだった。

ロケ地
  • オープニング、江戸の町の坂を駆け上がる登、金戒光明寺永運院下坂(南側に町合成)。江戸への道中、雪嶺と菜畑のロングの街道は素材不明、近景の街道は大堰川堤。くろ谷のは撮りおろしか。
  • 賊に登のことを告げた元囚人・与吉を問い詰める藤助たち(直蔵と登と三人で)広沢池観音島。はじめ十一面観音の前、与吉は逃げて島南側の池底に移動。葦にちょっと作為。原作設定、与吉の長屋は二ッ目橋近くの林町二丁目、ここへ行く際通るのは竪川べり土手。
  • 与吉に案内させて「片割れ」のヤサへ行く際通る竹林、北嵯峨か。家は松竹セットの「酵素似」のアレ。

2017/4/6

■ 水戸黄門 第二部 第17話「縄張荒らし」1971.1.18TBS

 隣村の同業のシマを狙う網元あり、しかし後継ぎの養子は「敵」の娘と恋仲。暴虐つのり、遂に倅と縁を切り力押しで乗っ取りに出るが、相手方の網元宅には、老公らが滞在していた。

ロケ地
  • 新潟・磯浜の海辺、不明(日本海ロケか、海に張り出した崖と、粗砂の汀に巌突き出す浜。背後の丘には松林、篠竹が生えた個所も見える)
  • 網元・藤田屋の娘・お小夜に話を聞くくだり等に出てくる里の景色、石積護岸の続く「浜辺」は海津あたりの琵琶湖岸か。波が湖っぽい。
  • 佐渡屋の嫌がらせで焼かれる網小屋、琵琶湖河口州の草原か。派手に炎上。

2017/4/3

■ 水戸黄門 第二部 第16話「佐渡恋情」1971.1.11TBS

 佐渡の奉行は、恒例の歓迎行事で美人を物色する、癖のわるい好色家。見初めた娘が振矩師の跡取りで既に相手もいると断られクサるところ、当の娘をめぐる恋敵がトンデモ情報を提供しに来る。
正体を明らかにした老公がいて、もたらされたネタも相当ヤバいのに、スケベ親爺の情熱は燃え盛るのであった。

ロケ地
  • 佐渡イメージ波頭、港や里の浜辺(汀は粗いが丸い礫)、日本海ロケか。師匠が弟子・啓介(字は適当)に呼び出され、娘と弟弟子のことでクルスを突き付けて脅されるくだりには、アーチ状の海崖なども出てくる(蘇洞門みたいな感じの地形)
  • 奉行所へ駆け込みクルスを出して訴えるも、はかばかしい結果を得られず怒って帰る啓介、奉行の指示であとをつけた与力が彼を襲う町角は神光院。西門を入り、蓮月庵前を過ぎたあたりの境内でばっさり。悲鳴を聞きつけた助格が駆け付け。

2017/4/1

■ 水戸黄門 第二部 第15話「叱られた黄門さま」1971.1.4TBS

 老公が米俵に腰かけて、老農婦にこっぴどく怒られる逸話入りの話。その婆さまは一人暮らし、若者は郡代の敷く苛政のため出て行ってしまっていた。
郡代の不正を暴くため妾になった妹と、仕えるふりをしている兄の悲話が縦糸となる。

ロケ地
  • 郡代・林平左衛門が酒田から戻ってくる、山形城下に近い街道、北嵯峨農地竹林脇。道端で平服している民の中に、老公一行が混じっている。後段、弥七たちが追いつくと、格さんが連行されていくのを見るシーンも。
  • 北山のおばあ(笠置シヅ子)の家、民家戸口まわり(母屋は萱葺、これに続く形の敷地内の塀があり、小さな門も付いている。捕り方が殺到する際の見返りの画では、入口の蔵と向かいの塀が映っている)
  • 平左衛門邸裏口、不明。
  • 弥七が逃がした兄妹、二人を敵とみなす元朋輩・河合が斬りつけてくる夜道は下鴨神社河合社脇。許婚だったお静が斬られてしまう。このとき、弥七が牢でドッカン、あたりが一瞬赤く染まる演出がなされている。
  • 格さんを騙して老公に会い害そうとする平左衛門、上賀茂神社奈良社脇〜北神饌所前。河合が平左衛門と相討ちに。
  • おばあに見送られ当地を発つ一行、走田神社社叢脇か。

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