時代劇拝見日記
2018年8月

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2018/8/11

■ くノ一忍法帖 蛍火 第9話「呪い絡繰り」2018.8.7BSジャパン/松竹

 任務を終えての帰途、人として見逃せぬ案件に引っかかるお蛍。他のくノ一たちもやむなく協力するが、城助は彼女たちに冷水を浴びせかける。結果、謹慎で済まされるものの、憎からず思うひとの別の顔を知り、心は揺れるのであった。

ロケ地
  • 上総・茅野城イメージ、伊賀上野城天守(遠望の図)
  • 家老・秋山が、中老・木島に彦左衛門を極刑に処すと申し渡すくだり、お城イメージに伊賀上野城天守(拝観口下から見上げの図)
  • 秋山が悪徳商人・伊藤屋と密談する町外れの別邸、楊谷寺書院を上書院から見下ろす図。夜景で、障子に灯りがさしている。役者出ず。
  • 城助がお蛍たちを連れ出し諭す野原、酵素河川敷。木の下に卒塔婆等演出、設定は野末の墓地か。

2018/8/9

■ 水戸黄門 第三部 第17話「二つに別れた黄門主従」1972.3.20TBS

 堺入りした老公と格さん、目当ての茶道具屋へ入るが、向かいにも同名の店。先代亡きあと分裂して本家宗家を名乗りいがみ合うところ、双方の娘息子は恋仲というお決まりパターンだが、トラブルを利用して乗っ取りを企んだ悪番頭が仕掛けた罠が、諍いを解くきっかけとなる。

ロケ地
  • 町をゆく本家の娘・おようを呼び止める、宗家の若旦那・六之助、白川巽橋(辰巳大明神の玉垣越しの画も)。駆け落ちの相談を持ち掛けるのは八坂神社境内(本殿裏手)。このあと、六之助を振り切って走り戻るおようが、巽橋上で大坂城代側役とぶつかる次第(スケベ心を発す)
  • 加賀藩大坂屋敷へ出向く宗家の番頭・市兵衛、駕籠がゆく道は北嵯峨農地竹林際。竹林側から農地を見る図。

2018/8/8

■ 水戸黄門 第三部 第16話「あほんだら兄ちゃん」1972.3.13TBS

 舞台は河内・八尾、晴れて会える弥七とお新を二人にしてやろうと気遣う老公。しかし当地では、お初徳兵衛よろしく曽根崎新地から逃げてきた恋人たちを追って、悪代官たちが繰り出して大騒ぎ。そのうえ、逃げた遊女の父の暗い過去や、グレた兄のどたばたがからまり、過剰な河内弁と相俟ってしっとりした再会など吹き飛んでしまうのだった。

ロケ地
  • 八尾の町をめざす一行がゆく道、谷川沿い山中(大和川とか言ってたけど谷深すぎ)。「右京街道、左八尾久宝寺大坂道」の道標が立つ道隈、北嵯峨農地竹林際。こっちへ行けば宿泊予定の八尾御坊寺内町だが、自分は神宮寺・恩智・教興寺をまわると老公が言い出し、お新一人を弥七と合流予定の八尾へ行かせる。北嵯峨のここは、このあと設定は違えど街道筋として何度も出てくる。
  • 京大坂の薩摩屋敷の動向など調べてきた弥七、八尾へ向かう途中代官・弓削と油屋一行にからまれるシーンは金戒光明寺本堂前〜茶所前(一行のヤクザどもがわらわら出てくる)〜参道石段(ここで立ち回り、途中人違いと判明)
  • お久(曽根崎の遊女)が雲助にさらわれ危ないところ弥七が通りかかり助けるくだり、駆け落ち相手の男が吊るされている木は鳥居本八幡宮広場。お久が連れ込まれた古墳(?)も同所に石室入口を設営。
  • お久の父・惣兵衛の家(長瀬川船着の近く設定)、木津河原に設営か(葦原のほか、砂地と流れがちらり)
  • 親の家財を売り払って作った金を付け馬に返さず、もう一度博打をうつと言い放つ半次(お久の兄)、常光寺設定の境内は神光院中興堂前。同刻、寺の小坊主に町の様子を聞く弥七は神光院西門から入ってくる。
  • お久を金と引き換えに渡すとの半次の申し出を受け、滞在していた寺からどっと繰り出して来る代官一行、神光院山門(源正寺とか書いてあったような)
  • 半次が代官たちをおびき寄せ父の仇を討とうとした古墳、山中の林に設営か。酵素みたいでもある。

2018/8/7

■ 水戸黄門 第三部 第15話「忍びの掟」1972.3.6TBS

 伊賀入り前に案じたとおり、忍びに襲われる一行。しかし柘植者は襲撃、名張者は護衛という奇妙、全ては城代が無用の忍者を始末するための陰謀であった。
弥七の過去のほか、九郎太の前歴も明らかとなる回、おまけに死んだはずの藤吉まで現れて、忍者大作戦が派手に展開される。

ロケ地
  • 伊賀の山里、忍びの日常は百姓と語られるくだり、名張者のかしらの館は民家長屋門を前畑越しに見る図。今は無い大木が畦に生えている。かしらの娘の茜が、お茶を持って長屋門から走り出てくる。田には稲架が出ている。
  • 伊賀上野城、本物を南西石垣越しに天守を見上げる図。拝観口に寄った画も出てくる。芝居は無し、イメージ映像。
  • 弥七が見つかってしまい名張者とやりあう竹林、北嵯峨か。
  • 柘植の里、かしらの館は不明(前にスロープ・門は萱葺。また又三匹第4話のアレと思う。2008年の水戸黄門第38部にも出たかな)。九郎太が城代の文を持ってかしらに会うくだりで出る。九郎太は裏切者とか言われ依頼は断られるが、名張との争いを煽って言うことを聞かせる次第。後段の老公閉じ込め・爆破炎上はもちろんセットと書割。
  • 名張の小弥太が老公に会いかしらの意を伝える茶店、酵素ダートの小崖か。茶店の親爺が既に柘植のかしらで大ピンチ、格さん崖落ち。
  • 崖落ちの格さんを見つけ助けるお新、保津峡落合河口巌。柘植者が出て危ないところ現れた奇怪な助け手、中の人は藤吉でやっぱりヤバくなるが、茜たちが駆け付け。
  • 当地を発つ一行、北嵯峨農地竹林際(大石置いてある道隈、石は大量)。石の陰からお新が見送り、木の上に藤吉がいて毒づく。

2018/8/6

■ 水戸黄門 第三部 第14話「激流の死闘」1972.2.28TBS

 格さんが助けた武家娘は、重い使命を帯びていた。家老と組んだ悪徳商人が米を抑えるなか、領民を救うため禁断の他国米買い付けを企図する兄用人、その意を受け動く彼女を命がけでサポートする格さん、陸路を封じられるものの激流を下っての搬送という荒技に打って出るのであった。

ロケ地
  • 伊勢山田へお使いに出ていた格さんと八兵衛、老公と合流すべく亀山へ向かう街道は保津峡沿いの道か(導入はロング)。行く手で剣戟、浪人に囲まれる武家娘は保津峡落合崖上。ついていた郎党は膾で崖落ち。
  • 熱田神宮を参拝する老公、イメージに本物の画像を挿み、手水をつかうシーンに近江神宮手水舎を使う。二の鳥居も見えている。
  • 武家娘・よしえとその兄の亀山藩用人・河合に訳をきいた格さん、百姓に変装してよしえと宿場を脱出したあと、行商人に着替える小屋は不明(林の中の小屋、土壁露出)
  • 格さんらが米搬出のため菰野藩蔵奉行と会う菰野領の庄屋屋敷、不明(広壮な門と萱葺の母屋、蔵も見える。門前には石積のアプローチ・両側田地っぽい)
  • 国境を崖上から眺める格さんとよしえ、不明。荷駄の列が来る道は湖南アルプスか(ロングの導入画面はバンクフィルムっぽい。地道で幼松が植え出されている)
  • 激流・早瀬川を下る米を載せた船、保津峡。九郎太が銃隊を伏せているのは落合付近岩場、これにクナイを投げて攻撃を妨害するお新は落下岩上に。川は鈴鹿川支流という設定。
  • 米が搬入されてしまったことを家老に報告する早馬が駆ける道、谷地田か。
  • 河合とよしえに見送られ当地を発つ一行、仰木棚田か(手前の橋が天神川・豊川橋に酷似。いまはこの橋の直上を県道が高架で通っているので同定が難しい)

2018/8/4

■ 水戸黄門 第三部 第13話「死を賭けた願い」1972.2.21TBS

 秘めた恋と正義に殉じる佐藤慶が、最高にかっこいい一話。
腹をくだし娘馬子に保護された老公と八に、神戸藩のお家の事情に付け込んだ九郎太が魔手を伸ばして来る。「秘密」とバーターで光圀を消せと迫られる家老、まさに土壇場で選んだのは、身を捨てての懇願であった。

ロケ地
  • 老公に犬山へお使いに出された助格、老公の口真似をしながら行く街道は木津河原か(砂だけの中州が見えている。二人は葦原に向かう)。直後の段の忍び襲撃の葦原は西の湖園地か(かなり広大)
  • 老公と八兵衛が大量の焼き蛤を食いどぶろくを飲みたおす茶店(富田在)琵琶湖岸松原に設営。舞子浜と思われる。後段、捜しに来た格さんがお新と鉢合わせするシーンも。
  • 案の定腹をこわしよろばい歩く老公と八、もう歩けないところで娘馬子が通りかかる橋は犬飼川下河原橋上。
  • 神戸藩(石川家)、お城イメージは上野城天守
  • 賭場で捕まった幸右衛門をひそかに釈放させた家老・中村小平太、秘密を喋りかねないオヤジを斬ろうとする城下の夜道は下鴨神社河合社塀際〜糺の森(大きな倒木が映っている)。格さんとお新が通りかかり介入、幸右衛門を助ける。このあと、昏倒した小平太は九郎太にお持ち帰りされてしまう。
  • 小平太の懇願を受け登城する老公、この間九郎太が忍びと急行する道は随心院長屋門前から北西角塀際。小平太の弟の役人が手勢を率い繰り出すのは薬医門前、二つの集団が鉢合わせするのは拝観口前。このあと助格も入って大立ち回りは拝観口前〜薬医門前、両門とも閉まっている。塀に飛び乗ったりするアクションがあり、セット併用。
  • 幸右衛門らに見送られ発つ一行、琵琶湖西岸松原(舞子浜と確認、権現崎が見える画も。鵜川から北小松にかけての町並みも映るが、かろうじて高い建物はまだ無いもよう)

2018/8/3

■ 水戸黄門 第三部 第12話「消えた密書」1972.2.14TBS

 郡奉行の横暴に苦しむ百姓が、黄門さまによって救われるといういつもの話に、お新が真実を知って本道に立ち返るエピソードを織り込んである。
この回に弥七がいっさい出ていないのも、憎いつくり。

ロケ地
  • 尾張領に入る老公一行、駕籠も放り出して急ぐ百姓にぶち当たられる道、走田神社社叢脇。その男は田んぼへ駆け入り、村長が郡代に捕まったと大声で呼ばわるが、そのシーンも神社脇の田んぼ(収穫後、はさ木が見えている)。このあと一同が詰めかける村長の家は社務所(後段も頻出、役人が押しかけるシーンもあり、捕り方の一人に福ちゃん)
  • 八兵衛が村長の息子・啓太を連れて遊びにゆく林、不明(雑木林)。後段も出てくる。ここで鳥刺し・義助に出くわす。
  • 義助の鳥見小屋、不明(山中の崖上?中はセット撮り)。ここで九郎太と話す。二人は旧知の間柄。密書を付けた鳩はここから放たれる。この付近の崖も不明、下に山道が見える画も。後段、藤吉が斬られて落ちる崖も同所と思われる。
  • 姉が捕らわれたあと逃げた啓太、追っ手に加え雷雨に遭い辻堂に逃げ込むくだり、大覚寺護摩堂前を通りセットのお堂に。このとき、老公らも降られてここへ入ってくる。
  • 当地を発つ一行をお新が待っている橋たもと、不明(山坂に架かる木橋、渡ると分岐とヘアピンカーブで、カーブの方はまた山道に続いている)。老公はお新に同道を勧めるが、弥七に会わす顔が無いとお新は去る。

2018/8/2

■ 水戸黄門 第三部 第11話「恩讐の通し矢」1972.2.7TBS

 岡崎の殿さまの武芸好みからはじまった悲劇が、時を経て昇華される感動話。
九郎太の使嗾を受けた悪家老が老公を狙う話を組み込み、「仇」も「遺児」も身の立つようにはからう老公の情けが描かれる。

ロケ地
  • 岡崎手前の街道で、弓を持った浪人同士の諍いを見る老公、堂ヶ峠北側の坂。斬り合いの橋は千々川のもの。浪人の一人は出水憲司。福地が仲裁(後段、福地と老公が話す坂には、石積が見える。先の道はくねくね曲がっている。堂ヶ峠の南か)
  • 岡崎の殿さまが作らせた三十三間堂、上賀茂神社北神饌所。父を負かした福地の記録を掲げた扁額を眺める新八郎のシーンが最初に出て、稽古に来ていた彼を迎えに来る弓作師の娘・お雪は校倉脇から出てくる。後段、殿さま臨席で通し矢が行われる際には、幔幕等が演出されるほか、殿の御座所が鳥居前に設置されている。
  • 九郎太の企みに乗せられ老公を矢で狙う新八郎のくだり、山道と崖(かなり高いところ)。福地浪人が阻止する。
  • 家老の手先による暗殺から新八郎らを救った助格、彼らを一夜隠していた神社は走田神社、本殿向かいの蔵。ここでは、通し矢開始の触れ太鼓を聞いてはやる新八郎を止めるシーンもあり、参道が使われ、摂社の鳥居など映り込むが、どのシーンにも本殿はあまり画面に入ってこない。
  • 新八郎らに見送られ当地を発つ一行、山裾の地道(堂ヶ峠南側の田畦に似る)

2018/8/1

■  水戸黄門 第十四部 第37話「野望を断った天下の名刀」1984.7.9TBS

 いよいよ高松だが、老公がストレートにお城に入る訳も無く、お茶目な経緯でうどん屋に入り込む。老公を警戒し、殿さまを持ち上げ陰謀に落とし込もうとする古狸は、柳沢の意を受けていた。

ロケ地
  • 巡礼姿で街道をゆく一行、明日は讃岐入りと話す茶店は大内か。奥に坂道。
  • 高松城イメージ、岡山城天守。栗林荘の改修普請は大覚寺護摩堂裏に演出。
  • 老公の計略で、八兵衛のみいつもの姿に戻り、自分は水戸老公の先触れと言って回らせるくだり、大内亀岡道、辻堂前、亀岡道の坂など。
  • 頼常が「無断で城普請」の証拠となる図面を柳沢のもとへ届ける忍び・小南が、弥七に阻まれる夜の林、大沢池畔林間か。
  • 事後、歓談の父子のシーンの前に出るイメージの庭、二条城清流園
  • こっそり城を抜け出し街道をゆく老公一行、山道は大内付近か。

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