時代劇拝見日記
2019年10月

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2019/10/31

■ 水戸黄門 第五部 第16話「陰謀の罠」1974.7.15TBS

 広島へは、入る前から早馬を見たりして不穏。果たして城内では陰謀が進行中、政敵を葬ろうとした家老は、とんでもないお上人様を引き入れていた。

ロケ地
  • 瀬戸の島々を望む丘、不明(茶店の裏手に松。早馬が駆ける下の道は林道っぽい)
  • 一行が城下近くに来ると、家老の使いが拝跪して待つ道、走田神社鳥居前。暫時休息をと勧められ入る百姓家は社務所(カメラ内側から。日向守の背越しに駒をとめた外の道が見える)
  • 宿から姿を消したお新を案じ捜しまわる八兵衛、大阪城堀端〜極楽橋たもと(親切ごかしについてきた玄竜の手下の僧が、弥七と思った濠の死体は仲間という寸法)。このとき八兵衛が見る、姫を乗せて馬を駆るお新は空堀か。
  • 姫や兵庫に見送られ城門を出る一行、大阪城青屋門。このあと極楽橋を渡る。

2019/10/25

■ 水戸黄門 第五部 第15話「黄門さまの鬼退治」1974.7.8TBS

 ところは岡山、ゆかりの地で「桃太郎」を助け鬼退治をする老公。生き別れの母子再会の情話の裏に、玄竜と組んで悪事をはたらく藩勘定役という図が来る。
  • 岡山へ三里の、里人が騙りの桃太郎を追っかける街道、酒屋神社付近か。助格が新田開発の見事さを賞賛すると、老公が苦言という画の際、池上が干上がりかけた溜池が来ていて、あたりは棚田と竹林。あとで弥七夫婦が怪しの桃太郎一座を見る道も同所か(この際は神社付近の道隈らしき図も)
  • 旅籠へ保護するも出奔した桃太郎少年を追った老公、桃太郎が子供相手の飴売り営業をはじめる神社は上賀茂神社奈良社鳥居前。その後桃太郎の身の上を聞くのは渉渓園(桃太郎が水を飲んでいた小川はここの遣水)
  • 桃太郎とその母に見送られ当地を発つ一行、北嵯峨農地農道。

2019/10/18

■ 水戸黄門 第五部 第14話「妖怪の仇討」1974.7.1TBS

 姫路入りした一行、まず聞くのは妖怪の噂。五年前現れて前指南役を殺害したそれと、今出ているのは違うと断じた老公、そのうち窮鳥が懐に飛び込んでくる。

ロケ地
  • 姫路城イメージ、本物の天守や城内をいろんなアングルで出す。ラストには天守から下を見た画も出る。
  • 城代や志津たちに見送られ去る一行、城内石垣際は大阪城内、渡る橋は極楽橋。天守は映らない。

2019/10/7

■ 水戸黄門 第五部 第13話「浪花女のど根性」1974.6.24TBS

 商売敵の執拗な妨害を受け難儀する、女だてらに木綿問屋を切り盛りする娘を見て、老公は助力を決意。ヤクザに脅迫されていた織子たちは解放され、「難題」の品は間に合うが、土壇場で役人を巻き込んだ工作をされ万事休す。ここへ、印籠の登場と相成るのであった。

ロケ地
  • 先を急ぐお加代の駕籠に蹴散らされる老公たち、街道は小橋あり林あり坂あり棚田あり、堂ヶ峠付近に似る。ここは反物を確約してくれる十兵衛宅のある里付近という設定、里は萱葺がいっぱいの山里。
  • ヤクザの妨害が既に入っている上ノ山の里、不明。街道は霧に包まれた林。
  • 里人が消えてしまっている谷合村、不明。萱葺もある山里。

2019/10/4

■  水戸黄門 第五部 第12話「討たれに来た男」1974.6.17TBS

 京を見てきたあと、大原へ立ち寄った老公は、いかにも訳ありな侍と出会う。彼は18年前仕出かした「罪」を胸に刻み、苦悩の日々を生きてきたのだった。
贖罪の対象の娘が、代官の馬鹿息子に言い寄られ難儀するのを助け、父代官を懲らす一幕が挿入されている。

ロケ地
  • 大原女と行き会い、その真似をする八兵衛を見て笑う一行、本梅川若森廃橋上。背景に藪田神社社叢が来ている。歩み出した老公が草鞋の紐を損じる道は右岸堤。橋は後段、大原女に化けたお新と姫が通る際にも出てくる。
  • 草鞋を呉れた侍が茶店にいるのを見て立ち寄る老公、街道は北嵯峨に似た竹林際の地道(有村が助けた娘は農地側に落ちる)、亀岡か。ここは後段、代官が人数を引き連れて押し寄せるシーンにも出てくる。
  • 山道で老婆を早馬から助ける有村、湖南アルプス山道。つけている助格に気付き隠れるお堂は迎不動。山道は、18年前有村がおゆきの祖父を斬った現場でもある。
  • おゆきの借金を播磨屋へ返しに行くも断られる有村、帰り道に囲まれ斬られかける八坂神社は本物。まず西楼門が映り、立ち回りは本殿裏手(北側)階と絵馬堂あたりで。
  • 僧形となった有村、およびおゆき父子に見送られ当地を発つ一行、本梅川左岸堤。カメラぐるっと回り、四方が映る貴重な映像。もちろんまだR372は通っていない。

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