時代劇拝見日記
2019年12月

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2019/12/30

■ 水戸黄門 第五部 第26話「福江城の対決」1974.9.30TBS

 老公が押し込められた蔵の爆発前から再開、敵かと思われた朝勇実は朝英の弟で、一行を死地から救う。そのあとは、図に乗って殿さまを隠居に追い込んだ悪家老父子と玄竜を退治にかかる運び。長旅を共にした姫と別れ、戻り旅を思う老公であった。

ロケ地
  • 福江城イメージ、彦根城天守と上野城天守。
  • 一行を伴い玉之浦を目指す朝勇、琵琶湖岸。
  • 城の警備を見に行く弥七夫婦、城門は芦浦観音寺門。このあとも出て、朝勇カチコミで警備兵の福ちゃんをのしたり、藩主と姫が老公を見送ったり。
  • 海辺に立ち、戻り旅を思う老公、琵琶湖松原。

2019/12/23

■ 水戸黄門 第五部 第25話「黄門爆殺計画」1974.9.23TBS

 長崎入りした老公、町でならず者にからまれている娘を助けるが、それは明国の亡命王女という奇縁。悪徳商人とつるむ長崎奉行を懲らしたあと、罪を許して王女を江戸へ送り届けさせようとするが、悪人ばらは己の身の丈でしか人を量れないのであった。
安里姫が玄竜の手に落ち、老公らは蔵に籠められそこが爆発炎上という段で中ほど。

ロケ地
  • 崇福寺、本物の山門をイメージに用い、それを見上げる老公一行の画は萬福寺境内で撮影して切り替え。
  • 長崎の町、坂をのぼる老公たち、金戒光明寺長安院下坂〜鐘楼脇へ出る。
  • ザンパノみたいな芸をしていた怪しの男をつける弥七、手合わせするも逃げられまかれるシーンの一つに萬福寺境内竜宮門付近。
  • 神社に参詣する老公一行を凝視するその男・朝勇、不明。彼が大道芸を披露していたのもここの境内か。
  • 荒木屋ですっかり事情を聞いたあと、公主らと唐寺へ赴く老公、萬福寺境内(大雄宝殿基壇か)。公主と話す安里姫は回廊。
  • 奉行とその部下の奸計に落ち連れ去られる安里姫、弥七の追跡一歩及ばず船に乗せられるのは琵琶湖岸。藤ヶ崎龍神と思われるが、岩の形が些か疑問。まさか大崎寺の下?姫は船から爆発炎上を見る運び。

2019/12/20

■ 水戸黄門 第五部 第24話「二人の御老公」1974.9.16TBS

 大親友・シゲさんと久闊を叙す「クニさん」老公、同じく隠居の光茂公も微行が大好き、大殿の善行たる慈悲小屋を見に行ってほろ苦い思いもし、理不尽な刺客にも遭う。お忍びに影供が付いていたことを知ってしまうシゲさんだが、野暮は言わないのであった。

ロケ地
  • 佐賀へ二里の長崎街道をゆく一行、堂ヶ峠北側の道。シゲさんに会える喜びに足取りも軽い老公、千々川の橋や73号へ通じる坂が見える。
  • 一行の前に出て平伏、迎えの駕籠へと老公をいざなう八戸たち、駕籠がゆく道は北嵯峨農地竹林脇。駕籠を見て不審がる行商人は堂ヶ峠
  • 龍造寺の遺臣たちが出て平伏する寺の山門、西壽寺山門。このあと彼らの話を聞く老公は本堂西側の石塔前に腰掛け。
  • クニさんが危険と知った光茂公、槍をとり騎馬で駆け付ける道は北嵯峨農地竹林脇。このあと西壽寺山門から面浮立の衆に扮した遺臣たちを先頭に、老公らが出てくるのに出会う運び、爺さまたちは抱き合って喜ぶ。
  • その場を逃れた遺臣たちが面をとる林、鳥居本か。諫早も出てくる。
  • 光茂公が抜け出すのを遠眼鏡で見ていた当主の綱茂、手配した影供が出てくるシーンは広隆寺東塀(木あり)
  • 汚いカッコしたシゲさんとクニさんがゆく竹林、北嵯峨か。白湯を呉れた老婆の家から逃げて来た二人が一息つく畦道、不明(萱葺とか映ってる)
  • 今泉村の慈悲小屋で、大殿の慈悲とうるさく言われてキレた老百姓が役人に連行されたあと、二人しおしおと佇む水辺、大覚寺大沢池堤水門前(蓮の葉びっしり茂る)。ここで猟師のかっこうの八戸が出て火縄銃を突きつけ、寺へ行くよう脅す。飛び出そうとする影供を抑える助格、農地側から堤へ上がってくる。
  • シゲさんと老公が連れて行かれる寺、赤山禅院門〜境内(ここで弥七出たのをきっかけに大立ち回り)。諫早切腹後、遺臣たちの死屍累々を見るシーンは参道。
  • 当地を発つ一行、堂ヶ峠北側の道。畑地から道を見た図も同所か。

2019/12/16

■ 水戸黄門 第五部 第23話「野望の代償」1974.9.9TBS

 藩重役に斬りかかり失敗した男女を、行きがかりで助ける格さんと弥七。彼らは、御舎弟に阿り私腹を肥やし若君の命を狙う、獅子身中の虫を誅せんとした兄妹であった。

ロケ地
  • 唐津へ向かう一行、浜沿いの街道は琵琶湖岸松原。漁村にしつらえ。
  • 結城と妹の梓が民部を襲う夜道、映画村内広隆寺塀際か。
  • 唐津城、本物の天守をイメージに(ロング)。藩の情勢を語るナレーションの導入。後段、身分を明かした老公が登城する際にも出る。
  • 民部の付け人に後れをとった格さん、悔しくて助さんに型を使ってもらう神社、不明(朱の鳥居を二人入ってくる…向こうは坂か。型をつかうのは祠脇。山中?)
  • 梓をおびき出すため、兄の遺骸を引き回す徒士組たち、映画村セットの城下から下鴨神社糺の森(ここで立ち回り)
  • 利久も民部も責めず、却って告発した滝山を叱ったあと、老公が見学に向かう登り窯、行く道は酵素ダート、窯は河川敷に小屋を設営してある(中へ入るとセットに切り替わり。錠かけられて籠められ危機一髪の運び)。ラス立ちも同所。
  • 利久らに見送られ城を出る老公たち、彦根城天秤櫓前廊下橋。当地を発つ一行がゆく浜、琵琶湖岸(東岸と思われる)

2019/12/1

■  水戸黄門 第五部 第22話「八兵衛女難」1974.9.2TBS

 厠へ入ってて置いてけぼりになった八兵衛、慌てて追っかけて山中で迷い、溺れてる男を助けるとそいつはコソ泥。その挙句、偶然同名であったそやつの身代わりにされ、女を騙して孕ませたと皆に責められるハメに。そのあともいろいろ散々な目に遭うが、悪八兵衛は盗っ人の一味で結局露見、きっちり懲らされるのであった。

ロケ地
  • 八兵衛が迷い込む、大宰府・飯塚間の山中、保津峡落合崖道〜落下岩。軽業八兵衛を助けてやるのは落合河口、衣を乾かすのは近くの岩場。
  • 寺社詣で続きで助格うんざりのくだり、スタートの太宰府天満宮は本物の本殿と太鼓橋心字池、飛梅などイメージに挿入。いつまで続くと愚痴ってると老公のカミナリが落ちる神社、不明(長岡天満宮のように石段上がってすぐ鳥居、しかし本殿の前に床かいてなくて地続きの拝殿)
  • 監禁してあった八兵衛が逃走、助格が追って博多へ急行する街道、北嵯峨農地竹林の道。事後、一行が見送られ発つ道も同所の竹林脇。ここでは、一行が去ったあと中老(中村錦司)が馬で駆け付け老公と知り皆で拝跪、の一幕あり。

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