時代劇拝見日記
2020年10月

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2020/10/17

■ 水戸黄門 第十六部 第29話「鬼面に隠れた忠義の心」1986.11.10TBS

 盛岡へ入る手前、行き暮れた一行が宿かる先は世捨て人の浪人が住まう小屋。殿さまを諫めて勘気を蒙っての隠棲だったが、心の奥には邪まな者どもを捨て置かぬ正義の思いがふつふつと滾っているのであった。
タイトルの鬼面は、毛馬内が同志を救いにやってくる際の変装グッズ。自らを岩手伝説の鬼・羅刹と名乗る。

ロケ地
  • 盛岡目指し行くものの暮れてきて、香織は熱で倒れる竹林、北嵯峨か(両側が竹、陵付近か)。辿り着く民家(毛馬内宅)、林は鳥居本か(後段にも出てきて、雑木まじり竹林とかも)
  • 外出した毛馬内をつける助さんのくだり、蔵のサイドに竹保管棚が付いたアレ、北嵯峨か。
  • 鹿角金山、砕石場跡か。バラスのでっかいのみたいな大石がごろごろ、岩肌は白っぽい。採掘跡を養生した斜面みたいなのや、大砂防みたいな構造物も見える。お城の基壇みたいな石垣も映っている。
  • 毛馬内と八千代に見送られ発つ一行、北嵯峨農地農道。

2020/10/12

■ 水戸黄門 第十六部 第28話「娘を救った偽黄門」1986.11.3TBS

 お約束のニセ黄門出現ネタ、シナリオだけではなく演者によって趣が異なるが、今回は長門勇なのでおおらかお笑い系、悪党に消されかけて世直しのヘルプとなる。
家老以下悪人どもは結託して、南部領の材を伐採するという荒技をかましていた。

ロケ地
  • 弘前へ向かうも雪の林で迷い行き暮れる老公たち、夜の林は鳥居本か大覚寺か。
  • 泊めてくれた村娘・おきみと共に城下へ向かう老公たち、偉い人が来ているからと役人に追い返される道は大覚寺大沢池畔。
  • ニセ黄門のことや、連れ去られた村人たちのことを調べてきた助格、報告を聞く老公が待っていたお堂は大覚寺護摩堂、内部はセット撮り。
  • 村人たちが伐採に従事させられている檜山、植林杉の山。ニセ一行が消されかける山上の広場は神護寺かわらけ投げのあそこか。
  • ニセ一行と別れる老公、中ノ島橋上。
  • 当地を発つ一行、桂川松尾橋上手右岸汀

2020/10/9

■ 水戸黄門 第十六部 第27話「陰謀暴いた男の友情」1986.10.27TBS

 佐竹藩のご落胤騒動は、家臣と助さんが親友だったことで解決をみる。使命を帯びて調査に赴く友を、悪者の手から逃がした助さんは身代わりとなり、まさに土壇場まで行くのだった。

ロケ地
  • 友に会うため一人久保田へ向かう助さん、街道は山道。お城イメージ、不明(樹々の間から櫓がのぞく)。その友・八郎が捕り方と争う道、北嵯峨か(植込み際、陵近く?)
  • 老公らがゆく道、酵素ダートか。片側崖、反対側は深い森。
  • 八郎がご落胤の出身地・鷹巣村へ赴くルート、竹林脇〜峠(ここから見下ろす里イメージの谷地田、大内か)。藤蔵の屋敷跡は幼松が植えだされた山の裾?
  • 藤蔵の菩提寺・徳林寺、西明寺。山門、本堂、鐘楼近くの境内を使う。忍びが入り込んでいて和尚は斬られており、八郎も深傷を負う。
  • マタギの案内で山道をゆく一行、雑木の山?八郎は担架で運ばれ。
  • 当地を発つ一行、藤蔵邸跡と同所。

2020/10/5

■ 水戸黄門 第十六部 第26話「おてんば姫君七変化」1986.10.20TBS

 出羽・亀田の城下へ入る一行だが、姫様の婚礼とかで人が溢れ大騒ぎ。そんななか、まず助さんが極端に世間知らずな「尼」を拾い、老公は曰くありげな「浪人」を見る。婚礼間近の姫と若様は、ともに出奔中であった。

ロケ地
  • 亀田藩城イメージ、 郡上八幡城。樹々の間に天守が覗くロングの画。
  • 鶴姫が尼さんの衣装を強奪して出奔、お供の者たちが血相変えて捜しに繰り出す寺の門は常寂光寺仁王門
  • 助さんが追われている「尼」を連れて逃げ込むやしろ、平岡八幡宮(石段を駆け上る)。内部はセット撮りで、姫を百姓娘に化けさせたあと連れて出るシーンは舞殿脇、領民に無体をはたらいていた目明しどもと立ち回りは石段下。
  • 亀田藩城の石垣をのぼる弥七、不明。けっこう反りがある。
  • 老公らが若様のお供に扮して行列のくだり、渡る橋は村のセットだが、イメージに渡月橋橋脚を洗う流れを挿んである。お城イメージ、郡上八幡城天守真下から見上げ。
  • 当地を発つ一行、広沢池東岸汀から土手へ上がってくる。この前に挿入される川イメージは桂川の瀬か(ユリカモメ入り)

2020/10/1

■  水戸黄門 第十六部 第25話「黄門様を叱った娘」1986.10.13TBS

 娘馬子と知り合う老公、いいコなのに村人は彼女を疫病神と呼び忌み嫌う。それは、彼女の父の庄屋が直訴を企て刑死して以来、年貢を増やされてしまったせいであった。殿さまをそれでも一途に信じる娘のため、家老たちの不正を暴きに老公たちが動く。
タイトルは、米俵に腰掛けてこっぴどく怒られる老公の、例のネタ。

ロケ地
  • 庄内領へ入った一行が休む茶店(八兵衛爆食)、および馬子・おはなと出会う山道、林道か。
  • おはなの父が参勤の殿さまに駕籠訴をした回想シーン、行列が来る道は酵素ダートか。取り押さえられる林は鳥居本?
  • 直訴の覚悟を決めたおはなが早暁走る道、山道。老公の指示で馬を駆りおはなを捜す助さん、北嵯峨農地竹林脇〜山道。
  • 帰国した殿さまがお忍びで領内見回りのくだり、北嵯峨農地(殿さまは竹林脇の道、田地から遠望の図)。この前に出る、役人に追い立てられる百姓衆のうしろの小屋も北嵯峨か(竹保管の棚が壁に付いているアレ)。精米作業を見るシーンは、大覚寺天神島にいる殿さまを北から見る図(作業場は「北岸」)。殿さま一人を釣り出すくだりは、大覚寺天神島池畔(格さんが大八曳いて通る)〜五社明神(家老を当て落として殿さまに「お引き合わせしたい方が」)
  • いなくなった殿さまを捜す家来たち、鳥居本八幡宮林間と小柴垣か。
  • 当地を発つ一行、野道。

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