時代劇拝見日記
2020年12月

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2020/12/25

■ 水戸黄門 第17部 第1話 1987.8.24TBS

 西山荘にて晴耕雨読の日々を送る老公、助さん格さんもそれぞれに御用をつとめるが、「増上寺刃傷」により平穏は断ち切られる。
柳沢の意図により存続の危機にある鳥羽藩、その江戸家老が放った密使、および国家老が老公に差し向けた使い、いずれにもに関わってゆくファミリー。
老公は将軍に拝謁し、鳥羽藩への裁可猶予を願い出て許され、自ら彼の地へ赴くのであった。

ロケ地
  • 老公、お銀、八兵衛が野良に出る西山荘近くの畑、山裾の田地。山は雑木の山、裾に竹林も見える。
  • 水戸家の名代で朝廷に献上鮭を届けた帰りの助三郎、行列がゆく街道は北嵯峨農地畦道〜竹林脇。設定は駿府手前。
  • 家綱の法要が行われる増上寺、イメージの広壮な二層門は本物?参列者が入ってゆく門は大覚寺大門
  • 鳥羽藩江戸家老から城代への急使が馬を駆る街道、木津堤(バンクフィルム?)〜木津河原?
  • 密使が斬られ落命したあと、水戸へ走る弥七、北嵯峨農地両側竹林の道。知らせを受けすぐ水戸を発つ老公、江戸へ向かう道は北嵯峨農地竹林脇。
  • 鳥羽藩城イメージ、湖岸越しに見た彦根城天守。湖は琵琶湖かどうか不明、いずれにせよ合成モノと思われる…天守あんなに大きく見えないはず。
  • 甚内が吉保に会う庭、枳殻邸印月池畔(芝地にガーデンセット置いてある)、侵雪橋上。二回出てくる。
  • 城代の娘・弥生は御隠居の孫ということにして旅立つ一行、街道は北嵯峨農地竹林脇。

2020/12/18

■ 水戸黄門 第十六部 第39話「旅遥か恋の船唄」1987.1.19TBS

 うきうきと亭主を迎えにやって来た志乃だが、お銀と鉢合わせしぶんむくれ。一人でいるところ女を集めている悪党に付け込まれ、さらわれてしまう。
一方、先に潮来へ行った老公たちは、十二橋めぐりの娘船頭とその恋人が代官と組んだ悪党に追い回されるのに際会、巻き込まれる。
そしていつものように世直しがなされるが、もはや水戸領なので、中山備前に老公の雷が落とされるのであった。

ロケ地
  • 利根川を船で下る一行、木津川下流部。いったん上陸して志乃を待つ取手の茶店は土手か。このあとここで志乃とお銀鉢合わせ、怒った志乃は道を行ってしまい、お銀らが追いかけるが隠れられて×、というシーンは草ぼうぼうの道。
  • 潮来、水郷を船でゆく老公たち、西の湖園地(葦の間を船が行き交うシーンのほか、湖岸も出てくる)。鹿島屋の男衆が慌しく走るのを船から見上げる橋、焼田橋(後段も出てきて、立ち回りもあり)。娘船頭・おみつが佐太郎と一行を匿う際の家や、里の風景はこの付近か(一時隠れるお寺、蔵の間の路地など)
  • 仕方なく川沿いの街道をゆく助さん、木津堤(噂にくしゃみのシーン、対岸から撮った、専琳寺の甍がちょこんと見える画も出る)
  • 志乃を追ってゆくお銀たち、木津堤法面。なかなか追いつかずおかしいということで取手へ戻り、女たちが船に乗せられるのを見る夜の川は広沢池東岸
  • いったん水戸を去るものの、引き返すお銀、木津堤と法面。

2020/12/12

■ 水戸黄門 第十六部 第38話「命を賭けた用水路」1987.1.12TBS

 領民のため水路開削を進める代官、自ら野に出て百姓衆とともに汗を流す。しかし妨害の魔手伸び工事は遅れまくり、裏には作事奉行と悪徳商人。そして出来上がっていた濠も、山崩れを起こされて遂に埋まってしまう。

ロケ地
  • 雨ヶ谷村の水路工事現場、柳谷か。うしろの崖は頂部がモヒカン状態。
  • 小山藩城、不明(天守見上げ)
  • 発破で溝が埋まったあと、百姓衆が請願に繰り出すと大谷が手勢を率いて鎮圧に出る山道、谷山林道切通し。ここへ馬を飛ばす代官と助格の道も同所。
  • 当地を発つ一行、谷山林道頂上付近。

2020/12/5

■ 水戸黄門 第十六部 第37話「初春献上二人彫」1987.1.5TBS

 左甚五郎の再来と言われる彫物師、しかし酒と博打に溺れ仕事はおろそか。そんな彼を信頼し、献上の飾り彫りを任せてくれたご家老に大迷惑をかけてしまうところ、老公の諭しで改心。だが政争の闇が卯之吉の腕を撃ち抜くのであった。

ロケ地
  • 東照宮に拝礼する老公一行、朱玉垣の前。この前に陽明門がイメージとして挿入される。
  • 啓介(卯之吉の弟子)の入水を止めに行ってドボンの八兵衛、保津峡(落合付近か)
  • 父を窮地から救うため身売りを決意するおまち、参りに行く母の墓は神護寺かわらけ投げの崖付近か。
  • 滝行をしていて撃たれる卯之吉、音無の滝
  • 卯之吉を撃った狙撃手が消されるシーン、朱の鳥居。奥は杉林、鳥居前にステップ。
  • 当地を発つ一行、卯之吉の彫物が鯉に変じて泳いで行ってしまう谷川、清滝か。

2020/12/1

■  水戸黄門 第十六部 第36話「めざす敵は瓜二つ」1986.12.29TBS

 白河へやってくる老公だが、会う人ごとに悲鳴を上げられ忌避される。もちろん定番のそっくりさんモノで、似たヒトは口喧しくて吝嗇なだるま屋のあるじ。この爺さま、曰く言い難い過去を持っており、仇討ち騒ぎが巻き起こる。
老公が間に入っているので、仇の話は早々に解決、欲深奉行と悪徳商人の成敗に移行する。

ロケ地
  • 旅籠を断られた老公が仕方なく仮の宿にする荒れ寺、不明(門脇には腰板、門続きに塀あり)
  • 為替受け取りで送れた助さんと八兵衛、道で具合悪くなった美里を拾うお堂は大覚寺護摩堂。境の明神とナレあり。
  • 仇討ちの場、大覚寺境内広場か(遣水跡?)。幔幕が張り巡らされている。
  • 美里に佐倉藩主への文を渡す道、大覚寺大沢池北辺並木。美里と別れ旅行く一行は大沢池堤。

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