時代劇拝見日記
2020年2月

・日記目次 ・ロケ地探訪 ・ロケ地探訪表紙テキスト版 ・ロケ地一覧 ・時代劇の風景トップ
・このサイトについて ・サイトトップ

←2020/12020/3→

2020/2/29

■ 大岡越前5 第七回「新たな御法」2020.2.21BSP

 「旧悪免除」について、かねてより上申していた忠相だが、今回手掛けたケースがもろハマリ。お白州にて、将軍のお墨付きが披露される仕儀となる。

ロケ地
  • 南町奉行所、大覚寺明智門。忠相一家が桔梗屋の菓子を食べているくだりや、伊勢屋若旦那殺害犯の名が出るくだり、お白州開廷のアイキャッチと、三度出る。

2020/2/17

■ 大岡越前5 第六回「命を賭けた恩返し」2020.2.14BSP

 いつもしかめっ面のヤな奴が、男気を見せる情話。家も命も捨てて人を庇う彼を、超法規的措置で救う忠相に、政敵も脱帽なのであった。

ロケ地
  • 弥勒屋の女将の死を聞き駆けつけ、一目会わせろと求め騒動を起こした梅次をその場から去らせ説得する鴨田、仁和寺中門(内外)
  • 松平邸、大覚寺大門(昼間の画)。鴨田の処置を報告に来ている伊生のくだり。
  • 伊生に頼みごとを申し入れる忠相のくだり、二人が行き会う御廊下は清凉寺本堂裏手回廊。後段、老中からお咎め無しの沙汰を貰う伊生のシーンでも出る。
  • 忠相の申し出を老中に上げ懇願する伊生、東福寺方丈座敷。三玲の立石越しの図あり。
  • 崖から落ちた幼い鴨田を助け、おぶって走る喜平、酵素ダート。喜平の息子と二人倒れ伏す「落ちた崖」はこの付近か。セピア回想。

2020/2/15

■ 水戸黄門 第六部 第2話「哀愁稗搗節」1975.4.7TBS

 格さんが路銀を失くしたため、飲まず食わずで道ゆく老公たち。途中、女衒に連れられた椎葉の娘たちから食べ残しの稗飯を貰い一息つく始末。そして宮崎の旅籠で、騙されて売り飛ばされる運命の娘たちを救う仕儀となるのであった。
もちろん無一文のままなので、宿でこき使われるというお決まりをやり、老公は風呂番。

ロケ地
  • 宮崎へ向かう老公たち(格さんと弥七は路銀調達に鹿児島へ逆戻り)、不明(山道)。椎葉の娘たちの稗搗節に魅かれおりてゆく河原は清滝
  • 合流を急ぎ強行軍の格さんと弥七、街道は落合崖道か。このあと同じような崖際で、格さんが蝮に咬まれる。
  • 娘たちと別れ旅立つ一行、北嵯峨農地竹林脇。茶店をしつらえてある。畑地側からロングの画も。

2020/2/12

■ 大岡越前5 第五回「すばらしき人生」2020.2.7BSP

 皆に慕われる、心根の爽やかな若い大工が無実の罪で囚われるが、という話。
彼の過去話や、掏摸の娘の殊勝さ、長屋住民の歎願行動など情話が続き、悪党摘発はちらっと出るだけ。

ロケ地
  • 近江屋の隠居の財布が掏られる、縁日の広場、大覚寺心経宝塔前に露店等多数演出。隠居とぶつかった後に佐吉が額づく地蔵の祠は、方丈池と五社明神の間あたりに置いてあり、芝居の際周囲の柵や閼伽井前なども映る。
  • 佐吉が働く、甚兵衛親方の普請場、大覚寺護摩堂に演出。お堂を巻くように、ラティスみたいな板をぐるっと配置し、まわりに足場も配置。
  • おくにがチンピラに囲まれる町はずれ(?)大覚寺天神島。新三郎が通りかかり撃退、負傷していたおくにを連れ帰る次第。
  • 牢内での佐吉の回想、備前岡山の故郷で幼い妹を餓死させてしまった路傍、酵素ダート。供え物をとる演出なので、道端に石仏があしらってある。
  • 悪党に連行されかかったおくに、刺され水に落ちるくだりは大覚寺護摩堂前、覆い等は無い状態で裏手から導入。

2020/2/4

■ 大岡越前5 第四回「孝行息子の毒団子」2020.1.31BSP

 痴呆の親の世話で疲弊しきっていた息子夫婦、父親の死因は確かに石見銀山であったが、という話。
お奉行たちの粘り勝ちで真相が究明されるのはいいが、詐欺グループの絡め方はちょっと弱い。

ロケ地
  • 南町奉行所、大覚寺明智門。事件の報告を聞く忠相のくだりや、開廷の際のアイキャッチに出る。門番付き。

2020/2/3

■ 水戸黄門 第六部 第1話「怒れ!薩摩隼人」1975.3.31TBS

 島津家へ輿入れした将軍家の姫君は、我儘贅沢三昧で民は疲弊。お付きの老女も権威を笠に着て高慢、吉良さまよろしく接待役の若侍をねちねちといびる始末。殿さまも今イチ頼りなく、野心家の次席家老と悪徳商人の付け入るところとなっていた。
そして或る日、御廊下で罵られ暴発した若侍は謹慎をくらい、庇護者の城代も閉門となるが、ここで老公乗り出し老女や君主夫妻を諫め、悪党はたちまち懲らされるのであった。

ロケ地
  • 開聞岳を望む海浜、現地をイメージに挿み、老公らがゆく浜は丹後?弥七夫婦が足を止めるエンジェルストランペットのシーンは植物園?
  • 里の娘らがハンヤ節を踊る神社、走田神社本殿前。老公らを追い越してゆく舞手のシーンは社叢脇の道、娘らは鳥居前へ。
  • 竹姫の参詣のくだり、永観堂。駕籠がゆく林は境内、駕籠を降りよと言う左源太と老女・市橋が言い争いになる門は中門、このとき参道の庶民にまじり老公がいるが、駄々をこねる竹姫を見て「竹姫いかん」と口走ったのを役人に咎められ、助格が数合いして逃走。この騒ぎの隙に、姫は駕籠ごと押し通ってしまう。
  • 城代が閉門、殿さまと竹姫は次席家老邸へ御成りと聞きキレる左源太、自邸の竹矢来を踏み倒し出てくる門は永観堂塔頭・松岳院
  • 当地を発つ一行、高台から望む、州の先端に低山の景はマジ海か。老公の足元には蘇鉄など生えてる。

←2020/12020/3→

・日記目次 ・ロケ地探訪 ・ロケ地探訪表紙テキスト版 ・ロケ地一覧 ・時代劇の風景トップ
・このサイトについて ・サイトトップ