時代劇拝見日記
2020年6月

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2020/6/25

■ 水戸黄門 第十六部 第7話「花火にかけた父娘の意地」1986.6.9TBS

 ところは岡崎、花火職人の難儀を助けた一行は、そのまま親爺の作業を手伝うことに。もうじき行われる御前花火をめぐり、キナ臭い事情が親爺のまわりで炸裂するほか、亡くなった倅の嫁が舅を支える情話も展開される。

ロケ地
  • 岡崎手前の街道、酵素ダートか(片側が崖、山は雑木)。お銀らが直に老公を狙うシーンがある。
  • 岡崎城イメージ、彦根城天守
  • 大八に積んだ硝石を川に投棄されてしまう治平、広沢池東岸汀。老公らは土手を来て異変に気付く。
  • 治平の花火調製小屋、酵素河川敷に設営。ダートから見下ろした画とか、降り口でお銀らが忍びと対峙とか、いろんなアングルが出る。忍びが仕掛けた爆薬で小屋が派手に吹っ飛ぶシーンは、柳谷かどこかの崖下で別撮り。
  • 試し打ちに失敗する治平、広沢池東岸汀。後段、御前花火打ち上げも同所。
  • 岡崎を去るお銀たち、峠っぽい山道不明(古い必殺シリーズなどでも見るところ)。当地を去る一行、切り通し山道。

2020/6/23

■ 水戸黄門 第十六部 第6話「敵と呼ばれた助三郎」1986.6.2TBS

 川止めの島田宿で、仇討ち妻女と従者の娘を拾う一行。旅籠のあるじは阿漕な男、そやつから上がりをかすめるヤクザ、さらにその上には悪代官という構図のなか、妻女の仇は川人足の中に潜むと知れる。
民を苦しめる悪者どもを退治る老公、複雑な事情を秘めていた仇討ちも舌先三寸で解決、川止めが解かれた大井川を渡って去ってゆくのであった。

ロケ地
  • 大井川、木津川下流部。浅瀬と広い河川敷、高い堤が見えている。
  • 香織を人質にして老公の命を狙った忍び、失敗し逃げたところを竜神坊らに始末される夜の河原は広沢池か。土手の木は密に生えていて、水落ちの際のしぶきが汚い色。

2020/6/17

■ 水戸黄門 第十六部 第5話「花嫁は免許皆伝」1986.5.26TBS

 宇津谷峠の難所で老公の危機を救った遣い手の浪人、怪しげに見えたのは恋を賭けた勝負を前にしていたからと知れる。老公の肩入れがはじまり、相手の「鬼娘」にも接触、しまいには御前試合に闖入するのであった。

ロケ地
  • これから難所の手前、川辺の茶店で休む一行、保津峡落合河口汀に店設営(右岸側)
  • 峠にかかる一行、先に行った弥七が異変に気付くのは保津峡落合落下岩付近、走る道の表現の一部はトンネルか。老公らが発破をかけられ危機に陥るのは落下岩からトンネルへ行く崖道。
  • 小一郎が宿を出て剣を振るっていたやしろ(これはセットの日本橋に鳥居を据えて撮った夜の画)へ祈願に行く絹江、木島神社本殿。このとき、左吉郎に絹江に傷を負わせるよう依頼されていたお銀が、泉の玉垣の向こうに。
  • お銀らがゆく街道、谷山林道。絹江と小一郎に見送られ発つ一行、保津峡落合河口に設置された木橋を渡る。

2020/6/15

■ 水戸黄門 第十六部 第4話「助さん身代り親孝行」1986.5.19TBS

 気のいい旅人に誘われ、沼津へ立ち寄る一行。しかしその男やくざなコソ泥、正体はところの網元の家を追ん出たドラ息子で、せめてもの孝行に金を欲し老公の財布を狙ったのであった。
以降、その男がらみで、助さんは身代わりにされるは、ヤクザと代官が網元を狙って仕掛けてくるは、ヒヒ爺代官をお銀が風呂で懲らしめるはの大騒ぎが展開される。

ロケ地
  • 沼津手前の峠、酵素斜面か(眼下に河川敷が見える感じ?)
  • 荒海イメージ、日本海か。沼津の浜辺、琵琶湖西岸松原(舞子浜と思われる。どっしりした松並木、漁具等あしらい)
  • 当地を発つお銀たちがゆく街道、北嵯峨竹林脇か。老公一行は琵琶湖松原。

2020/6/12

■ 水戸黄門 第十六部 第3話「関所に巣喰う鬼退治」1986.5.12TBS

 箱根越えを駕籠舁きに邪魔された老公は、背後も含めての大掃除を決意。箱根の湯で怪我した亭主を療養させるという女や、駆け落ち者らしき若い男女など出てきて、賑やかな展開。水戸の爺を狙っているお銀らも、意図せず関わっていたりするのだった。

ロケ地
  • 箱根の関所と周辺の山道、谷山林道
  • 駕籠舁きに無体をうけるお袖を助けるくだり、一行が悲鳴を聞く水辺は広沢池東岸(水少)。立ち回りは北岸。
  • 老公らが滞在する湯宿に押しかけた駕籠舁きが、千丈坊らに始末される夜の水辺、広沢池東岸か。検分は北岸。
  • 正体のバレたお袖と由三、千丈坊らに始末される崖は保津峡落合落下岩
  • 山城屋の手代が駕籠舁きらに始末されかかる夜の芦ノ湖(?)広沢池東岸

2020/6/10

■ 水戸黄門 第十六部 第2話「闇に仕掛けた皆殺しの罠」1986.5.5TBS

 鎌倉街道をゆく一行は、ヤクザに難儀する民を見て府中に滞在。そして、父の遺志を継ぎ百姓衆を助けようとする娘が、カラス天狗に化けて暗躍すると知り、手助けをするのであった。

ロケ地
  • 伊八の荷が襲われる府中宿手前の街道、不明(老公らが来る細道のおりた先は、舗装路っぽい)
  • 祭礼に乗じ水戸の爺を殺ると話すお銀らの前に現れる弥七、大覚寺天神島朱橋たもと。俺が先口と脅しつけてゆく。
  • 大國魂神社、イメージに本物の本殿。
  • 伊八が脅されおとしらを連れ出すと、虚無僧らが現れ拉致してゆくシーン、大覚寺天神島
  • 虚無僧が千丈坊らに始末される夜の森、鳥居本八幡宮広場。
  • 当地を発つ一行、不明(山道、上の道をゆく人が見えている)

2020/6/8

■ 水戸黄門 第十六部 第1話 1986.4.28TBS

 西山荘で自適の日々を送っていた老公だが、紀州家から深刻な頼みごとをされてしまう。付家老の決死の密書を持って来た兄妹は途中怪しの行者に襲われ、彼らのかしらは老公暗殺に外部の者を雇うのだった。

ロケ地
  • 助さんがデスクワークに倦む水戸のお城イメージ、大垣城
  • 紀州家上屋敷イメージ、西本願寺大玄関門
  • 安藤飛騨守により水戸へ遣わされた新八郎が行者に襲われ落ちる崖、保津峡落合落下岩。この前の山道は酵素ダートか。
  • 又平とお銀が行者と戦い、のち暗殺依頼を受ける山道、谷山林道切通し。
  • 弥七が同じく行者と戦い、「依頼」を受ける林、鳥居本八幡宮広場。
  • 西山荘へ馬を飛ばす助さん、北嵯峨農地竹林脇。
  • 水戸へ向かう香織、漁師に無体を受ける水辺は広沢池東岸。お銀が出て阻止。その後親切ごかしに同道、薬入りの茶を飲ませて密書をとるお堂は大覚寺護摩堂(後段、志乃が通りかかり呻き声を聞き救出)
  • 西山荘へ出向き、老公は袋田の湯と聞いてきた又平、お銀に報告するのは大覚寺石仏前。
  • 袋田の湯はセット、イメージに袋田の滝の画を挿入。
  • 湯で老公襲撃に失敗、服もとられて怒って帰ってくるお銀、岩場に衣が引っかかっているのを発見するのは保津峡落合汀。
  • 老公殺害失敗を責められる千丈坊と竜神坊、酵素河川敷。竹がざわめいてかしらの声が響く趣向。賽の河原のような積み石が演出されている。
  • お銀らがゆく街道、谷山林道か。老公らがゆく街道、自転車道か(土手っぽい)

2020/6/3

■ 水戸黄門 第六部 第32話「素晴しきかな人生」1975.11.3TBS

 老公帰還を期して工事真っ最中の水戸領、城下から霞ヶ浦へ通じる掘割のため、民に苦役を強いる始末。工事を差配する郷士は、民思いの好人物だったが、藩士への取り立てをぶら下げられ苦しい立場にあった。ここへ来かかる老公、郷士を助けて動き、作事奉行の悪を暴く。

ロケ地
  • 賦役逃れの百姓を咎める幡谷、興戸谷地田端。土壁・瓦葺の小屋が見える。林は主に竹で構成されているもよう。
  • 普請場、砕石場跡かバッドランドか。崖は白い岩肌を見せた水食地形、広い裸地も見える。
  • 西山荘俯瞰、ミニチュア?

2020/6/1

■  水戸黄門 第六部 第31話「人情潮来節」1975.10.27TBS

 潮来へ向かう途中、老公が聞きほれた美声の主は訳ありっぽい渡世人。そのあと気骨ある老船頭と出会うが、これは青年の父で、近在を牛耳る悪辣なヤクザと対峙していた。
頑固親爺に「孫娘」の行く末を頼み込まれていた老公、自ら名付けた潮来に巣食う悪を根こそぎにして去ってゆくのだった。

ロケ地
  • 潮来へ向かう老公たちが歌を聞きつける土手、西の湖園地か。このあと伊三郎と助格が立ち回りの広大な葦原も同所?松の大木なども見える。
  • 先乗りして探りを入れる弥七、乗り込んだ船でヤクザに脅される水郷は西の湖、葦に囲まれた狭隘な水路。
  • 伊平の操る船が出る作原の渡し場、西の湖。船上のシーンでは、落水の橋も演出されている。また、真菰ヶ原設定で広大な葦原も出る(セット併用)
  • 伊三郎とアヤメが操る船に乗り当地を去る一行、西の湖。先に出た狭隘な水路も映る。

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