時代劇拝見日記
2021年9月

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2021/9/27

■ 水戸黄門 第18部 第14話「泣き笑い助太刀志願」1988.12.12TBS

 小浜入りした一行は、強引な客引きに遭い旅籠へ引っ張り込まれるが、女将から下女までその女一人というあきれた宿。博打狂いの亭主と二人、江戸からの駆け落ち者と聞くが、その夜お銀たちが拾ってそこへ連れ込んだ行き倒れの侍は、彼らの奉公先の若様という奇縁。仇討ちの途にある若者を、恩ある旧主のため助太刀志願の夫婦、老公らの手厚い支援でめでたく大願成就となる。

ロケ地
  • 小浜へ向かう一行がゆく道、松林の土手?この前に挿入されるイメージの海は丹後の海か(崖が砂浜に突出)
  • 仇の権九郎が頼ったと思われる次席家老・金平邸、大覚寺大門。出てきた中間の左吾平にお銀が接触、参道石橋も使う。様子を窺う飛猿が倚る壁は、覚勝院のものか移動壁か。
  • 工作して権九郎を来させる寺、大覚寺聖天堂。ここで仇討ち前哨戦、護摩堂裏手もちらり。
  • 殿さま上覧の雲浜獅子の演舞のくだり、お城イメージに彦根城を望む琵琶湖(作った画っぽいバンクフィルム、岸に漁師)。殿さまの席は神護寺石段下にしつらえ・演舞とラス立ちのあと正式な仇討ち、石段そのものやまわりのお堂も使う。
  • 当地を発つ一行、冒頭と同じ土手。

2021/9/21

■ 水戸黄門 第18部 第13話「船幽霊の謎を解け」1988.12.5TBS

 老公たちが雨に降られて入った荒れ寺にいた、不気味な山伏。彼の予言通り、その夜八兵衛は幽霊を見て騒ぐが、果たして人為。そして怪しの地下蔵には、人身御供にされた娘たちが大勢籠められているのだった。

ロケ地
  • 敦賀の海、琴引浜か。丘から見下ろす図、砂浜の汀に露出した岩場、松原など映る。
  • 実娘である妹のおさきに人身御供の白羽の矢が立ち、憤慨して実家に帰った湊屋の後妻、娘と二人参る神社は鳥居本八幡宮本殿。浜田屋の用心棒たちが出ておさきを拉致するのは鳥居前。

2021/9/13

■ 水戸黄門 第18部 第12話「非情の猿面暗殺団」1988.11.28TBS

 彦根へ入る前に、旅人の噂で耳にした猿面の盗賊は、天竺屋に操られ老公の命を狙う。彼らが要した爆破技術を持つ老爺は、飛猿が師と仰ぐ人。孫娘をタテにとられた老忍は爆薬を渡すが、忍者の意地で細工がしてあるのだった。

ロケ地
  • 彦根城イメージ、本物の天守。峠から眺める老公は山道、大内の上の方にも見える。怪しの者どもが入るお堂、神護寺地蔵院。彼らが飛ばした鳩を捕えるお銀が囲まれてしまう林、山中か。ピンチに弥七登場は崖際。
  • 飛猿が重蔵を訪ねるくだり、イメージに伊吹山(後段、三島池越しに望む図もあり)。重蔵の住む小屋周辺は山腹か(ラスト旅立ちも同所)
  • 一行がゆく林、つけられているとお銀が気付くのは鳥居本八幡宮広場。八兵衛俄かの腹痛で倒れ込むのは鳥居下。ここへ重蔵の孫・糸路が現れ、薬種問屋・水口屋へいざなう。
  • 奉行所の表札に矢文を射込んだ怪しの猿回しを追い戦いとなる林、鳥居本八幡宮広場。
  • 糸路をさらった一味が重蔵に爆薬を持って来させる佐和山城跡、神護寺かわらけ投げ付近の林に似る。
  • 吉報を待つ天竺屋と奉行のもとに老公乗り込みラス立ちのくだり、戦闘がなだれ込む水辺は広沢池東岸。水蜘蛛忍者が出る。

2021/9/6

■ 水戸黄門 第18部 第11話「姫様・馬子が瓜二つ」1988.11.21TBS

 具合を悪くしたお梅を家に招いてくれる娘馬子、遅れて来た助さんが拾った姫、二人はまさに瓜二つの容貌。元庄屋の娘というお袖を窮地から救うため、この条件を利用して綾姫が一役買うように仕向ける老公であった。

ロケ地
  • 犬山城イメージ、本物の天守を木曽川の水面越しに望むロング。
  • 犬山へ一里の道端にあるやしろで休む一行、大内神社。熱を出したお梅を、格さんがおぶうところ、娘馬子・お袖が来て乗るよう勧める。
  • 為替受け取りで遅れて道を来る助さん、しゃがみこむご婦人に声をかけるとお銀の街道は大内谷地田端。
  • 姫に扮したお袖が迎えを待つやしろ、大内神社本殿前。駕籠は鳥居前に。
  • 馬子に扮した姫が助さんとゆく街道、大内辻堂付近。聖天一家のヤクザが出て立ち回り。
  • 事後、弥七が飛猿を待っていた坂、神護寺鐘楼下か山門下か、ランダムな石段。
  • 当地を発つ一行、大内八木道神社前。姫が待っているのは辻堂前、抜け出した姫を追っかけてくる用人たちは亀岡道を南へ。

2021/9/2

■ 水戸黄門 第18部 第10話「仇討ち木曽節仁義」1988.11.14TBS

 老公らが出会った木曽塗職人は、格さんに生き写し。為替受け取りで遅れて来る格さん本人は、街道で見も知らぬ女から仇呼ばわりされて斬りかかられる。この二件もちろん連動、「お節介な隠居」が首を突っ込むうち、恋人たちを引き裂いた殺人事件も、当地にはびこる悪代官とその一統も、すっきり解決するのであった。

ロケ地
  • 鳥居峠を越え木曽福島へ向かう一行、谷山林道切り通し。遅れて来る格さんが、鳥追い女(お竜)に斬りかかられるのも同所か。
  • 勘造の手下が漆を採りにきた民を摘発する御留山、どこかの里山の山中?弥七介入。
  • 佐太郎が呼び出される木曽谷の溜り場、竜王の露頭か(山中の開けた場所に大きな白っぽい岩盤が露出。砕石場という感じではなく、バッドランドっぽい)
  • 当地を発つ一行、谷山林道。緋竜相手に弱音を吐く天竺屋のシーン、佐太郎とお竜のゆく道も同所か。

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