双川

淀川3次支流 ・流入先 〜名張川木津川淀川 ☆淀川水系


鍋倉渓

 奈良県山辺郡山添村・添上郡月ヶ瀬村を流れる、名張川中流部の支流。
山添村西部の神野山(こうのさん)[619m]の東北山麓に発する鍋倉渓が源流。
山地を出て山添村大塩地区を北東に流れ、月ヶ瀬村に至り、県道214号月ヶ瀬三ケ谷線沿いに北流、月瀬地区を貫流し4号笠置山添線桃香野バス停付近で、水を湛えはじめたばかりの名張川・月ヶ瀬湖(高山ダム)左岸に注ぐ。

■ 鍋倉渓
 神野山の東北山腹にある、約650mにわたって続く岩石の渓谷。幅は約25m。地表流は全く見えず伏流しており、岩の間から水音が響いている。大和高原一帯が花崗岩質であるのに、ここのみ深成岩でできており堅いため侵食されず残ったもの。世界的にも珍しい地形で、県の名勝指定を受けている。岩が黒く、鍋底を連想させるところからの命名という。
左写真は雨天時に撮ったもので、白いのは雨雲。

下流 月ヶ瀬村桃香野 河口 奥は月ヶ瀬湖

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