須川ダム含む
淀川4次支流 ・流入先 〜安郷川〜白砂川〜木津川〜淀川 ☆淀川水系 訓:まえかわ |
奈良県奈良市東部の山あいを流れる、安郷川の支流。
奈良市須川町南部の山地に発し北流、県道184号須山西狭川線沿いに流れ、須川町須川で須川貯水池(須川ダム)に水を堰かれ、ダムを出て狭川東町と狭川両町の境を流れ、奈良市西狭川町の33号西狭川バス停付近で安郷川右岸に注ぐ。
■ 上流
奈良市須川町 大壁橋から 左上流、右下流望 |
大壁橋から上は小盆地を流れる里川、橋下ではもうダムによる湛水域がはじまる。
盆地には棚田が作り出される。
■ 須川ダム (須川貯水池)
ダムは上水水源を確保するための貯水池。前川の水のほか、白砂川と布目川から管渠で導水される。
汀は草深く、バンやカルガモの姿が見られるほか、無数の小鳥が潜んでいる。
湖頭近くに須川大橋が横断していて、広々と明るい眺望が得られる。
湖畔は植林杉や竹林などで緑豊か。桜も多く、春には湖を白く縁取る。
須川大橋から湖頭部を望む | 須川大橋 |
須川大橋から湖尻を望む |
自然豊かな須川貯水池であるが、ここにも外来魚を放り込んだ輩がいるらしく、汀にはロッドを振る子供の姿が見られる。
車でやって来る他県ナンバーの若者もいる。
■ 下流、河口
西狭川町の最下流部 | 河口 手前は安郷川 |
ダム下では、再び里川として流れる。水量は少なく、河床は草に覆われる。
川相は三面張り。