2008年12月 |
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2008/12/31 ■ 影武者徳川家康 第9話「決戦!大坂城炎上」1998/4-7テレビ朝日/東映 陰陽頭の予言に抗おうとするものの、趨勢は動かず二度の戦を経て豊臣家は滅亡。これで影武者は無用となり、己の時代が来ると秀忠は舞い上がる。 ロケ地
頼宣と頼房、己が血を受けた二人の幼児を守ろうとした二郎三郎は、風魔に大金を与え、忠輝を使い隠れキリシタンを道具に秀忠の魔手を封じにかかる。 ロケ地
2008/12/30 ■ 銭形平次 第827話「簪は知っていた」1982.10.20フジ/東映80 ごろつき殺しから浮かび上がる人間模様は、腹違いの姉妹の感情のもつれ、妹思いの心に打たれ更正をはかった寄場帰りの青年など。縺れた糸は解け、陽のあたらなかった二人に幸が訪れる。 ロケ地
*漫才師のすべったギャグ、「黒門町の伝七親分」をしれっと聞き流す橋蔵の表情が笑える。 2008/12/29 ■ 銭形平次 第826話「地震殺人事件」1982.10.13フジ/東映51 助け合って生きてきた兄弟同然の被災孤児、長じてのちも変わらなかった思いに入った亀裂は、二人が出会ったきっかけの「地震」が埋める。 ロケ地
2008/12/28 ■ 付き馬屋おえん事件帳 3 第2話「乳房千両」1995/4-6 仕組まれた罠に落ちる男の話はよくある筋立て、悲劇に終る花魁との純愛が見どころ。タイトルは、最初の罠の花魁の値吊り上げの手立てに使う錦絵、洗い髪の花魁の乳房を誇張←男どもに大ウケ、小手毬花魁のもとに錦絵片手に押しかけて大騒ぎ。 ロケ地
2008/12/27 ■ 付き馬屋おえん事件帳 3 第1話「たった十日の花嫁」1995/4-6 将軍家の姫を押し付けられる予定の大名の若様が、結婚前にたってと望んだのは町場での新婚生活疑似体験。お相手には吉原の花魁が抜擢され、おえんは頼まれて世話を見ることに。しかし若様の御家では後継をめぐりキナ臭い動きが進行中、睦まじく暮らす若い二人に魔手。とてつもない不祥事に楼主から捻じ込まれる始末の喜の字屋だが、おえんが筋を曲げることはなく、外道を捨て置かず勝手な逃避も許さない。そして御伽噺のような恋の成就は語り草となり、喜の字屋の名は騰がるばかりなのだった。 ロケ地
2008/12/26 ■ 銭形平次 第825話「精いっぱいの嘘」1982.9.22フジ/東映51 盗っ人のツナギ役をしていた冴えない男は、女との出会いにより更正し生さぬ仲の優秀な坊にも慕われ親ばかちゃんりん。しかし、金を埋めた土地に米屋が建ってしまって泡をくった賊が身辺に迫る。 ロケ地
2008/12/25 ■ 銭形平次 第824話「古井戸の黄金」1982.9.8フジ/東映80 盗っ人が隠した金を井戸替え職人が見つけて起こる大騒動、町方もからんだトライアングルの一角に平次がいるので複雑な経緯もお見通し、悪党は一人も逃さない。 ロケ地
2008/12/24 ■ 銭形平次 第823話「花嫁の幽霊」1982.9.1フジ/東映80 溺愛と執着が呼んだ悲劇は、一年を経て新たな惨劇をもたらす。そして愛する者を追い詰めたのは他ならぬ自分という認識は、奈落へ続いていた。 ロケ地
*全てが同じではないが、妻を失って憂愁に沈むマンダレーの主人の話に似る。納屋を無理に開けたおゆきにからむおえいの図は、キャロラインに対するダンヴァーズ夫人にそっくり。 2008/12/23 ■ 銭形平次 第822話「玄界灘に銭が飛ぶ」1982.8.18フジ/東映80 阿片の運び屋が殺された事件を追って、平次と八は九州へ。女のためにやばいヤマを踏んだ男が親分のはからいでめでたく赦される情話を、名所旧跡奇勝を背景に描く賑やかな作り。九州ロケ敢行・セット以外はほぼ現地撮り。 ロケ地
2008/12/22 ■ 銭形平次 第821話「迎え火を焚く女」1982.8.11フジ/東映51 縁戚にタチの悪いのがいて大店乗っ取りを画策、荒っぽい手口で跡取りをさらったりするが、朱引きの外で難儀の一件。恨みと義理にからめとられた、哀しい女の心をほどく情話が主題。 ロケ地
■ 水戸黄門39 第11話「若妻の言えない秘密?」2008.12.22TBS 一行が世話になった庄屋兼山方役の嫁はどこかヘン、初めて人の情に触れそこで暮らすことを願った忍びだったが、時は来てしまう。でも老公いるので、任務遂行手助けに加え職務規定違反がチャラでメデタシ。 ロケ地
2008/12/21 ■ 付き馬屋おえん事件帳 2 スペシャル「吉原を潰せ!」1993/1-3テレ東/松竹 斬られて死んだ花里花魁の件に、相手が紀州家だけに覚悟を決めて臨むおえんだが、踏み込んでみると吉原潰しの陰謀の匂い。突如現れた幼馴染の浪人とおえんの触れ合い、入牢させられたおえんの危機に昔馴染みの大物を引っ張り出す新五郎と、見せ場連続の最終話。御改革の大元が蟄居閉門、みんな出直しで明るく締める。 ロケ地
2008/12/20 ■ 遠山の金さん 第16話「地獄をのぞいた犬と少年!」1982テレビ朝日/東映50 元盗っ人が商売をしてみるものの根性は元のまま、薄汚いやり口で人様のレシピ頂戴を企むが子供に見られて一巻の終わり。この目撃の段にひねりが入ったお話、底に母子の情話を敷いてある。 ロケ地
■ 影武者徳川家康 第7話「秀頼暗殺!徳川の豊臣つぶし」1998/4-7テレビ朝日/東映 大御所と大坂の分断をはかる秀忠は、秀頼に刺客を差し向けるも失敗、次手も露見し縮み上がる羽目に。しかし大坂の情勢は、平和と真逆の方向へ進んでゆく。 ロケ地
キリシタン弾圧の嵐吹き荒れるなか、駿府城でも信者が見つかり、泣く泣く処分の運びに。そしてキリシタンがらみで最もヤバいのは、藩士の半分がキリシタンな忠輝だった。 ロケ地
2008/12/19 ■ 銭形平次 第820話「見知らぬ私」1982.8.4フジ/東映51 婿養子は家つき娘の女房が邪魔という、よくある話。若い妾を囲っていて、殺し屋に金を出してとここまではステレオタイプ、しかし万七に目撃させる手口が無茶で平次に怪しまれる。 ロケ地
2008/12/18 ■ 銭形平次 第819話「若旦那万事休す」1982.7.28フジ/東映80 放蕩者の若旦那がやったことになる立て続けの殺し、しかし追われる間もおちゃらけたお気楽男で、最後は泣き笑い人情で締める。彼をハメる手立ては妙に凝り凝り。 ロケ地
2008/12/17 ■ 銭形平次 第818話「五年目の恩讐」1982.7.21フジ/東映50 亡き父母の冤罪を確信した兄妹は、それぞれ必死に真実を探ろうとする。兄は八丈を島抜け、妹は悪の巣窟に住み込むなど過激な行動に出るが、元のお店が現・ゆめやな縁から、頼もしい味方ができてしまう。 ロケ地
2008/12/16 ■ 銭形平次 第817話「生涯一同心」1982.7.14フジ/東映79 連続殺人を追ううち出てきた容疑者は、矢吹のダンナの元朋輩。しかも彼の女房は、かつて矢吹を袖にして友のもとへ走った女。不器用な男の誠心を、とびきりの被害者俳優が演じる。 ロケ地
2008/12/15 ■ 銭形平次 第816話「江戸評判一枚刷り」1982.6.30フジ/東映50 あまりに阿漕なヤクザの非道を見た親分は追放を決意、ビシバシ取り締まった結果悪の親玉は江戸を売ることに。喜んだ町衆は親分を褒め称え錦絵にまでなるが、そこに八っあんまで描き添えられていたことが、とんだ災いを呼ぶ。 ロケ地
■ 乾いて候 第6話「お毒味役最後の賭け」1984.9.27フジ/東映 代替わりした尾張も不穏の気配、主丞は遺恨の残らぬかたちでの決着を演出、宗春も潔く結果に従う。おとなしく隠居に応じた宗春にあわせるように、主丞も江戸を去ってゆく。 ロケ地
■ 水戸黄門39 第10話「江戸の陰謀を長崎で討て!」2008.12.15TBS 旅の目的の回、長崎奉行の悪行は、老公らが居合わせた飯屋で悪党の下っ端が娘に無体をはたらいたことからバレてゆく。ロケはほぼ長崎撮り、ヘンな日本語の外人さんも出てくる。 ロケ地
2008/12/14 ■ 付き馬屋おえん事件帳 2 第7話「おいらん地獄」1993/1-3テレ東/松竹 花魁になった旧主の娘をいたぶる外道、しかし彼こそ花魁の父をハメた男だった。姉を苦界から助けようとした、極道な弟の哀話がからむ。 ロケ地
色悪のお城坊主は母というトラウマを突付かれて観念するが、その途端禍々しい憑きものが背中から襲い命を奪う。そやつをおえんが仕留めてフィニッシュ。 ロケ地
手練手管が商売の女郎が騙されてしまう悲劇、因は盛りを過ぎた女が見てしまう絶望という哀れ。姐さんの行く末を案じる妹分の振袖新造に真実を告げ得ず、おえんの胸はきりきり痛む。 ロケ地
女を騙し火事場泥棒を働いたうえ、払いもバックレの大悪党。哀れな妓を看取ったおえんは、江戸を売る寸前の盗っ人どもに荒事を仕掛ける。 ロケ地
来ぬ花魁に焦れた野暮天が芸者に無体、この際女は命に等しい指を駄目にされてしまう。治療代と詫び料の取り立てが発生、これまで大概悪いことをしてきた男は、闇裁きに。 ロケ地
逃がしの御前と異名をとる謎めいた浪人は訳ありのご身分、それを知られ婚約者に去られた過去を持つ。その女と亭主に降りかかる災難は赤穂事件がらみ、形ばかりの三行半を突きつけ、女の亭主は決死の役目を果たそうとしていた。 ロケ地
2008/12/13 ■ 銭形平次 第815話「悪への惑い」1982.6.23フジ/東映50 貧ゆえついた盗癖は矯められず、病みついた幼馴染を助けたい気持ちが、たやすく青年の背中を押す。獄門台へ送れとふてぶてしく嘯く青年の命を救うべく、平次は奔走する。 ロケ地
■ 遠山の金さん 第15話「水中花!くの一殺法」1982テレビ朝日/東映1 色っぽい船宿の女将が狙われる理由は過去の因縁、今また愛する者を殺された女は亡夫の戒めを振り切って忍び衣装に身を包み、憎い仇の屋敷に乗り込んでゆく。 ロケ地
■ 影武者徳川家康 第5話「反逆児忠輝と母の秘密」1998/4-7テレビ朝日/東映 忠輝は西洋文明を貪欲に吸収し、語学のほか医術に夢中。父・政宗の計略でその「現場」へ入り込んだ五郎八姫は晴れて「妻」に。しかし、母・茶阿が望んだ付家老・長安の不気味な野望が、若者の幸福に影を落とす。 ロケ地
長安の野望はつのり、彼を引き込んだことをお茶阿の方は後悔しはじめる。伊達政宗に刺客を送り、遂に大御所を消そうとする長安の動きに終止符を打ったのは、利用されていたことを覚ったキリシタンの忍びだった。 ロケ地
2008/12/12 ■ 乾いて候 第5話「天一坊、疑惑の血脈」1984.9.20フジ/東映 吉宗の怒りに触れた忠相は助ける主丞だが、彼の主張する天一坊抹殺には不同意。もともと年少の者を斬るに忍びぬ主丞だが、紀州調査で得た真実は己よりもっと哀れな少年の身の上なのだった。 ロケ地
2008/12/11 ■ 銭形平次 第814話「妻からの告発」1982.6.16フジ/東映50 万引きを繰り返し、捕まるも恬と恥じぬ武家の妻女。奇行の裏には、非道を許せぬ強い正義感が隠されていた。 ロケ地
■ 乾いて候 第4話「女難人斬り旅」1984.9.13フジ/東映 旅の途にある主丞に殺到する尾張の刺客、彼らのメインウェポンは銃の達人の少女。彼女は主丞に斬られた兵衛の娘、幻惑し己が手に抱き取った刺客を悼む主丞だが、次なる問題が発生し彼を休ませない。 ロケ地
2008/12/10 ■ 銭形平次 第813話「おしゃまな妖精」1982.6.9フジ/東映79 父のいない寂しさから、万七をお父っちゃんと呼び慕う幼女はちょっとした小悪魔。振り回されるのも楽しい万七親分、母親の元掏摸にも入れあげて舞い上がり、プロポーズ寸前。もちろん恋は実らず、幼女のお痛で凶賊にとっ捕まって大ピンチ。それでも別れが辛く、見送りにも行けず、我らが万七親分は言伝を聞きぼろぼろと泣く。 ロケ地
■ 乾いて候 第3話「徳川暗殺記」1984.9.6フジ/東映 またぞろ持ち上がる将軍暗殺計画、企むは尾張で大がかり。主丞は死地に踏み込み相手の玉を奪り悪謀を立ち消えさせ、己一人に恨みを惹き付けることで父を守ろうとする。 ロケ地
2008/12/9 ■ 銭形平次 第812話「無言の叫び」1982.6.2フジ/東映79 悪党に人生をめちゃくちゃにされた女、健気に紡ぐ小さな幸せはその盗っ人との再会で再び踏み躙られる。しかし亭主が平次宅へ出入りしていたことから事態は好転、親子三人の暮らしが戻りメデタシ。 ロケ地
■ 乾いて候 第1話「お毒味役参上!」1984.8.23フジ/東映 父将軍に会うのにも、ハナからガンガン邪魔が入るがあくまでクールに対処する主丞。今回の敵の首魁は甲賀忍びの頭領、伊賀・甲賀の争いの根本を断つ主丞だが、誅滅された者の係累は彼を仇と狙うことに。 ロケ地
■ 乾いて候 第2話「妖花・月光院始末」1984.8.30フジ/東映 吉宗の緊縮政策にお冠な、月光院を排除する話。無粋な男どもはばっさり斬って捨て、情勢を悟り去ってゆく未亡人には手出しせぬ主丞、もちろん指を噛まれても食指は動かさず。 ロケ地
2008/12/8 ■ 銭形平次 第811話「必殺千鳥鉄」1982.5.26フジ/東映79 不気味な殺し屋が暗躍、平次の推理で次第につながりが見えてくる作り。欲をかいた者は真っ逆さまに転落、日陰を来た者に望外の幸という趣向で、陰惨な事件は終結する。 ロケ地
■ 徳川風雲録外伝 主水之助七番勝負 其ノ七 「剣鬼主水之助 対 善鬼」 2008.12.8TX/東映 遂に師匠の仇にして最大のライバル・善鬼と対峙する主水之助、弟の仇をと縋る女も、長の不在を責める女も振りきり戦いの場へ。しかし勝つも負けるも同じ、行く手に戦い続ける修羅の道しか残されていない「剣鬼」は、ともに重荷を負うと差しのべられた手もとれず、漂泊の日々へ戻ってゆく。 ロケ地
■ 水戸黄門39 第9話「猫だけが知っていた」2008.12.8TBS50 舞台は伊万里、後継問題で揺れ化け猫騒動が加わるところへ来合わせた御老公は、哀れに行き違う親子の絆を結いなおす。 ロケ地
2008/12/7 ■ 付き馬屋おえん事件帳 2 第2話「雨に消えたおいらん」1993/1-3テレ東/松竹 続発する花魁の足抜きには裏あり、信じて金を払った挙句泣きを見る妓たちを見捨てておけぬおえん。そんな彼女を、父親に似てきたと新之助は笑う。 忍び返しを使い、羅生門河岸の塀を下りてお歯黒どぶを渡る、けっこう珍しい絵が登場。 ロケ地
花魁の暴言にカチンときたおえんは、取り立てが終ったにもかかわらず深入り。そのことが、真に愛し合う二人を救う。花魁の内面描写が秀逸。 ロケ地
客の金品が盗られる事件が続発、お上に届けもならぬ妓楼は、困じ果てておえんを拝み倒す。二十余年も前の悪癖がつい出てしまったことは措き、許せないのは隠蔽工作な、喜の字屋一同なのだった。 ロケ地
吉原の掟を破ってまで花魁と密会していた肝煎には秘密、恋ではなく監視。しかし逢瀬を重ねるうち思いは本物になっていて、おえんは逆に頼まれごとをされてしまう。 ロケ地
喜の字屋のお株を奪うライバル登場、手口の荒っぽさをたしなめるおえんだが、動機の健気さを知り妹分と思うまでに。新生を誓った笑顔を無惨に散らした者どもを、おえんは一人として許さない。 ロケ地
2008/12/6 ■ 遠山の金さん 第14話「母恋し!緋牡丹仁義」1982テレビ朝日/東映50 女だてらに渡世人に身をやつし、出奔した母を求めて流れ歩く若者。見つかるきっかけが、幼女の難儀を見て己と重ね、思わず助けたことという泣かせる設定。 ロケ地
2008/12/5 ■ 影武者徳川家康 第3話「脅迫!側室お茶阿の方」1998/4-7テレビ朝日/東映 二郎三郎と秀忠の対立に、忠輝がらみのエピソードが入ってくる。ひとしきり家康の末息子の「生態」を描いたあと、おっかないおっかさま・お茶阿の方登場。 ロケ地
お茶阿の思惑に乗るかたちで「砦」の準備は進み、駿府に引き移る「大御所」だが、身辺に裏柳生の手が伸びてくる。 ロケ地
2008/12/4 ■ 銭形平次 第810話「なにわの彦六捕物帳」1982.5.19フジ/東映50 事件を追って江戸まで出張ってきた上方の岡っ引は、泊めてくれた親切で婀娜っぽい姐さんにマジ惚れ。しかし女の背後に当の抜け荷商人がいて、浪花の親分危機一髪。 ロケ地
*情夫の指示で彦六に毒を盛る師匠、未遂に終るが後段神棚に供えてあったそれを「テスト」のくだり、どう説明をつけるやら鮮やかに赤変するのが大笑い。時代劇の毒ってやっぱすげーぞ。 2008/12/3 ■ 銭形平次 第809話「幻の殺人者」1982.5.12フジ/東映50 幼時の恩を返すための愚直な行動は、結局は女に泣きを見せる。続けて碌でもない男に当たる女は、真に己を思う存在を見ていなかった。 ロケ地
2008/12/2 ■ 銭形平次 第808話「平次・初恋の人」1982.5.5フジ/東映50 偶然を装って平次の前に現れた「初恋の女」、職業病か、平次の眼は僅かな不審も見逃さない。周囲はすわ浮気と気を揉んだり火に油を注ごうとしたりするが、意図をもって近づいた女は亭主のことで頭がいっぱい、平次は捕物が第一で、色気のイの字も無いのだった。 ロケ地
*嬉々としてお静に告げ口しにゆく万七親分、マジで落ち込むお静を見てもひるまず、ウキキ状態なのが凶悪で笑える。こういうスベってる人演じさせたら遠辰は絶品。 2008/12/1 ■ 徳川風雲録外伝 主水之助七番勝負 其ノ六 「魔剣 薬研藤四郎」 2008.12.1TX/東映 魔剣の伝説は真実、起こることも来歴も血塗れ。何者かによって淵より掬い上げられた妖刀は、仇の手がかりの切っ先と巡りあい、更なる流血を欲するのだった。 ロケ地
*試しに検索してみると、「粟田口吉光」がオンラインゲームのアイテムでびっくり。 ■ 水戸黄門39 第8話「唄を土産に里帰り!」2008.12.1TBS50 舞台は博多、あらかじめ失われた恋の喪失を確認して去ってゆく男の話。帰ってみると恋しい女には夫と子供、江戸で成功したという触れ込みの芝居、エロ家老と悪徳商人で人妻ピンチなど「要素」を散りばめ展開。唄が商売の照れ照れ男は、いつものとおり黙って姿を消す。 ロケ地
■ 銭形平次 第807話「人情寿限無ばなし」1982.4.28フジ/東映50 身持ちのわるい噺家を、いずれ名人になる男と妙に庇う冴えない「同業者」。彼の心情を汲み取ってちゃんと情にあふれた始末をつける親分、礼にと語る「寿限無」で締める。 ロケ地
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