時代劇拝見日記
2011年2月

・日記目次 ・ロケ地探訪 ・ロケ地探訪表紙テキスト版 ・ロケ地一覧 ・時代劇の風景トップ
・このサイトについて ・サイトトップ

←2011/12011/3→

2011/2/28

■ 影の軍団IV 第11話「龍馬、麟太郎を襲う」1985.6.11関テレ/東映

 土佐の英雄が、勝の門下に入る経緯を描く。攘夷浪士の龍馬は、仲間とともに開明派の奸物を狙うが、麟太郎が見つめるものの大きさに心服する。

ロケ地
  • 捕り方に踏み込まれ逃げる龍馬たち、立ち回りの汀は琵琶湖か広沢池か。暗いが、水はキレイっぽい。
  • 弥一に伊賀の技を伝授すべく鍛える半蔵、馬術は木津河原、素振りをさせる夜の林は糺の森か。べんり屋の仕事で秩父へ行っているという話だが、単に秘密訓練なので江戸近郊設定かも。
  • 天誅や押し込みが続発、龍馬ら浪士が町方と大立ち回りの汀は琵琶湖か。
  • 勝と堀田を銃で狙う刺客、相国寺仏殿跡林間。話す二人の背景に、普廣院の門が映り込む。
  • 勝らを狙った刺客を制したあと、半蔵とお蓮がツナギをとる橋、流れ橋。お揃いの僧衣をつけた半蔵と弥一、橋の中ほどで鳥追い姿のお蓮と行き違う。お蓮は橋脚に取り付いていた「隠密」をぐっさり。
  • がま八たちの援護で浪士たちから逃れた麟太郎、走った先で龍馬が待ち構えていて刃を交える夜の橋は中ノ島橋。湛水域を船で去るシーンも。
  • 側用人・薬師寺からの指示を配下に伝える下村、相国寺鐘楼裏手塀際。塀の東端に菊次がいて凝視。
  • 勝を連れて同志のいる浜へ向かう龍馬、琵琶湖西岸。松原や汀が使われる。河口洲らしき「岬」が見える。
■ 水戸黄門42 第19話「恋でつないだ権兵衛峠」2011.2.28TBS

 復路は中山道、奈良井宿で出会った若い男女の恋の芽は、助平親爺のゴリ押しをもはねのけて、めでたく花を咲かせる。

ロケ地
  • 権兵衛峠、不明(切り通しの山道、岩ごろごろ)。伊那へ向かう道も不明。
  • 米泥棒を追った弥七が見つける小屋、酵素ダート林間か。
  • 興津屋との祝言から逃れたお糸と鍬次郎、戻ろうと足を止める町角は映画村内広隆寺北塀際(お化け屋敷裏手)
  • 当地を発つ弥七と楓、酵素ダートか。

2011/2/27

■ 運命峠 第17話「地獄むみょうの剣」1975.1.29関テレ/東映

 ふと立ち寄った酒肆で、使命に燃える若侍の横死をみる六郎太。彼らの慷慨が、権力の犬の仕込みと知った武蔵野の孤児は、身を捨てて斬り込みを敢行する。

ロケ地
  • 磯部に託された書付を持って夜道をゆく志乃、相国寺大光明寺南路地
  • 朝比奈を討って出てくる六郎太、運天がやきもきして待っている門前は、中山邸通用門

2011/2/26

■ 運命峠 第16話「姫宮の最期」1975.1.22関テレ/東映

 老中から抹殺命令が下り、秀太郎の命は風前の灯。阻止に動く六郎太、柳生屋敷に斬り込むもあわやというところ、朗報を携えた沢庵禅師が現れる。
逃避行がようやく終わり、平安と幸福がもたらされる筈の母子に、運命は別れを用意していた。

ロケ地
  • 柳生道場、相国寺大光明寺。門内外のほか、六郎太斬り込みの際は式台玄関も。
  • 沢庵暗殺の命を帯びた柳生の刺客がゆく道、北嵯峨農地竹林際〜大覚寺五社明神、大沢池畔。並木の土手は大沢池堤か。
  • 沢庵が江戸へ向かう道、大覚寺石仏前ほか。五社明神で刺客に遭うが、気迫で通過。
  • 沢庵に連れられ京へ向かう秀太郎、見送りの運天やささ香と別れる峠、湖南アルプス切り通し(OPで六郎太がゆく道と同所)
  • 六郎太がゆく一人野、討手に囲まれる窪地は下鴨神社池跡

2011/2/25

■ 影の軍団IV 第10話「葬式は俺がやる」1985.6.4関テレ/東映

 世に出る前の近藤勇と、半蔵がまみえる話。大藩に招かれ江戸へ出てきた武州の郷士は、複雑怪奇な人間模様に翻弄される。

ロケ地
  • 丁子屋の娘・お美和が中間にからまれているのを助ける近藤、大覚寺護摩堂前。
  • 加賀忍びの集団から逃れた近藤と半蔵が語り合う野原、広沢池西岸柳の傍。この前に出る、墓地のある竹林はわらびの里か。
  • 御用盗に化けて押し込みにゆく加賀忍びの前に立ちはだかる近藤、大覚寺五社明神

2011/2/24

■ 影の軍団IV 第9話「拾った女に手を出すな」1985.5.28関テレ/東映

 瓢斎が匿ってやった女掏摸は、やばいヤマを踏んでいた。彼女が的にした輩は、勝の愛弟子を虫けらの如く始末した悪党どもと重なり、軍団の制裁が下る。

ロケ地
  • 瓢斎が追われるおこんを匿う縁日の境内、今宮神社。あやめが千田に落し物を拾ってもらうのは石橋、瓢斎が店を出していたのは高倉脇坂下。
  • 千田が勝を連れてゆき実情を見せる沼田藩領、北嵯峨農地(女衒に連れられてゆく娘たちのくだりは農道、畦道)。買い叩いた繭を運んでゆく大八を見るシーンはわらびの里か(竿ケース付きの小屋脇)。横目付が出て斬りかかられる土手は大覚寺大沢池堤(外側から見上げのアングル、心経宝塔頂部映り込み)
  • おこんが留守居役と取引する浄妙寺、妙顕寺。取引は三菩薩堂・尊神堂間にあった「反った渡廊」の下。立ち回りは三菩薩堂縁先や本堂縁先、各お堂まわりで。

2011/2/23

■ 影の軍団IV 第8話「闇にきらめく遊女の群れ」1985.5.21関テレ/東映

 足抜け女郎に関わり、義憤を抱く麟太郎。みんな助けてやるんだと息巻くが、その楼は甲賀者の巣窟なのだった。

ロケ地
  • 松野屋を始末したあと、一派の首領・道鬼がいる井伊の向島寮へ向け馬を駆る半蔵、嵐山東公園か(背景に並木)

2011/2/22

■ 影の軍団IV 第7話「黒髪の処刑台」1985.5.14関テレ/東映

 汚職を繰り返していた普請奉行は、証拠を握る部下の改方を密殺し、彼を登用した堀田正睦の非を鳴らす。改方の妹とその許婚者が命を賭して闇を暴く姿に、軍団は動く。

ロケ地
  • 瑞竜軒の手下に志乃をさらわれたあと、秘密のツナギ部屋へ急ぐがま八、走る溝は大覚寺有栖川河床。大沢池溢水口へ這い上がり、セットへ切り替えて堀から小部屋へ入ったように演出してある。
  • 普請奉行が金を運ぶ船を襲う軍団、嵐山公園水路か。志乃に仇をとらせてやる堀端はセット撮り。

2011/2/21

■ 影の軍団IV 第6話「京の夜は血の香り」1985.5.7関テレ/東映

 幕末の京、世を憂える若い公家が勝麟太郎と文のやりとりをするが、その情報を奪い金にする外道が暗躍。べんり屋に京都店があったり、お蓮が祇園の姐さんだったり。

ロケ地
  • お参りのところを樋ノ口少将に襲われる一条の妹、吉田神社竹中稲荷。お参りは本殿、犯行後の少将が一条と室町に嫌味をかますのは参道の重ね鳥居下。世を儚む一条妹、下鴨神社泉川(林を彷徨って髪に落ち葉いっぱい)
  • 半蔵が京へ向かう街道、木津堤(堤下から見上げ、画面下部に小屋の瓦屋根かすめ)流れ橋(飛脚の善九とすれ違い、彼を襲った刺客を斬り捨て)
  • べんり屋京都店従業員を葬る塚、木津河原(土手法面)
  • 三条口で勝麟太郎を待ち構える少将ら、神護寺。勝に化けたお蓮が石段を登ってくると、金堂縁先に僧に化けた浪人たちと少将がずらり。チャンバラは金堂前のほか石段や毘沙門堂前などでも展開される。
  • 鳥追い姿で京を去るお蓮、川堤か。
■ 水戸黄門42 第18話「千客万来!代筆美人」2011.2.21TBS

 問屋場に忍び寄る魔手、お上に訴えても全く無駄の、奉行と悪徳商人がグルな仕儀。悪者を懲らすベタな展開に、一歩を踏み出せずにいた不器用な男女の後押しと、放蕩息子の帰還話をからめて描く。

ロケ地
  • 遅れて桑名入りの格さんが叶屋の飛脚を助ける街道、酵素ダートか。
  • 用心棒を買って出た格さんが、叶屋の飛脚頭と走る街道、山道は不明、足つって休む野原は大覚寺遣水跡。山賊が出て危機の山道は酵素か。
  • 事後、文をしたためてみる弥七、凭れる木は酵素の木。文代わりに花を摘む楓、酵素河川敷小川べり。

2011/2/20

■ 運命峠 第15話「母恋い無心剣」1975.1.15関テレ/東映

 秀太郎が柳生に捕われてしまい、思い余って取り返しに行った六郎太は、但馬守に剣の未熟を指摘されなす術も無し。
健気な秀太郎を見届けた六郎太は、己を空しくして再びの修行に入る。

ロケ地
  • 蓮子が隠棲する家近くで隠密の襲撃を受ける六郎太、下鴨神社池跡。
  • 土井大炊頭邸前、娘にからむ植木職人たちを懲らす小太郎、相国寺方丈塀際。屋敷の侍が出てきて事を構えるところ、但馬守が来合わせ介入。
  • 柳生に挑むも破れ、痛む体を引きずり歩く小太郎、相国寺大光明寺南塀際。ささ香が行き合わせ、肩を貸す→蓮子宅へ。
  • 秀太郎を連れ野駆けの六郎太、不明(本梅川あたりの土手に似る)
  • 東叡山イメージ、黒谷か。上棟式に向かう家光の駕籠を襲う福島の残党、下鴨神社馬場〜河合社脇。
  • 秩父山中で初心に帰って鍛錬を積む六郎太、保津峡落合巌上。

2011/2/19

■ 運命峠 第14話「春待つ大奥」1975.1.8関テレ/東映

 相変わらず、ならず者から娘を助けたり、蓮子に向けられた刺客を防いだりの六郎太。そんななか春日局は、参詣の折に大事の将軍と同じ顔をした浪人を見かけてしまう。

ロケ地
  • 娘たちを騙して連れてきた女衒の船が着く港、琵琶湖西岸(突堤の先に灯台をあしらい、港を演出)
  • 港で見知らぬ浪人に頼みごとをされたおるい、調布さして街道をゆくところ、通りかかった行商人に道を確認するシーン、渡る橋は若森廃橋
  • 行商人の親切で乗った駕籠が止まり、降りると雲助がうえへへな町角、大覚寺五社明神。縞蛇の参太と二ツ名を持つ当の行商人もやって来て、売り飛ばす前に無体をはたらこうとするところ、小太郎が通りかかり阻止。
  • 翌日、小太郎と共に頼まれた使いを果たしに行くおるい、駕籠がゆく街道、不明(田畔)。目的地、小丘に萱葺民家。中には惨殺死体が累々。
  • 六郎太が腰を落ち着けている寺、丹波国分寺。山門のほか本堂。門前の田畔には、はさ木が残る。後段、おるいに頼みごとをした浪人の亡骸を葬ってやる無空たちのシーンは、境内石仏群脇。
  • 蓮子たちが隠れ住む家、不明(萱葺民家をイメージに使用、丘の中腹らしき「道」が拉致現場に使われている)
  • 春日局が六郎太を目撃する寛永寺参道、赤山禅院参道。参道脇の林で子らが遊んでいて鞠を転がし、駕籠先を汚し手打ちにされかかるところへ六郎太。
  • 春日局が服部半蔵を召して六郎太抹殺を命じる庭、阪口青龍苑池泉端。
  • 刺客をしのいだあと、運天に別れを告げ去った六郎太がゆく野道、川堤か(遠景にきれいな円錐形の低山)

2011/2/18

■ 影の軍団IV 第5話「妖精は三度殺られる」1985.4.30関テレ/東映

 横浜見物に行き、天誅と称し無辜を殺す輩を目の当たりにして憤激するあやめ。勝の口出しもあり暴走した彼女は、他ならぬ己自身のせいで落命する、気のいい男を見る羽目になる。

ロケ地
  • あやめをさらい、軍団をおびき出そうとする一味、脅迫状で指定のすすきヶ原は広沢池西岸葦原、夜間撮影。
  • 一味のアジトを逃げ出したあやめが走る水辺の道、大覚寺放生池堤(罠で、後から一味の浪人がつけてくる)。逃げる途中、荷担ぎ中の権太とばったり会うのは天神島祠前、一旦大木の陰に隠れるが、権太は追っ手の顔を見て怒気を発し、殴りかかってしまう。
  • あやめに権太の通夜を命じ、配下を連れ一味を退治にゆく半蔵、流れ橋と周辺。土手を駆け下り川を渡渉、流れ橋下の河原を駆け抜ける。アジトの荒れ屋敷はセット撮り。

2011/2/17

■ 影の軍団IV 第4話「大奥からの依頼人」1985.4.23関テレ/東映

 次期将軍をめぐる抗争、紀州を推す一派を抑えるため、篤姫の昔の恋人が人質に。配下のフライングを叱る半蔵だが、お局さまの依頼が便利屋に降ってくる。

ロケ地
  • 牡丹が滝川に招かれ、金蔵破りの依頼を受ける寺、西壽寺。石段から本堂見上げの図と、庫裏の煙とりをイメージに。
  • 半蔵と兵衛が対峙する橋、中ノ島橋。ハイジャンプ・エックス攻撃。
  • 江戸城イメージ、姫路城天守。後段、麟太郎が泉下の古泉に呼びかけるシーンでは、太った感じの天守が書割で出る。
  • 御金蔵に侵入し甲賀衆と戦う軍団、一部は大覚寺心経宝塔(基壇、石段)
  • 再度侵入する軍団、走る溝は大覚寺有栖川河床。取り付く石垣は彦根城か。

2011/2/16

■ 影の軍団IV 第3話「微笑が殺意を呼ぶ」1985.4.16関テレ/東映

 掛取りに追われ、刺客に付け狙われ、大忙しの麟太郎。そんな彼を、他ならぬ井伊の赤鬼が見込み、取り込む術に「女」を使う。それは、「影」の炙り出しも兼ねていた。

ロケ地
  • 野呂と入れ違いにお才の酒肆を出た麟太郎がゆく坂、金戒光明寺東坂。麟太郎をつけていた「行商人」を斬る「同志」、くろ谷墓地
  • 麟太郎の仲間が井伊の駕籠を襲うも待ち伏せされ返り討ちに遭う林、下鴨神社糺の森。井伊の家来が引き上げるところへ半蔵が出てチャンバラの窪みは池跡で、駆けつけた麟太郎が友の死を嘆くのを後目に去る半蔵は河合社裏手へ。その半蔵に、我が友を見殺しにしたと食ってかかる麟太郎、金戒光明寺石段
  • 堀田邸を出てきた麟太郎を裏切者と斬りかかる同志、金戒光明寺長安院下坂。同志二人が野呂に斬られるのは三門、野呂の言葉を確かめるべくお才の店へ走る麟太郎、永運院下坂〜セット。
  • お才を人質に麟太郎が呼び出される井伊の小梅寮、中山邸通用門。麟太郎の折助に雇われた半さんが、お才を奪われる夜道は参道。

2011/2/15

■ 影の軍団IV 第2話「女の顔が夜光る」1985.4.9関テレ/東映

 旗本が次々暗殺され、麟太郎にも魔手が伸びる。黒幕は開明派が大嫌いな書院番頭、親切面して軍団に近づく彼の手の者の肌には、伊賀の印があった。

ロケ地
  • 一連の天誅現場の一つ、夜の坂は紅葉の馬場か。
  • 情勢を語るナレーションに被る、米国総領事館が置かれた下田玉泉寺、一様院(山門を斜めに見上げ、星条旗あしらい)
  • 土井宗清邸、相国寺大光明寺。門のほか、前庭や通用門、南の路地も出て、塀の内外で「密書」のやりとりがあったり。「半さん」がロバで来るシーンでは、背景に墓地の門が映り込んでいる(扉は閉まり)

2011/2/14

■ 影の軍団IV 第1話「春一番!燃えて半蔵いま発進」1985.4.2関テレ/東映

 黒船来航で揺れる幕府、開国派と攘夷派が対立するなか、世を憂える若者たちと会合を持っていた老中・堀田正睦が狙われる。若侍のなかには、青年・勝麟太郎が居り、遠く家光の世より伝わる「影」の存在を希求していた。

ロケ地
  • 江戸城イメージ、姫路城天守
  • 川番の伍平が爆破犯を見てしまい斬られる番小屋、大覚寺大沢池船着(大) に小屋あしらい。爆破された料亭は深川。
  • 牢を出されたさつき、麟太郎を案じ半蔵に話すのは仁和寺九所明神前。灯篭の火袋には蝋燭があしらわれている。半蔵は僧形。
  • 堀田を狙うべく早暁の街道をゆく多聞院一党、松尾橋下手右岸堤か。
  • 下田へ出立する堀田、騎乗する屋敷の玄関は相国寺林光院式台玄関。行列がゆく街道は北嵯峨農地田んぼ越し広沢池西岸沿いの道。田畔、積み藁の陰にさつきと瓢斎がいて一行を見ている。
  • 堀田の一行が荷車で道を塞がれ、続いて爆破され逃げ惑う山道、谷山林道か(堀田は馬で坂を駆け上がって逃れる)。騎馬の堀田と配下が降りてくる坂は酵素降り口、多聞院一党に囲まれ混戦となる野原は酵素河川敷。堀田の危機に駆けつける軍団、それぞれのルートに天神川河床広沢池芦原、桂川大堰下などが使われている。逃げた堀田の前に立ちはだかる多聞院一党、堀田に化けていた半蔵が正体を現し死闘を繰り広げる河原は天神川河床。山道でも酵素でも天神川でも、派手なファイヤあり。
■ 水戸黄門42 第17話「さらわれた黄門さま」2011.2.14TBS

 お忍びで金比羅さんへ向かう一行だが、丸亀城下で老公が誘拐されるという椿事が出来。縮緬問屋のご隠居をさらった雲助たちは、船を取り上げられ自棄になった海の男、城代とつるんだ悪徳商人が民を苦しめていた。

ロケ地
  • 金比羅船々を歌いながら丸亀街道をゆく一行、大堰川堤
  • 丸亀城、本物をイメージカットに。老公がお忍びで城下にという情報が、城代家老にもたらされるくだり。
  • 海辺で聞き込みの弥七、琵琶湖東岸松原。楓が通りかかる。
  • 老公がさらわれる茶店、不明(奥に石積が見える坂)
  • 老公をさらった左源太の家、海のそば設定で琵琶湖岸とセットを併用し表現。
  • 老公の行方を求め金刀比羅宮で聞きまわる助格、金刀比羅宮の石段や本宮をイメージに挿入したあと、実際のお芝居は法輪寺で。長い石段でこんぴらさんのきつい坂を表現し、山門越しの絵には「五人百姓の床机」を演出。
  • 誘拐に一役買った左源太の倅・太助を見つけ話を聞く楓、琵琶湖(大きな岩が露出した砂浜)
  • 「誘拐犯」が老公を伴いやって来る城門、郡山城追手門
  • 左源太一家に見送られ当地を発つ一行、琵琶湖東岸(石積護岸)
※左源太は高知東生、「海賊のかしら」は渡辺哲。城代は浜田晃、悪徳商人は逢坂じゅん(レツゴーじゅんとは思えぬ憎々しさ)。茶店親爺は福ちゃん、ベタでクレジットあり。
2011/2/13

■ 運命峠 第13話「百万両の遺産」1974.12.25関テレ/東映

 長屋住まいの六郎太、近所の娘は彼を慕い世話を焼くが、闖入者が彼女の運命を変えてしまう。大坂城落城の折持ち出された金は、そのかみ実父を死に追いやったばかりか、いままた養父の命をも奪うのだった。

ロケ地
  • 回想シーンで出る、財宝を隠し地図に記してきた足軽(月江の実父)が、須貝に斬り殺された林、鳥居本八幡宮鳥居下付近。フィルターがかかっていて判りにくい絵。
  • 月江ばかりか運天も置いていずこかへ去る六郎太、不明(ススキ原)
■ 江〜姫たちの戦国〜 第6話「光秀の天下」2011.2.13NHK

 家康と別れた江は、母たちと会えぬまま捕われて光秀のもとへ。対面した「仇」からは憑き物が落ちており、やりきれない虚しさが残るばかりだった。

ロケ地
  • 江を連れた家康がビバークする伊賀山中、不明(小川?)
  • 伊勢の海を望む丘に辿りつく家康と江、琵琶湖を望む西岸の高台か。
  • 山崎合戦、淀に見立てられた河原、不明(高水敷は広く、流れは滔々。信州の川っぽい感じ)
  • 「小栗栖」、不明。竹槍→切腹の流れ。

2011/2/12

■ 運命峠 第12話「夜霧の江戸」1974.12.18関テレ/東映

 家康出府の際に功績のあった旧家は、使い捨てにされたままおちぶれ、関ヶ原の折秀忠に強力し果てた武将の娘には、恩賞が無いばかりか恥の歴史を消そうと刺客が差し向けられる。ほかならぬ徳川家の暴虐に怒った六郎太は、酒井忠勝のもとに乗り込み、彼らの身の安全を確保するため啖呵を切って脅しつける。

ロケ地
  • 宗方屋敷、民家門。徳川氏移封より古い侍の館、場所は角筈近くの街道追分(内藤新宿成立以前の設定)。宗方家は素人宿をしていて、六郎太や八重は酒肆の主・与吾平に紹介されてやって来る。
  • 八重と健助にお墨付きの件を言い聞かせ国へ帰す六郎太、大覚寺五社明神(夜)

2011/2/11

■ 運命峠 第11話「武蔵野非情」1974.12.11関テレ/東映

 懐かしの武蔵野に戻り、昔暮らした草庵に落ち着こうとする六郎太だが、運命は平穏を与えてくれない。そして、別れたままの母子も、如何なる定めか江戸へ向かっているのだった。

ロケ地
  • 江戸城イメージ、彦根城(いろは松)と書割。
  • 六郎太がゆく武蔵野の林、かつて暮らした草庵、不明(林は糺の森に、草庵周辺は酵素に似る)
  • 七兵衛が朝比奈の使いで出向く大目付・加倉井邸、相国寺大光明寺(イメージカット)

2011/2/10

■ 運命峠 第10話「一殺多生剣」1974.12.4関テレ/東映

 熊本城下、七兵衛に翻弄される母子を六郎太が助けるいつものパターンだが、蓮子の失明というハプニングが出来。姫を絶望の淵から掬い上げたのは、七兵衛の情婦からのエールだった。

ロケ地
  • 熊本城、本物の天守と櫓をイメージに。
  • 城下をゆく六郎太、上賀茂社家町・明神川(対岸から藤木社ナメて)
  • 七兵衛に連れられた秀也がお城を指して叫ぶ川端、上賀茂社家町・明神川(いわゆる「社家町」より少し上手の民家脇)
  • 公儀隠密・原勘解由が休んでいて六郎太を見かけ声をかける茶店、今宮神社門前茶屋・一和
  • 六郎太を見かけ走り寄る秀也、今宮神社稲荷社脇。秀也を追ってきた七兵衛は、六郎太を見て跳躍、上の摂社に逃走(見下ろしの図あり)。このあと隠密の尾行に気付き始末する間、待たせていた秀也は再び七兵衛に持って行かれる(+神官に文句言われ)
  • 蓮子とささ香が来る街道筋、北嵯峨農地竹林際。蓮子が眩暈を起こすシーンでは、竹林のシルエット越しに農地を見る図も。
  • 秀也を取り戻した翌日、あぶり餅を食わせる茶店、今宮神社門前茶屋・一和東門で芸を披露する一家を見ていると、芸人一家のアル中父がチンピラにボコられだし、介入する運び。
  • 原が配下から報告を受ける神社境内、今宮神社境内。神官が立ち聞いて、滞在中の六郎太と秀也に退去を求める。
  • 六郎太の家来になると咆える運天、夜の橋は上賀茂神社神事橋(はじめ欄干の外側にぶら下がっていて、橋上に直り正座して九字を切る。そうこうするうち、医者を呼んできたささ香とばったり。河合社の鳥居や、御所舎が映り込む)

2011/2/9

■ 運命峠 第9話「南海の超濤剣」1974.11.27関テレ/東映

 七兵衛に秀也を提示され、功名心に火をつけられた大名の弟。その配下が仕出かした人もなげな振る舞いが、六郎太をかんかんに怒らせる。
あらためて六郎太に心服した運天が、勝手に主呼ばわりする逸話も。

ロケ地
  • 肥後・不知火海、日本海ロケか。巨岩の岩場や、波寄せる浜など。
  • 不知火屋敷、大覚寺明智門。門内外と、西塀際を使う。

2011/2/8

■ 運命峠 第8話「暁の決斗」1974.11.20関テレ/東映

 母子については、毎度の如くさらわれたり取り返したりだが、神父を頼っての長崎入りは、切支丹弾圧の真っ最中でますます混乱。
そんななか、六郎太の前に立ちはだかった強敵は、徳川秀忠を激しく憎む男であった。

ロケ地
  • 長崎へ向かう途中の六郎太が野宿する野原、酵素河川敷・小川べり「木」の根方。後段、六郎太に知らせを持って駆けてくる運天のシーンもここの小川で、河床を走る。
  • 母子が長崎へ向かう道、不明(水食地形のアレ、白水峡みたいな崖や、砕石場みたいな段々も)。後段、切支丹処刑場になったり、蓮子奪還の大立ち回りの現場にもなる。処刑の際は「雲仙」設定で、「雲仙地獄」と思しきイメージ映像が挿入されている。
  • 当地を去ってゆく六郎太、谷山林道か(切り通し見下ろし)

2011/2/7

■ 水戸黄門42 第16話「一触即発、御家騒動!」2011.2.7TBS

 旅の目的の、高松藩の内紛を収める区切りの回。悪謀は白日の下にさらされるが、老公のはからいでソフトランディング。肩の荷をおろした一行は、帰りを急がず金比羅さんへと向かう。

ロケ地
  • 老公一行が四国を望む山道、不明(海と岬をイメージに挿入)
  • 高松城栗林公園をイメージに挿入したあと、藩主・頼常に詰め寄る次席家老のシーンにスイッチ、茶席は彦根城玄宮園鳳翔台。
  • お遍路に喜捨をする里人、走田神社社務所前。導入は前畑越しで花あしらい。その遍路の中の人は老公たち。
  • 弥七が老公に情勢を報告する浜、琵琶湖東岸。
  • 塩専売に反対する商人になされた狼藉について憤激し協議する若侍たち、ここへ捕吏が出て立ち回りの町角、大覚寺大沢池畔。
  • 若侍たちを使嗾した罪で捕縛される次席家老、連行ののち閉門となる屋敷は妙心寺大雄院門。
  • 筆頭家老襲撃を企てる若侍たちのくだり、家老が下城し菩提寺へ向かうルートは彦根城楽々園玄関〜彦根城太鼓門櫓妙心寺大庫裏脇路地。若侍たちが待ち構える城前は彦根城天秤櫓、家老の動静を受け走り回る城下の路地は妙心寺大通院裏路地(ラウンド塀際)妙心寺大庫裏脇路地(ここで弥七らに止められ)
  • 高松を発つ老公を追ってくる若侍たち、走田神社本殿前。楓がゆく街道、大堰川河川敷か。弥七が水を飲む山道、不明。金比羅さんさして街道をゆく老公一行、大堰川堤

2011/2/6

■ 江〜姫たちの戦国〜 第5話「本能寺の変」2011.2.6NHK

 伯父との再開を待ちわびる江に、凶報がもたらされる。信長の生死も不明なまま、ただ逃げるしかない江に乱破が襲い掛かるが、竦んだ彼女の背を他ならぬ伯父上が押す。

ロケ地
  • 家康に請われ上洛する江、対面し堺見物に誘われる宿館(?)仁和寺宸殿。南庭の見える北側廊下を通り、対面の場は南側の池泉に面した縁先。遠景に塔が映り込んでいる。対面する江と家康の間、池泉の落水が入っていい感じ。
  • 兵を京に向けた光秀が渡渉する桂川、不明。
  • 変事を聞き、上方を脱出する家康と江たち、伊賀越えを控え一時休息をとる家は酵素民家セット(中は別撮り、廃屋設定)。馬が調達され連れて来られる。
  • 馬に乗り逃避行を再開する一行だが、江が斜面を降りられず立ち止まる林、下鴨神社池跡(乱破出現で危機→馬術コーチ出る)。背後霊の信長とタンデムで駆ける道は馬場(後席は家康が追いついた時点で消え失せ)

2011/2/5

■ 運命峠 第7話「仇討ち兄妹」1974.11.13関テレ/東映

 七兵衛の邪魔は入るものの、ようやく母子は合流できて、九州さして海を渡る。彼らの危機を悉く救う六郎太は、追っ手のほか、戦いのための戦いまで挑まれて、息つく暇もない。

ロケ地
  • 母子流転の経緯を語るナレーションに被る情景、伏見城大阪城
  • 追っ手が蓮子を探し回る谷川、清滝水系か。
  • 六郎太が楓と出会う、毒の流れる谷川、不明(ごく浅い、山中の沢)
  • ささ香が七兵衛に秀也を奪われてしまう川、保津峡落合。渡渉あり。
  • 楓と兄・久之進が棲む山小屋、不明(杉林の中、別の場面で既出か)
  • 家老・結城邸、民家長屋門
  • 追っ手に加え、梅軒とやり合う羽目になる松林、湖南アルプスか。ここで合流した小太郎と話すのは鳥居本八幡宮広場。
  • 楓が行き倒れのささ香を拾う川、不明。
  • 巡礼姿の蓮子と千早が追っ手に尾行される道、不明(小川を渡る橋あり)
  • 船を用意の香月浜、琵琶湖岸。

2011/2/4

■ 運命峠 第6話「みだれ雲 愛と剣」1974.11.6関テレ/東映

 我が子と見えるため、蓮子はふらつく体を旅の途に。六郎太は、秀也を捜しつつ目に余る悪者を懲らして歩く。そして、ささ香がとった道は九州へ。

ロケ地
  • 荒波寄せる巌に立つ六郎太、不明(日本海か)
  • 蓮子と千早姉弟がゆく街道、不明(ふだん踏まれていなさそうな林道)
  • 野原に寝ていた六郎太が、秀也らしき幼時の噂をする野武士を見るくだり、野原は広野で、「野武士」又兵衛の居館は酵素河川敷
  • 蓮子たちが宿を借る路傍の家、不明(道端に小屋、道の下は谷川)。蹄の音を聞いて外に出ると、上の道を六郎太が乗った馬が駆けてゆく。
  • 秀也の情報をつかみ宿場を出てきた六郎太、手配の罪人として役人に囲まれるのは大覚寺五社明神(捕り方の一人に福ちゃん)
  • 鬼勘の娘を陵辱し復讐しようとしていた男たちを止める六郎太、鳥居本八幡宮広場。
  • 七兵衛が忍び仲間に会い情報を貰う神社、不明(玉垣の囲いが二つあり、境の「路地」の奥に石塔)
  • 七兵衛がゆく、赤間ヶ関と萩の道別れ、不明(山中、地道のヘアピンカーブ)。ここは後段、六郎太が蓮子を伴いやって来て千早たちと再会するシーンでも登場。
  • 七兵衛がたどり着く赤間ヶ関、琵琶湖西岸(石積の突堤)
  • 蓮子たちと別れた六郎太が立ち尽くす高台、下古賀の切り通しに似た地形。

2011/2/3

■ 運命峠 第5話「華麗なる非情剣」1974.10.30関テレ/東映

 秀也を抱えた七兵衛は「豊臣恩顧」最有力の毛利へ、そこで石田の残党と出会い合流。しかし毛利の家老は、いま徳川に逆らえば御家は破滅と見ていた。

ロケ地
  • 周防山口城イメージ、彦根城天守
  • 六郎太がゆく荒野、不明(水食著しい荒れ地、「かかし半兵衛のアレと似る)
  • 秀也をおぶい周防さして山道をゆく七兵衛、不明。食べ物を調達するため、一時秀也を置いてゆく野原、酵素河川敷。その途上で追っ手と遭遇するのは酵素ダート。取って返した七兵衛、秀也を抱え樹上に身を隠すのは酵素の木
  • ささ香と運天が、七兵衛の痕跡を見る山道、不明(切り通しっぽいガレも)
  • 家老の娘が牢人に無体をはたらかれるところ、六郎太が行き合わせ介入する寺、丹波国分寺。門内外とお堂まわりを使う。
  • ささ香が夜に起き出して水垢離をとる川、酵素河川敷
  • 秀也のことを聞いた継元が熱くなるのをたしなめる家老・頼母のくだり、イメージに出る門は相国寺大光明寺
  • 頼母邸へ娘の笛を届けた六郎太、名乗らず去る道は相国寺豊光寺脇路地、北側の狭間をナメたアングル。その狭間の東側から、十兵衛配下の早見が出てくる(このあと、六郎太を見たと十兵衛に報告)
  • 石田三成の遺臣・西条たちが、秀也を駕籠に乗せ頼母に会いにゆく道、相国寺長得院塀際。
  • 頼母が継元の隠棲所へ赴き、毛利の殿様の決断を伝えて諭すくだり、お供と駕籠が控える門は中山邸門
  • 頼母と継元の会話を天井裏で聞いていた七兵衛が、石田の残党にそのことを話し議論沸騰の場面、庭で遊んでいた秀也を運天がかっさらうのは青龍苑か(池泉の端に刈り込み、七兵衛たちがいる座敷から庭が見えている)
  • 秀也を抱えた運天を追う七兵衛ら、日吉大社西本宮参道〜走井橋。秀也を受け取ったささ香が走る川べりは大宮川か、このあと六郎太がいる野原にスイッチ。
  • 秀也をおぶい山道をゆくささ香、不明。ささ香に化けて運天から行き先を聞き出そうとする七兵衛、不明。
  • 六郎太がゆく荒野、冒頭の水食地形の荒れ地と同所。

2011/2/2

■ 運命峠 第4話「殺風西に奔る」1974.10.23関テレ/東映

 運命の子は、変心した七兵衛に連れ去られ芸州へ。行き違いによりささ香とは会えず、曲折を経て結局七兵衛の手に戻ってしまうが、刺客を差し向けられた「徳川の子」の胸に、追われる幼子への憐憫が萌していた。

ロケ地
  • 江戸城イメージ、姫路城天守。城内をゆく天海、彦根城内濠端(埋木舎前、背景に佐和口多聞櫓)。柳生但馬守に、母子と六郎太抹殺について話す庭は彦根城玄宮園龍臥橋上。
  • 六郎太についてきて話しかける有川、落合トンネル付近と落合橋か(地道と木の欄干)
  • 運天とささ香がゆく道、不明(山道)
  • 福島家居城としての広島城イメージ、大阪城天守(直下から見上げ)。忠臣・相楽玄蕃が忠言するも、家老・峰村に退けられるくだり。
  • 相楽玄蕃の乗った駕籠が城を下がる道、相国寺光源院脇路地〜鐘楼脇〜弁天社前(やしろの中にいた七兵衛が針を飛ばし暗殺)
  • 秀也を連れて逃げようとするも七兵衛に見つかってしまう主馬、大堰川河川敷か。
  • 柳生十兵衛が有川ら配下と六郎太について協議する町角、大覚寺天神島祠脇。
  • 七兵衛が秀也をおぶって歩く道、不明。
  • ささ香と運天が道中で水を使う川、清滝川
  • 六郎太が有川の文で呼び出される、明神ヶ嶽中腹の辻堂、御室霊場のお堂。
  • 十兵衛との戦いで崖から落ちた六郎太、起き上がり再び歩みだす道、不明(山道)

2011/2/1

■ 影の軍団 III 第26話「さらば!影の軍団」1982.9.28関テレ/東映

 遂に、真っ向から紀州に刃向かう軍団。仲間ばかりか尼御前まで散り、「怨念の鬼」と化した半蔵は、光貞の肉体を抉る。

ロケ地
  • 竜軒が御用医師に化けて入る紀州藩上屋敷、大覚寺大門。光貞の駕籠がつけられるシーンに式台玄関、竜軒が出入りを見張るシーンでは大門の「対岸」も。
  • 竜軒が光貞の動向をかしらに報告する神社、不明(林の中)
  • 光貞の駕籠を襲う軍団、酵素ダート。竜軒が駕籠を襲うも中に光貞は居らず爆発、その後大立ち回りとなる野原は酵素河川敷、茂った葦原をたっぷり使う。
  • 紀州藩邸へ乗り込み光貞を襲うも失敗、返り討ちに遭った尼御前が「水死体」で発見される川端、広沢池東岸
  • 尼御前を葬る塚、北嵯峨農地小丘。
  • 和歌山城、本物をイメージに。勤めていた商家の主に連れられお城へ上がるお蝶、二人ゆく堀端は二条城堀端(外濠)
  • 紀州藩の世子と鷹司家の婚儀の件で遣わされてくる岩倉中将、変装し入れ替わった虎麻呂の一行がゆく橋本宿〜和歌山城下の道、北嵯峨農地農道。迎えられる玄関は相国寺林光院式台玄関。
  • 本物の中将を隠してある家、不明(軒瓦を出した茅葺)。根来党が襲撃。
  • 光貞を討ったあと、将軍に釘をさしに現れる半蔵、江戸城イメージに姫路城天守シルエット。
  • 散っていった軍団メンバーの遺髪を谷に投げる半蔵、保津峡落合落下岩。髪の束が流れてゆく谷川は清滝河口部。

←2011/12011/3→

・日記目次 ・ロケ地探訪 ・ロケ地探訪表紙テキスト版 ・ロケ地一覧 ・時代劇の風景トップ
・このサイトについて ・サイトトップ