時代劇の風景 ロケ地探訪
南禅寺は東山の麓にあって五山別格上位に位置づけられる臨済宗の寺。 文永元年(1264)亀山帝の離宮として造営されたのが起こりで、応仁の乱で荒廃していたのを秀吉が再興、以後徳川氏の厚い庇護を受け発展。京でも有数の大きな寺となる。 |
総門 | 水路閣 | 南禅僧堂坂 | 三門 |
南禅寺の風景を特徴づけるのは歌舞伎「楼門五山桐」の舞台として有名な三門、そして寺奥を横切る疎水水路閣である。参道に数多ある湯豆腐の店も有名。今でも修学旅行生の姿が目立つ。 時代劇で南禅寺が映るのは三門が多い。総門を入ってすぐに見えるどっしりした風格のこの門は寛永五年(1628)に夏の陣の戦死者供養のため藤堂高虎が寄進したもの。別料金で登ることもできる。高台にあるので京の街の眺望がなかなか。 |
三門 | 南禅僧堂坂 | 渡廊 |