川を訪ねる旅     疏水の庭

對龍山荘

■  水車小屋  ■

 園池の奥、大滝落ち込みの左手には水車がしつらえてある。山里の雰囲気を醸し出すためであるが、水車小屋の裏手には畑があり、かつては水田もあったらしい。
実際に稲を育てて、収穫した米を水車小屋で精米し、正月には鏡餅に搗かれ對龍台の書院に飾られたという。

 今も水車は回っていて、水をきらきら飛ばしている。
この水車と大滝付近は伊集院時代のものではなく、植治の手が入った大きな改修部分である。

 要素が後から加わったせいか、要素を詰め込みすぎたせいか、やや園池まわりは狭苦しい印象もあるが各所の連続性に無理はなくさすがに植治の代表作に数えられるだけはある。

水車アップ 側面から 水車に水を送る樋

■對龍山荘表紙 ■ 園池 ■大滝 ■南庭の流れ ■水車小屋 ■珍客

■ 疏水の庭表紙


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