淀川流入運河 ・流路 琵琶湖疎水〜//〜淀川 ☆淀川水系一級河川 訓:ほりかわ(ごうかわと呼ぶ例も)
京都府京都市伏見区を流れる、宇治川に注ぐ運河。宇治川派流に水を分ける。
一級河川の起点は伏見区堀詰町。濠の端は伏見区桃山町真斎の国道24号線の南側。伏見市街西部をクランク状に曲がりながら南下、伏見港公園の南で宇治川(淀川)右岸に注ぐ。
流れる水は鴨川左岸を南流してきた琵琶湖疏水・鴨川運河のもの。疏水は京阪電鉄墨染駅の南方、墨染発電所に入り暗渠となり伏見郵便局の南で濠川となって再び地上に出る。
桝形橋から月桂冠北蔵を望む 奥の橋は丹波橋 ※北蔵は現在別の建物になっています |
大手筋・新大手橋から 左写真の建物は月桂冠昭和蔵 | |
伏見港公園 橋は伏見みなと橋 | 伏見港公園 伏見みなと橋から |
河口の土管 道路は外環状線 | 宇治川へ流れ込む濠川 |
濠川は豊臣秀吉の伏見城築城の際に外堀として開削されたもので、明治になって疏水とつながれた。
流域には酒造会社が多く、白壁の酒蔵が立ち並ぶ。
冬期には、水が止められていることもある。
濠川と宇治川派流は別々に宇治川に注ぐが、法的には左写真の看板にあるように同じものとして扱われている。左写真の看板は、伏見港公園を流れる濠川最下流部左岸、三十石船が係留されているところに立っている。