淀川2次支流 ・流入先 〜田原川〜淀川 ☆淀川水系一級河川 訓:だいどうじがわ |
京都府綴喜郡宇治田原町を流れる、田原川の支流。
宇治田原町立川の南部山地に発し北西流、立川地区を貫流し、国道307号をくぐってすぐ田原川左岸に注ぐ。
一級河川の起点は宇治田原町立川の宮の前。
宇治田原町立川 宮本橋付近 |
流域に茶畑の多い里を流れる小川。
川の名は、上流にある大導寺から。寺の傍らには「信西塚」が残されている。
信西とは、平治の乱に先立つ政変に斃れた信西入道(藤原通憲)のこと。
入道は、館を焼かれ上皇が幽閉され帝も監視下におかれた京を逃れ、大和に落ちる途次ここ宇治田原の立川白谷に於いて、追捕の手迫るを知り自刃したとも斬首されたともいう。
立川には彼の荘園があり、都で晒された首を領民がここに葬ったと伝わっている。