時代劇の風景 ロケ地探訪
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| 伊勢ノ上町から嵐山を遠望 |
| 平安の昔から景勝地として親しまれる嵐山。観光シーズンには人が溢れかえり、些か俗っぽいイメージもあるが桂川を中心とした水景には心洗われるものがある。 保津峡を抜けてきた桂川が盆地に入る付近、渡月橋の架かるあたりをひろく「嵐山」と呼ぶ。渡月橋のすぐ上手には古い歴史を持つ堰があり、ここから上を大堰川、下を桂川と呼ぶ慣わしがある。堰の上は湛水域となっており貸ボートや遊覧船がゆったりと浮かんでいる。 渡月橋から下には洛西の野へ灌漑用水をもたらす桂川用水取水のための導水路があり、桂川との間に中州を形成している。この中州は嵐山公園として整備され開けた明るい河原からは渡月橋と桂川の清流が瀬を噛むさまが眺められる。 著名にして繁華な観光地であると同時に、太秦が近いゆえに時代劇撮影ポイント密集地でもある。 |
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| 嵐山公園 | 中ノ島橋 | 渡月橋 | 大堰 | 亀山 |