大岡越前スペシャル「親子をつなぐ名裁き」

BS新春時代劇、2019.1.4BSプレミアム

大岡忠相/東山紀之 榊原伊織/勝村政信 結城新三郎/寺脇康文 雪絵/美村里江 三次/近藤芳正 勘太/柄本時生 辰三/石井正則 筧陣内/金山一彦 子吉/山崎裕太 片瀬堅太郎/加藤頼 立花喬之助/黒川英二 橋田孫兵ヱ/木谷邦臣 おいね/由夏 お秀/亜呂奈 お花/加弥乃 求次郎/斎藤絢永 松平乗邑/田村亮 おこん/遠藤久美子 伊生正武/高橋光臣 大坂屋与吉/赤井英和 お滝/檀蜜 化け火の銀蔵/浜田学 古籠火の八十吉/池田努 十蔵/佐川満男 青木昆陽/芋洗坂係長 田代重兵衛/おかやまはじめ 音松/河相我聞 島村/坂西良太 悪鬼の万七/國本鍾建 仁平/原金太郎 喜助/新納敏正 小坂/青島健介 おみち/梅宮万紗子 末吉/石井智也 村上源次郎/高橋長英 吉本作左ヱ門/寺田農 妙/松原智恵子 徳川吉宗/平岳大 川野平左衛門/西郷輝彦

脚本/尾西兼一 演出/矢田清巳

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 忠相は将軍直々の命を受け、お忍びで武蔵野へ出張る。その間江戸では、獄門になった凶賊の手下が、奇妙な経緯で忠相の息子に手を伸ばそうとしていた。
ぎりぎりの切所で動じずに人を信じた忠相の心が、天に通じる。

梅宮大社

ロケ地

  • 江戸城イメージ、前作にも出た、二条城と思しき櫓ほか要素いっぱい詰め込んだ合成映像。
  • 松平乗邑邸イメージ、大覚寺大門夜景。伊生が大岡への憤懣をぶちまけに来ているくだり。忠相失脚を狙う企みがなされる。
  • 養生所へ赴き、その一画で作られている甘藷について昆陽のレクチャーを受ける忠相、北嵯峨農地の畑。
  • かくれんぼをして母に叱責される求次郎、梅宮大社。茶店は本殿前に設営、隠れるのは舞殿階の陰。
  • 浪人姿で甲州路をゆく忠相たち(お供は片瀬と勘太)大堰川堤法面。押立村の田地は堤内地の田畦。
  • 逃散百姓を追う代官所役人のくだり、行き会わせた八十吉が思わず庇う林間は山麓か。ここは後段、往来のシーンにも使われる。
  • 百姓に話を聞く忠相、赤土が露出した法面や林等、先の山麓と同所と思われる。
  • ところの名主・川野平左衛門邸、摩気民家。門のほか北側の塀際、川沿いの塀や河原、内部もたっぷり使われる。橋は映らない。
  • 川野の回想、無頼の果て故郷に帰り着いた際、父との相克について十蔵(八十吉の父)に説教された田んぼ、大堰川堤内地の田畦。この前に出ている各地の情景も同所。
  • アジトから逃げるも見つかり音松に追われる求次郎とおこん、上賀茂神社ならの小川河床。忠相がおっとり刀で駆け付ける。
  • 押し付けられたお滝の子を連れて縁日に来ていた筧のダンナ、当のお滝が「相手の男」を連れて出てきてしまう神社は梅宮大社
  • 玉川上水普請の指揮をとる平左衛門、現場の水路は大覚寺遣水跡か。完成した水路イメージはならの小川。

※老中首座・松平乗邑と、勘定奉行・伊生正武は忠相の政敵。島村は伊生の配下。代官・田代と名主・仁平も同根。
※おこんは与吉との仲を裂かれ子と離されていた女で、間違えて求次郎を連れ出す次第。情夫・音松が凶賊の一味という設定。

摩気


→ 大岡越前(東山紀之)第一シリーズ
→ 大岡越前(東山紀之)第二シリーズ
→ 大岡越前(東山紀之)第三シリーズ
→ 大岡越前スペシャル「白洲に咲いた真実」
→ 大岡越前(東山紀之)第四シリーズ
→ 大岡越前(東山紀之)第五シリーズ


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