川を訪ねる旅
− 美酒美肴 −
鳥せい本店 |
上油掛町にある地鶏と名酒の店。醸造元「神聖」直営店で値段がリーズナブルなこともありよく賑わっている。このほど発売されたレストランガイド「ザガットサーベイ」でも伏見で紹介されている四店中に入っていた。
店は酒蔵を改造したものでゆったりとしており落ち着ける。
鳥せいの料理 |
この日いただいたのは鶏串(身・ズリ・肝・ハツ・手羽)、笹身のお造り、鶏飯(九州の郷土料理の汁かけごはん、ケイハンと読む)、とりめし(焼き鳥丼)、とりスープ、粕汁。
地鶏の串ものはさすがに旨い。造りもよい肉が使われておりなかなか。飯物はごはんの炊き具合が絶妙。粕汁は酒処だけあって具が鶏なのは嫌いなのに美味しくいただけた。とりスープは絶品。博多の水炊きのように白濁した熱々の汁がこたえられない。これは家では難しいな。
酒は喉をビールで湿したあと「神聖蔵出し生原酒」「鉄斎」「水のしらべ」をいただく。酒器もそれぞれに変えてある。味はもちろん特上。
白菊水 | 酒ソフト |
店内、入口近くに白菊水(白菊井)がある。平成伏見七名水のひとつで井戸掘り職人の三代目甲田忠司氏が百年ぶりに再現なさったものという。
店の脇には売店があり、お酒のソフトクリームを売っているのをデザートにいただいた(美味・オススメ)。
☆注;写真のソフトは先っちょ少し食べてあります。本当はもう少し量あります。
撮影日 2001.12.2
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