淀川1次支流 ・流入先 〜淀川 ☆淀川水系一級河川 訓:だいどがわ
滋賀県甲賀郡信楽町と大津市を流れる、淀川に注ぐ川。
信楽町南端の、京都府や三重県との境の山中に発し、信楽町南部の山間を小支流を集めながら北流、盆地に出て信楽市街地の東を抜け、信楽町牧の信楽高原鉄道雲井駅の西あたりから北西に転じ、16号大津信楽線沿いに再び山あいに入り、大津市に入る。この間の大津市上田上(かみたなかみ)大鳥居町ではダム建設が行われている。そのまま山間部を流れ、大津市上田上牧町で平地に出てゆるやかに蛇行しながら向きを南西に変え、大津市太子の南郷洗堰を経てすぐの淀川(瀬田川)左岸に注ぐ。
一級河川の起点は信楽町多羅尾立岩。
・古称・雲井川(信楽付近)。続日本紀、天平15年夏の聖武帝の詔「鴨川に幸し名を改めて宮川とす」とあるは雲井川=大戸川を指す。
大戸川支流 流入順 |
・滝川 ・流谷川 ・六呂川 ・神有川 ・大戸川北流 (←南川) ・中手川 ・信楽川 (←中立川、寺谷川、奥出川、千枚川) ・谷川 ・山門川 ・岩倉川 ・西山川 ・牧川 ・下山川 ・山添川 ・馬門川 (←西出川、隼人川) ・金山川 ・水越川 ・田代川 (←桃谷川、黒谷川) ・吉祥寺川 ・萱尾川 ・熊谷川 ・宮川 ・篠谷川 ・天神川 |
流程の詳細
■ 多羅尾の里 信楽町多羅尾〜神山
山ひとつ向こうを木津川が流れる里に源を持つ。
山峡を流れる美しい渓流。
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■ 信楽の盆地 信楽町中心部
数多くの製陶所がひしめく小盆地を流れる里川。
やきものと同じ色の砂を多く流す。
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■ 信楽から大津への山峡 信楽町黄瀬〜大津市上田上
信楽から大津へ抜ける山道沿いの渓谷。
中ほどではダム建設が進む。
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■ 田上山の裾を巡る 大津市田上〜南郷
都の建設で禿山となった山なみからの砂を流す川。
河口に作る浅瀬は古来より治水の要衝であった。
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