■ 志賀越えの山道
大津市山中町の村落の東、京阪バス山中上バス停の手前に志賀峠越えのダート入口がある。
この上に白川源流となる数多の谷が刻まれている。
谷を覗き込んで驚かされるのは色、河床の白い砂が澄んだ水を通してくっきりと見える。
光っているかのような明るい白で、一見すると濁水かと思わされるほど、異様とも言える白さであった。
総じて水量は豊か。冷たい清冽な水が傾斜地を下ってゆく。
ダート沿いの白川源流部 | 白砂の河床 |
■ 山中町の集落
集落の中心部では三面張りになる区間もある。
村はずれでは自然度の高い渓流となる。
植林杉だけでなく、様々な樹種が河畔に茂る。
紅葉の時期には、山の冷気がさぞ見事な色を見せてくれることだろう。
護岸は古いタイプの石積みで、河床は一枚岩の岩盤あり、ポットホールありの淵瀬連続する渓流。
淵にはやはり白砂が溜まっている。
集落へ入る道沿いの渓流 | 集落へ向かう白川 |
撮影日 2003/5/18 滋賀県大津市山中町