大岡越前 第五部

大岡越前 第五部

1978年 TBS/東映

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第1話 1978.2.6

 上様のお茶目なお忍び、遂におおごとに発展の巻。
忠相らの決死の働きで、将軍暗殺計画は未遂に終わるが、保護のためとは言え「無体な目」に遭った吉宗は、当然のことながらかんかんに怒る。この後始末も見ものの、新ファミリーお披露目の一話。

八坂神社

ロケ地

  • 吉宗が影供をまく湯島天神、八坂神社舞殿脇〜本殿裏手石段下。六の日に行きつけの、天神近くの茶屋はセットにスイッチ。

大岡越前/加藤剛 榊原伊織/竹脇無我 大岡雪絵/宇都宮雅代 風間駿介/和田浩治 猿の三次/松山省二 高坂千絵/山口いづみ すっとびの辰三/高橋元太郎 工藤新吾/藤間文彦 お花/遠藤真理子 お柳/岡田可愛 おとき/榊千代恵 高坂左内/成田三樹夫 長五郎/上田忠好 有馬兵庫頭/志摩靖彦 徳川吉宗/山口崇 大岡妙/加藤治子 村上源次郎/大坂志郎 大岡忠高/片岡千恵蔵

脚本/葉村彰子 監督/山内鉄也


第2話 「すり替えられた薬」 1978.2.13

 欲の皮の突っ張った札差の行為がもとで、とんだ殺人事件が起こる。手法は「毒殺」、元の薬を出した医者は、ほかならぬ伊織なのだった。
投獄された友を救うため忠相が奔走するのはもちろん、当の伊織自身の行いが身を助けるという「いい話」も入っている。

金戒光明寺

ロケ地

  • 亡妻の命日に墓へ参る伊織、金戒光明寺墓地。先に来ていた雪絵とともに帰る際には、塔映り込み。このあと、坂下で急病に苦しむ娘・お絹を診てやる運び。

大岡越前/加藤剛 大岡雪絵/宇都宮雅代 風間駿介/和田浩治 猿の三次/松山省二 高坂千絵/山口いづみ すっとびの辰三/高橋元太郎 工藤新吾/藤間文彦 お花/遠藤真理子 お絹/大関優子 おとき/榊千代恵 武蔵屋宗兵衛/堀雄二 叶屋仙蔵/富田仲次郎 多紀玄斉/高城淳一 岩松/江幡高志 竹三/稲吉靖司 石出帯刀/谷口寛 嘉助/唐沢民賢 太吉/上尾健一 太兵衛/寺島雄作 用心棒/野口貴史 仙太/鳥巣哲生 喜作/寺下貞信 村上源次郎/大坂志郎 榊原伊織/竹脇無我

脚本/葉村彰子 監督/山内鉄也


第3話 「欲しかった思い遣り」 1978.2.20

 病児を亡くした貧しき女と、悲惨の因を作った掏摸の男は、奇妙な経緯を経て同じ道を歩みだすに至る。二人の「共同作業」は完遂されていなかったが、強欲で薄情な医者には罰が当たっていた。
藤村志保の、薄倖の女が良い。

ロケ地

  • きのと銀次がゆく街道、不明(林道のようでも、土手のようでもある)。設定は鈴ヶ森か、それらしいあしらいものが見える。忠相夫婦が待っていて、二人に門出の贈り物をする。

大岡越前/加藤剛 大岡雪絵/宇都宮雅代 風間駿介/和田浩治 猿の三次/松山省二 高坂千絵/山口いづみ すっとびの辰三/高橋元太郎 工藤新吾/藤間文彦 お花/遠藤真理子 きの/藤村志保 いろはの銀次/大門正明 竹内道庵/遠藤太津朗 向かいの小母さん/桜むつ子 老中/幸田宗丸 真田次郎/岡崎二朗 寺の和尚/原健策 おれん/杉本真智子 おとき/榊千代恵 禿頭の大家/北原将光 質屋の番頭/堀内一市 吟味与力/田端猛雄 大店の女房/三浦徳子 提重の女/鰐石鈴子 弥次馬/千葉保 村上源次郎/大坂志郎

脚本/加藤泰 監督/山内鉄也

※道庵を「検死」に来た忠相と雪絵を始末しに出てくるならず者の一人に福ちゃん、濠落ちもあり、お白州にも登場。


第4話 「恐怖!雨の夜の辻斬り」 1978.2.27

 辻斬りが横行しているというのに、病の妻を抱えた浪人は軽率な行動をとり、疑われてしまう。忠相は真犯人を炙り出すため彼を利用するが、事情を聞かされていない忠高はかんかん。
忠相の名奉行ぶりは言うに及ばず、柳原の御前の侠気も見もの。

広沢池

ロケ地

  • 三次をお供に釣りに出た忠高、宮部浪人と出会う川端は広沢池東岸。はじめ忠高の船は葦原沿いに、宮部は東岸汀の「台」で糸を垂れている寸法。ラストシーンも同所。

大岡越前/加藤剛 大岡雪絵/宇都宮雅代 風間駿介/和田浩治 猿の三次/松山省二 すっとびの辰三/高橋元太郎 お花/遠藤真理子 宮部誠四郎/藤巻潤 白坂刑部/滝田裕介 森三左衛門/浜田寅彦 志津/本阿弥周子 おとき/榊千代恵 傘屋主人/西山嘉孝 刀屋主人/永田光男 朴庵/海老江寛 川庄の船頭/山本弘 火盗与力/千葉敏郎 村上源次郎/大坂志郎 大岡妙/加藤治子 大岡忠高/片岡千恵蔵

脚本/葉村彰子 監督/内出好吉

※宮部「処刑告知」のあと、してやったりと喜ぶ用人をよそに、辻斬り熱さめやらぬ殿様が外のカップル見て大興奮、これを止めようとする家来に福ちゃん。屋形船の中。


第5話 「襲われた目撃者」 1978.3.6

 アル中おやじが借金、そのカタに娘をとられるところ、悪党の内輪揉めで因業金貸しは殺される。互いを庇いあう父子を疑う忠相ではもちろんなくて、ならず者を引きずり出す過程がドラマとなる。

金戒光明寺

ロケ地

  • 目撃者として狙われている千絵に代わり、変装して新吾とお使いに出るおときのくだり、金戒光明寺。おときと新吾が通るルートは長安院下坂から鐘楼下、極楽橋、本堂前、永運院下坂(ここで風間たちとすれ違う中間に勝野洋・クレジットはベタ)。伊蔵とならず者たちが待ち構えるシーンに墓地、偽者と見破るシーンに本堂縁下。おときたちを見守る風間と辰の姿も境内にある。
  • 伊蔵たちが千絵をさらって連れ込む谷中の墓地、酵素河川敷とセット併用。河川敷の左岸側、崖際あたりに墓石や朽ちた柱などあしらって演出。

大岡越前/加藤剛 風間駿介/和田浩治 猿の三次/松山省二 高坂千絵/山口いづみ すっとびの辰三/高橋元太郎 工藤新吾/藤間文彦 お花/遠藤真理子 寅市/藤岡重慶 金貸、藤兵衛/神田隆 お咲/島村佳江 おとき/榊千代恵 伊蔵/近藤宏 吟味与力/田畑猛雄 源蔵/ハナ肇 榊原伊織/竹脇無我

脚本/葉村彰子 監督/倉田準二

※伊蔵が追い使うチンピラの一人に福ちゃん、千絵をさらう。ラス立ちにはいるが、お白州にはいない。すげー蓬髪でどアップもあり。


第6話 「足を洗った女」 1978.3.13

 忠相の言をまもり悪事を犯すことなく過ごしてきた女掏摸だが、大仕事を頼まれた親方は彼女を使おうとする。危ない目に遭う女を救ったのは、むかし妻子を置いて出奔した「掏摸」の父だった。
今回、お柳を助けるため、お奉行は頭巾を被って大立ち回り。

今宮神社

ロケ地

  • 風間たちがお柳を「誤認逮捕」する縁日の境内、今宮神社。風間ははじめ東門内側に設営した茶店にいて、お柳は石橋を渡り境内へ。このとき、雪絵とお花もここへ来合わせていて、風間たちとは別に男の掏摸を見つけて捻り上げ「捕縛」するが、場所は東門近くの茶店・饅頭を蒸かして売っている。
  • 掏摸の元締の腹心・源七が、伝馬町牢勤めの儀作とツナギをとる神社境内、今宮神社絵馬堂脇坂、絵馬堂下。たまたまここへやって来た喜助が、おみくじを買っているため、設定は神社。

大岡越前/加藤剛 大岡雪絵/宇都宮雅代 風間駿介/和田浩治 猿の三次/松山省二 すっとびの辰三/高橋元太郎 お柳/岡田可愛 お花/遠藤真理子 おとき/榊千代恵 喜助/吉田義男 香雲屋市兵衛/武藤英司 田原屋三右衛門/山岡徹也 源七/松山照夫 儀作/小田部通麿 巳之松/大木正司 村上源次郎/大坂志郎

脚本/葉村彰子 監督/倉田準二


第7話 「かけた情けに怨みの十手」 1978.3.20

 辰三親分、いい人すぎて泣けるの巻。男伊達を気取って哀れな母と子を助けるが、その情がこのあと彼を苦しめる。
かれらの「ちゃん」へのお裁きに怒る辰つぁんだが、お奉行のお情けはちゃんと付いていたというオチもある。

ロケなしセット撮り

大岡越前/加藤剛 風間駿介/和田浩治 猿の三次/松山省二 高坂千絵/山口いづみ すっとびの辰三/高橋元太郎 工藤新吾/藤間文彦 おとき/榊千代恵 善八/河原崎長一郎 太市/伊東洋一 儀十/鮎川浩 喜左衛門/北見唯一 魚屋/西田良 丹後屋の番頭/国一太郎 お茂/長内美那子 村上源次郎/大坂志郎

脚本/葉村彰子 監督/内出好吉


第8話 「手鎖り御用旅」 1978.3.27

 甲府出張を仰せつかるものの、嫌々渋々の風間同心。しかし護送する間、熱血漢同士は心通じ合い、江戸へ着くやお奉行に囚人への情けを乞う始末。
そして江戸では、彼に光明をもたらす捕物が進行中なのであった。

北嵯峨農地

ロケ地

  • 江戸を出て、囚人護送のため石和代官所を目指す風間、甲州街道は北嵯峨農地竹林道〜清滝河畔。
  • 忠相が伊織を伴って赤城下の岡場所へ赴くと、足抜き騒ぎに遭遇のくだり、松屋の女郎・お市が逃げるも男衆に捕まる河原は中ノ島橋下手河原。お市が連行されてゆくのを止める忠相たちは中ノ島橋上、このあと立ち回りとなるのは橋たもと堰堤脇(寅八ドボン)
  • 勝沼の旅籠から逃げた文吉を追う風間、広沢池北岸林。雲助に受けた傷を手当してやる河原は清滝
  • なお旅ゆく風間と文吉、富士山イメージを挿み、休む茶店は不明(林道?)。駒木野の関所は北嵯峨農地竹林際、溺れた女児を助けるくだりは大覚寺大沢池と周辺。もうすぐ江戸という街道、北嵯峨農地竹林道。

大岡越前/加藤剛 風間駿介/和田浩治 猿の三次/松山省二 すっとびの辰三/高橋元太郎 工藤新吾/藤間文彦 おとき/榊千代恵 お市/上村香子 文吉/工藤堅太郎 宗兵衛/小林重四郎 金三/鮎川浩 寅八/山本一郎 お徳/村田知栄子 百姓女/島村昌子 代官所手代/浜田雄史 百姓/梶本潔 村上源次郎/大坂志郎 榊原伊織/竹脇無我

脚本/津田幸雄、葉村彰子 監督/松尾正武

※調子こいて伊織を訴えた岡場所の女将に、お白州であのときの浪人の正体がお奉行と明かすパターン…は大岡越前では珍しい?


第9話 「大奥の陰謀」 1978.4.3

 目安箱に入っていた無記名の訴状には、吉宗が見たらかんかんに怒るであろう内容が縷々書き連ねてあった。それはもちろん釣り、将軍の直情をいさめた忠相は勘気を蒙り、吉宗は怪しの見世物小屋に誘い出されるのであった。

東本願寺内事門

ロケ地

  • 目安箱が置かれる評定所の門、東本願寺内事門。後段、源さんたちが変装して張り込むシーンもある。
  • 大奥御年寄・倉橋の外出を尾行する辰、駕籠がゆく道は相国寺大光明寺南路地(東望)。倉橋が参詣し、河内屋が後から入る寺も大光明寺、式台玄関前と門が使われ、見張りの辰は方丈塀際に。
  • 事後、事件の始末を吉宗に報告する忠相、不明(池泉)

大岡越前/加藤剛 大岡雪絵/宇都宮雅代 風間駿介/和田浩治 猿の三次/松山省二 すっとびの辰三/高橋元太郎 おとき/榊千代恵 岩瀬/川口敦子 倉橋/白木万理 有馬兵庫頭/有馬昌彦 伊助/南祐輔 黒門町の仁吉/西山辰夫 呼込み/田渕岩夫 医師/溝田繁 瀬川/松村康世 梅乃/志乃原良子 河内屋弥右衛門/芦田鉄雄 徳川吉宗/山口崇 村上源次郎/大坂志郎 大岡忠高/片岡千恵蔵

脚本/葉村彰子 監督/山内鉄也


第10話 「殴り込み仁術」 1978.4.10

 伊織と養生所に、執拗な妨害が続く。誰かの手先らしい病持ちのヤクザは、伊織に捻り上げられ、手厚く看護され、果ては刺客から庇って貰い、陥落する。
頭に来てヤクザ供給元に殴りこむ伊織だが、忠相は止めるどころか一緒になって暴れるのだった。

今宮神社

ロケ地

  • お使いに出た千絵にからみ、拉致しようとする定吉たち、今宮神社絵馬堂脇坂〜稲荷社・摂社間路地。三次らが通りかかり、火事とか騒いで阻止。

大岡越前/加藤剛 風間駿介/和田浩治 猿の三次/松山省二 高坂千絵/山口いづみ すっとびの辰三/高橋元太郎 工藤新吾/藤間文彦 おとき/榊千代恵 川波の定吉/樋浦勉 蔵前の嘉兵衛/嵯峨善兵 山城屋/堀雄二 鼬の浪人/城所英夫 瀬川玄沢/江並隆 医師/伊東亮英 銀三/島米八 伍作/田畑実行 職人/梶本潔 医師/原聖四郎 榊原伊織/竹脇無我

脚本/廣澤栄 監督/倉田準二

※定吉の語る身の上話に乗せて、伊織が妻を亡くした経緯がちらりと出る。


第11話 「白洲に哭いた母二人」 1978.4.17

 大岡政談ネタ、有名すぎる「手を放した方が本当の母」の巻。
生みの母の人となりをあざといまでに演出してあるが、双方に救いある結末となるよう話を積み上げてゆく。
それにしても、三次に手紙盗らせたのはいいのかなー…笑えるけど。

松尾大社

ロケ地

  • 町でおさきに呼び止められた源さん、子を取り返して欲しい旨を聞いてやる茶店は松尾大社本殿前、舞殿脇に設営。
  • 事後、上方へ発つ一行(おうめと「母」おまさを連れた佐二郎)を見送る街道筋、広沢池東岸汀に茶店設営。海浜設定か、汀に漁具あしらい。

大岡越前/加藤剛 大岡雪絵/宇都宮雅代 猿の三次/松山省二 高坂千絵/山口いづみ すっとびの辰三/高橋元太郎 工藤新吾/藤間文彦 おうめ/杉田かおる おさき/中原早苗 丹次/西沢利明 おまさ/北村早苗 佐二郎/塚本信夫 おやす/小野朝美 長屋の女/小林泉 村上源次郎/大坂志郎 大岡忠高/片岡千恵蔵

脚本/大西信行 監督/内出好吉


第12話 「唐獅子の復讐」 1978.4.24

 凶賊・唐獅子党が跋扈、忠相は幕閣から激しい叱責を受け、解決に期限を切られる。
死に物狂いで捜査にあたる南町の面々、夫を案じる雪絵奥さま、そして復讐に燃える「賊」、緊迫のドラマが繰り広げられる。

今宮神社

ロケ地

  • 日限迫り、夫の身を案じた雪絵がお百度を踏むやしろ、今宮神社稲荷社。前の石畳に後生車があしらわれている。
  • 重助の身柄が奉行所に持っていかれたことを知らず、大村屋へ急ぐ唐獅子一党、夜道は広隆寺塀際か。
  • 事後、ファミリー揃ってお参りの神社、今宮神社本殿。帰り道、お百度の件を忠相に告げる源さんのシーンは稲荷社前。気を利かせられ二人になった忠相夫婦が行く道、石橋上。

大岡越前/加藤剛 大岡雪絵/宇都宮雅代 風間駿介/和田浩治 すっとびの辰三/高橋元太郎 お花/遠藤真理子 おりん/ジュディ・オング 北町奉行/永井智雄 石川主膳/下元勉 甚左衛門/森健二 老中/幸田宗丸 大村屋重助/北村英三 厦門権兵衛/石橋蓮司 唐津屋八右衛門/西山辰夫 肥前屋藤兵衛/山口幸生 玄海屋助左衛門/中村錦司 虎鮫/山本一郎 番頭/入江慎也 北町の同心/大木晤郎 村上源次郎/大坂志郎

脚本、監督/山内鉄也


第13話 「消えた千両富くじ」 1978.5.1

 富籤泣き笑い人情劇、病の女房のため金策に走る島吉は、買った富籤入りの硯箱を質入れ。もちろんそれは当たり籤、そのうえ質屋に強盗が入り件のブツはという騒動だが、お話は射幸心の蔓延を快く思わないお奉行の思惑に沿ってゆく。

金戒光明寺

ロケ地

  • 富籤が売り出される谷中・感応寺、金戒光明寺。人々が押しかけるさまは、三門や東坂付近に人をたくさん入れて。富突きなどは禅堂、他の境内描写に参道石垣際や、境内林間、参道石段など。
  • 富突きが始まる寺へ走ってゆく三次、大覚寺放生池堤。辰たちに、用事を身振りで合図。開始を知らせる太鼓が鳴り出す。

大岡越前/加藤剛 大岡雪絵/宇都宮雅代 風間駿介/和田浩治 猿の三次/松山省二 すっとびの辰三/高橋元太郎 工藤新吾/藤間文彦 お花/遠藤真理子 おとき/榊千代恵 島吉/品川隆二 お浜/磯村みどり 小梅/八木孝子 貞吉/高橋淳一 仙造/宮口二郎 越前屋幸助/山村弘三 伊勢屋勘兵衛/海老江寛 お粂/河東けい 世話人/中村錦司 医者/堀内一市 職人/伝法三千雄 内儀/小笠原町子 内儀/小野朝美 鬼頭弥十郎/秋山勝俊

脚本/津田幸於 監督/倉田準二


第14話 「将軍様の人情裁き」 1978.5.8

 駕籠舁きまでやられた殺傷事件が、お家騒動がらみと見た矢先、時ならぬ上様の闖入。しっちゃかめっちゃかのおおごとに発展するやに見えて、将軍は意外と大人だったというオチの、人情劇。

大覚寺

ロケ地

  • 夜道で襲撃を受ける「若殿」牧野弥一郎、大覚寺五社明神林間。検分の段は昼間で、大沢池の水面も映る。弥一郎は病身をおして、相続会議が行われる実家へ戻る途中。弥一郎の療養先は根津の下屋敷、牧野家は番町。

大岡越前/加藤剛 榊原伊織/竹脇無我 風間駿介/和田浩治 猿の三次/松山省二 すっとびの辰三/高橋元太郎 高坂千絵/山口いづみ 工藤新吾/藤間文彦 お園/佐野アツ子 伊豆屋仁兵衛/山岡徹也 牧野左兵衛/須藤健 石上主水/穂高稔 牧野弥惣次/中村孝雄 駕籠政/藤尾純 牧野弥一郎/剣持伴記 牧野弥左衛門/飯田覚三 伝次/阿波地大輔 儀助/下元年世 徳川吉宗/山口崇 原田孫太夫/加藤嘉 大岡妙/加藤治子 大岡忠高/片岡千恵蔵

脚本/葉村彰子 監督/倉田準二


第15話 「天下御免の偽名医」 1978.5.15

 三次の軽口が、奇貨となる事件。
引き込み女まで殺す非情な賊は、親身に診てくれる人に感銘を受け、お白州にて恐れ入る。
部下が何回ミスっても次手につなげる、お奉行の根性も見もの。

広沢池

ロケ地

  • 三次をお供に釣りに出る忠高、広沢池東岸汀。このとき近くで、賊の一味・金次が引き込みをやらせる女中・おしのを口説いていて、彼らは葦原に舫った屋形船の中。おしのが抜け出すため連れてきたお店の坊ちゃんが「川」に落ち、三次が助け上げ、忠高が水を吐かせてやる。このとき、三次が忠高を伊織の父の名医と軽口をたたく運び。坊を助ける際、見ていて囃す職人に福ちゃん。
  • 投げ文を町方に調べられたためお店から逃げたおしの、賊に捕まり船で運ばれたうえ刺し殺される葦原は広沢池東岸。このとき首領の為五郎の腕を簪でぐっさり・これがけっこうな深手という展開。

大岡越前/加藤剛 大岡雪絵/宇都宮雅代 風間駿介/和田浩治 猿の三次/松山省二 高坂千絵/山口いづみ すっとびの辰三/高橋元太郎 工藤新吾/藤間文彦 お花/遠藤真理子 荒神の為五郎/小池朝雄 金次/寺田農 おしの/新海百合子 六兵衛/山村弘三 勘八/黒部進 宝屋宗助/北村光生 武市/滝譲二 越前屋/市川男女之助 大岡妙/加藤治子 大岡忠高/片岡千恵蔵

脚本/葉村彰子 監督/内出好吉


第16話 「通りゃんせ」 1978.5.22

 三次と幼馴染の、切ない物語。友が賊の一味と知った三次は、立ち直ってほしい気持ちを手荒くぶつける。その一部始終を見ていたお奉行は、たっぷりの情けをもって自訴に応えるのだった。

鳥居本八幡宮

ロケ地

  • 伊佐吉と偶然出会った三次、つもる話をする茶店は大覚寺大沢池畔に設営。別れの際、護摩堂縁下からのショットも。
  • 信濃屋の下働きの「引き込み女」が縊死を装って吊られる弥生神社、鳥居本八幡宮広場の木。発見時は朝靄。

大岡越前/加藤剛 大岡雪絵/宇都宮雅代 風間駿介/和田浩治 猿の三次/松山省二 すっとびの辰三/高橋元太郎 おとき/榊千代恵 伊佐吉/高橋長英 仙蔵/金井大 お紺/谷口香 宗七/亀石征一郎 大和屋甚助/原健策 信濃屋伊兵衛/玉生司郎 お米/上田ひとみ 市助/入江慎也 村上源次郎/大坂志郎

脚本/津田幸於 監督/山内鉄也


第17話 「帰って来た木鼠小僧」 1978.5.29

 出頭するため江戸に舞い戻った「義賊」は、年貢の金を掏られて絶望した身投げ親爺を助けるが、これを見ていた女賊が彼を嵌めようとする。その心や哀れ、女は木鼠小僧に棄てられた女房のなれの果てなのだった。
吉五郎のお裁きは忠相の判断で超法規的措置、理由も語られる。

招善寺

ロケ地

  • 枯野をゆき、仲間の待つ小屋へ入る吉五郎、広沢池東岸汀に小屋を設営。枯野も同所か。
  • お富の墓、招善寺墓地。忠相夫婦も立ち会い供養をしたあと、娘のお芳が連れてこられる。ここから帰る忠相一行は坂を下りてくる(六地蔵ナメて坂を見上げるアングル)。吉五郎は雲水姿。

大岡越前/加藤剛 大岡雪絵/宇都宮雅代 風間駿介/和田浩治 すっとびの辰三/高橋元太郎 お花/遠藤真理子 向うきずの虎/汐路章 お芳/西崎みどり 水野一学/坂口徹 山猫の権次/浜伸二 水野の用人/柳川清 木鼠吉五郎/木村功 お富/吉行和子 甚兵衛/藤原釜足 村上源次郎/大坂志郎

脚本/加藤泰 監督/松尾正武

※第一部に登場する木鼠の名は佐七、雲霧一味の行動も少し異なるようで、脚本家も違うし、別物と考えたほうがよいかも。
※ぎっくり腰をやる都合があるので、源さんの日常が描かれるのだが、仏壇には妻一人娘一人・そのうえ女掏摸お芳に述懐の際娘が「一人」いた発言。千春の姉や、後妻と連れ子などは全てクリアのもよう。


第18話 「長屋住いの御奉行様」 1978.6.5

 無実の人を島流しにしたばかりか、残された娘に言い寄る外道の岡っ引。聞いたからには放っておけぬお奉行さま、ノリノリの仕掛けを施して悪党をぎゅうと言わせる、痛快な一話。

嵐峡

ロケ地

  • 源さんが化けた金貸しの、死体検分をする風間と辰、嵐峡汀。上の道から見ている文蔵に、聞こえよがしに物盗りのしわざとか声を張り上げる。源さんが前夜、文蔵たちに襲われドボンの川はセット撮り。

大岡越前/加藤剛 大岡雪絵/宇都宮雅代 風間駿介/和田浩治 猿の三次/松山省二 すっとびの辰三/高橋元太郎 お花/遠藤真理子 おとき/榊千代恵 お道/丸山秀美 山城屋仙右衛門/増田順司 井原十次郎/蜷川幸雄 連雀町の文蔵/田口計 神崎五郎次/内田勝正 仙之助/大竹修造 お兼/藤山嘉子 伊太八/有川正治 南町与力/五十嵐義弘 嘉助/邦保 長屋の人/小笠原町子 長屋の人/坂本和子 太一郎/岡本崇 村上源次郎/大坂志郎

脚本/葉村彰子 監督/山内鉄也

※お花がお道を長屋に訪ねてゆくと別の人が住んでいて、朝からと怒られるくだり、住人は福ちゃん。クレジットはベタ。


第19話 「復讐に燃える女」 1978.6.12

 身持ちのわるい旗本が金に困って仕出かす殺し、目撃者まで始末。夫を殺された女は憤懣やるかたなく、子を棄ててまで仇を討とうとする。
彼女を拾うのが柳原の御前、この時点で悪党の命数は尽きているのだが、他のファミリーの活躍や、悪役の憎々しさかげんも見もの。

相国寺

ロケ地

  • 旗本・小野寺家、相国寺大光明寺門。出てくる啓三郎を凝視する魚屋の後家・おけいは、方丈塀際の木の陰にいる。このあと、啓三郎の前に出て、今夜の賭場に案内する勘次は弁天社から出てくる。
  • 三次をお供に、船を出して釣りの忠高、広沢池。駒形あたりへ河岸を変えては、という三次の提案で一旦引き上げ。
  • 賭場帰りの啓三郎と勘次に斬りかかるおけい、広沢池東岸土手上。失敗し土手下へ突っ転がされるおけい、当て落とされて担がれお持ち帰りのところへ御前と三次が通りかかり阻止のくだりは東岸汀。

大岡越前/加藤剛 榊原伊織/竹脇無我 大岡雪絵/宇都宮雅代 風間駿介/和田浩治 猿の三次/松山省二 すっとびの辰三/高橋元太郎 高坂千絵/山口いづみ 工藤新吾/藤間文彦 おとき/榊千代恵 小野寺兵衛/河津清三郎 勘次/常田富士男 小野寺啓三郎/菅貫太郎 おけい/二本柳俊衣 大家/伊沢一郎 松の市/松田明 火の番/千葉保 小野寺家用人/森下鉄朗 仲間/重久剛 大岡妙/加藤治子 村上源次郎/大坂志郎 大岡忠高/片岡千恵蔵

脚本/葉村彰子 監督/山内鉄也


第20話 「酒に呑まれた男」 1978.6.19

 柳原の御前、たまたま会った旧知の「禁酒中」の板前に酒を勧めて大騒動の巻。へべれけの親爺が、間違って入り寝込んだ家で目覚めると、手には血のついた匕首、傍らにはむごい有様の屍が転がっているのだった。
〆の感動エピソードも御前がらみ、めでたしの宴で幕がおりる。

中ノ島橋

ロケ地

  • 釣りの忠高に、それと知らず茶々を入れる留造、広沢池東岸汀。このあと二人で三次の店へ。
  • お白州で語られる清吉の回想、店の金を掏られ思い詰めて入水のところ、通りかかった留造に止められ財布ごと金を貰った浜町河岸の大川、中ノ島橋上。堰堤からの落水が見えている。導入は橋下からのアオリ。

大岡越前/加藤剛 大岡雪絵/宇都宮雅代 風間駿介/和田浩治 猿の三次/松山省二 すっとびの辰三/高橋元太郎 お花/遠藤真理子 おとき/榊千代恵 お袖/栗田ひろみ 清吉/河原崎健三 源次/船戸順 おやす/有吉ひとみ 吉五郎/森幹太 留造/荒井注 村上源次郎/大坂志郎 大岡忠高/片岡千恵蔵

脚本/葉村彰子 監督/倉田準二


第21話 「犬に咬まれたドジな奴」 1978.6.26

 身につまされたお花が構っていたかわいそうな幼女、父親は情けない奴で、こそ泥も完遂できぬ体たらく。そのやり損ねた「お盗め」を悪党に利用され、とんだ大盗にされるところを、大岡ファミリーの尽力で救われる情話。

今宮神社

ロケ地

  • 事後、お千代を連れたお花が出かける縁日の神社、今宮神社楼門そば境内に露店しつらえ。お花は忠高とともにお千代の後見役を仰せつかっている運び。

大岡越前/加藤剛 大岡雪絵/宇都宮雅代 風間駿介/和田浩治 猿の三次/松山省二 すっとびの辰三/高橋元太郎 高坂千絵/山口いづみ お花/遠藤真理子 おとき/榊千代恵 伊助/谷村昌彦 お米/三崎千恵子 久兵衛/稲葉義男 お千代/池田恭子 六蔵/中田博久 市松/江幡高志 大岡忠高/片岡千恵蔵

脚本/葉村彰子 監督/山内鉄也


第22話 「父娘の絆」 1978.7.3

 島帰りだったり、賊の用心棒なうえ労咳病みだったりするものの、実父も養父も娘を思って動く情話。
彼らが危機に陥るところへ駆けつけ、大立ち回りを繰り広げるお奉行が、なかなかカッコいい。

仁和寺

ロケ地

  • 三次をお供に露店をひやかす忠高、広小路の雑踏は仁和寺観音堂前付近に露店等あしらって演出。
  • 金座を襲った賊の手がかりを求め外回りの風間、三次が愚痴るシーンは仁和寺参道
  • 事後、矢崎浪人の墓に参る仁助と娘のお袖、不明(墓地は丘の上?)

大岡越前/加藤剛 大岡雪絵/宇都宮雅代 風間駿介/和田浩治 猿の三次/松山省二 すっとびの辰三/高橋元太郎 お花/遠藤真理子 仁助/内藤武敏 森田屋藤蔵/田中明夫 矢崎左馬之助/垂水悟郎 お袖/麻田ルミ 米吉/牧冬吉 村上源次郎/大坂志郎 大岡忠高/片岡千恵蔵

脚本/津田幸於 監督/山内鉄也

※賊の用心棒の一人に福ちゃん、ラス立ちのほか、米吉の報告シーンでおかしらの部屋にいる。


第23話 「裁けなかった恋の道」 1978.7.10

 風間同心に、時ならぬ恋の嵐の巻。
見回りの際出会う、気になるあの娘がいる駿介だが、ぐずぐずしているうちにお節介な向きから良さげな縁談が降ってくる。この二つの縁に振り回されるどたばたの他に、ヨイトマケ娘の父が博打狂いで道具箱が大家にという大岡政談もどきまで入り、賑やか。

平野家

ロケ地

  • 亭主の博打の借金のカタにと娘を連れ去られ、自身は殴打され傷を負ったおかやが、這いずって奉行所へ向かう道、相国寺方丈前。
  • 事後、駿介、見合い相手のさえ、長兵衛の娘のお久の三人が話し合う料亭(?)平野屋。彼らを残して忠相夫婦が出てくるシーンを撮ってある。中はセット撮り。このあと、若いのに任せると源さんに言う帰り道の忠相、中ノ島橋上。

大岡越前/加藤剛 大岡雪絵/宇都宮雅代 風間駿介/和田浩治 すっとびの辰三/高橋元太郎 お花/遠藤真理子 大工長兵衛/芦屋雁之助 片山茂八郎/水島道太郎 お久/三浦リカ 片山さえ/ホーン・ユキ 部屋頭甚九郎/田口計 おかや/石井富子 家主源六/北村英三 丁の目の半次/市村昌治 長屋の月番/日高久 大工/高井清 親方/蓑和田良太 大岡妙/加藤治子 村上源次郎/大坂志郎 大岡忠高/片岡千恵蔵

脚本/加藤泰 監督/山内徹也

※甚九郎の手下で娘を拉致しに来るチンピラの一人に福ちゃん、おばさんにも若い娘にも手荒い。口ひげ付き。


第24話 「仇討ち幽霊駕籠」 1978.7.17

 分銅屋のまわりにしつこく出る幽霊は、果たして芝居。騒擾の罪に当たるところ、哀れな事情を知った忠相が捨て置くはずもなく、再び「幽霊が出る」。

嵐峡

ロケ地

  • 幽霊出現二日目、客を乗せた駕籠が「それ」と出くわす夜の浜町河岸、嵐峡。駕籠は石積際をゆく。

大岡越前/加藤剛 大岡雪絵/宇都宮雅代 風間駿介/和田浩治 猿の三次/松山省二 すっとびの辰三/高橋元太郎 お花/遠藤真理子 おとき/榊千代恵 おとよ/松木聖 熊市/うえだ峻 八蔵/武藤章生 音二郎/小林勝彦 おかつ/十勝花子 徳兵衛/堺左千夫 鮫十/阿部希郎 北町の同心/石浜祐二郎 瓦版屋/広瀬義宣 医者/藤沢薫

脚本/葉村彰子、山内鉄也 監督/山内鉄也


第25話 「誘拐された雪絵」 1978.7.24

 風間が捕えた怪しい男は、賊の首領。こやつがいないと金が手に入らない手下どもは、牢から出すためお奉行の奥様を拐かす。
したたかな賊の姐御とのやりとり、お花と辰の「活躍」などあり、イカ頭巾かぶった忠相はピンチに颯爽と登場するのであった。

宇治・橘橋

ロケ地

  • 賊の首領の女房・お仙が開いている茶店(盗人宿)今宮神社門前茶屋・かざりや。あぶり餅と染め抜いた暖簾とか、そのまま。
  • 忠高不予とたばかられ駕籠に乗せられた雪絵、道が違うと指摘して凄まれる町角は相国寺鐘楼脇。
  • 雪絵がさらわれたあと、呼び出しに応じお仙と対峙する忠相、宇治公園・橘橋。痛んででもいるのか、橋桁がぼこぼこ。交渉が不調に終わり去るお仙は船で去る。アオリで橋を見上げる絵もあり、橋桁裏に映る波紋が美しい。設定は思案橋。
  • 雪絵を騙した中間を捜していたお花、見かけてつけてゆく道は相国寺大光明寺南路地。実はお花をさらうための仕込みで、中間は湯屋角からぬっと現れる。駕籠で拉致されるお花をつけていった辰、駕籠が道を曲がってゆくのを見届けると後ろから賊のシーン、先に出たかざりやの北西角。

大岡越前/加藤剛 大岡雪絵/宇都宮雅代 風間駿介/和田浩治 猿の三次/松山省二 すっとびの辰三/高橋元太郎 お花/遠藤真理子 源八/井上昭文 霞の為蔵/山本麟一 伊勢屋嘉兵衛/岩田直二 半次/大木正司 原田甚五郎/新田昌玄 お仙/江波杏子 村上源次郎/大坂志郎

脚本・監督/山内鉄也


第26話 「目黒に消えた公方様」 1978.7.31

 またぞろ影供をまく上様、いつものように落馬して「失踪」。手当てしてくれた娘の家に起こる凶事に巻き込まれ、手配書まで出回る始末。そして、またまたお白州に座らされる上様だが、今回縄目の恥辱はナシ。舞台が目黒なので、落語よろしくサンマをいただく笑い話入り。

大内

ロケ地

  • 野駆けの上様、大内亀岡道、辻堂前(ここでお供をまく)
  • 昏倒した上様を保護したお久美の家、不明(穴生あたりの民家か)。中目黒村の名主・宗兵衛宅。
  • 源さんが百姓女たちに聞き込んでいるところへ騎馬の忠相がやって来るシーン、藪田神社境内か。舞殿や、参集殿らしき建物が映る。
  • 忠相と源さんが雨中捜しているところへ、傘さした上様が歩いてくる小径、藪田神社参道の十字路。
  • 釣りに出た忠高が「土左衛門」を見つける、下目黒付近の川端、桂川罧原堤付近汀。
  • 宗兵衛宅へ礼を言いに来た上様、仙八らにとっ捕まるところへ忠相が出て防ぐシーン、走田神社社務所前。
  • 悪い岡っ引を引っ掛けるため、「吉宗の人相書き」を持って中目黒で聞きまわる風間と辰、広沢池東岸。漁具あしらい。

大岡越前/加藤剛 榊原伊織/竹脇無我 大岡雪絵/宇都宮雅代 風間駿介/和田浩治 猿の三次/松山省二 すっとびの辰三/高橋元太郎 高坂千絵/山口いづみ 工藤新吾/藤間文彦 お花/遠藤真理子 おとき/榊千代恵 お久美/芦川よしみ 徳川吉宗/山口崇 横地勘太夫/南原宏治 宗兵衛/御木本伸介 蛇崩の仙八/南道郎 お関/町田祥子 大河内丹後守/永野道雄 有馬兵庫頭/有馬昌彦 六造/稲吉靖司 百姓女/小林泉、早見栄子 大岡妙/加藤治子 村上源次郎/大坂志郎 大岡忠高/片岡千恵蔵

脚本/葉村彰子 監督/倉田準二


★放送日時について、
「大岡越前非公式サイト−越前蟹−」 http://www.interq.or.jp/orange/mitumi/etizengani/
を参照させていただきました。

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