1992-1993、TBS

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第1話 1992.11.16

 役宅を訪ねる途中の雪絵の母・静加が、怪しの者どもの襲撃を受けた事件は大疑獄の発端となり、前後編を費やす長い話に。
火盗改は悪の巣窟、岸和田藩のきなくさい内情、抜け荷をはたらく狡猾な悪徳商人、幕閣に大鼠ときて、小うるさい越前守に圧力をかけてくる始末な段で中ほど。

広沢池

ロケ地

  • 火盗改与力・大槻を尾行するお蓮、広沢池東岸。大槻が船に乗ったあと、片平が出てツナギ。船では、大槻が摂津屋と密談。

大岡越前/加藤剛 雪絵/平淑恵 千夏/川島なお美 志保/根本りつ子 お柳/森マリア すっとびの辰三/高橋元太郎 出目の勘太/谷幹一 立花喬之助/佐藤佑介 丁の目の半次/左とん平 筧甚八/原田大二郎 千鶴/舟倉由祐子 お鈴/花島優子 お君/彩木優花 お梅/武田京子 すみれ/吉井丈絵 片瀬堅太郎/佐野圭亮 高木保之進/高井清史 北村一平/島英臣 もぐらの久助/井上茂 蛍/浦田久美 満之助/前田晃一 聖徳院/風見章子 久美/伊藤美由紀 大槻伝蔵/亀石征一郎 摂津屋/名和宏 西尾隠岐守/戸浦六宏 鯵坂将監/和崎俊哉 水野和泉守/幸田宗丸 鴫七/内田勝正 苓石/高桐真 臥焔/阿波地大輔 蓮田源四郎/出水憲 お蓮/鮎川いずみ 片平弥平次/西岡徳馬 永松左兵衛/中野誠也 赤垣伝兵衛/小松政夫 佐橋孫兵衛/佐野浅夫 静加、萩の井/藤間紫 榊原伊織/竹脇無我

原案・脚本/葉村彰子 監督/高倉祐二

※赤垣のダンナ、やもめの子持ちになっている。娘は健気な蛍ちゃん。
※静加を萩の井と間違えて襲う一味の一人に福ちゃん、忍者ルックで覆面。また、若年寄・西尾や火盗改長官・永松が忠相を糾弾する幕閣協議の場にも福ちゃんがいて、裃着用…凄味はあるけど貫禄が無いので、偉い人の役はなんかヘン。


第2話 「世継ぎを狙う卍の謎」 1992.11.23

 悪党を追い詰めてゆく後編、荷駄を臨検した同心たちがしてやられ、窮するかに見えた忠相だが、悪は自滅してゆく。
奥女中と御母堂瓜二つ設定も存分に使われ、悪事を暴く大芝居が打たれるのだった。

大覚寺

ロケ地

  • お忍びの忠相、お蓮や片平(変装中)とツナギをとる茶店、大覚寺大沢池畔に設営。忠相が座す床机は「外」にあり、「屋内」の片平は円窓のある壁際にいる趣向の絵も出て、窓からは大沢池が望まれる。
  • 船をおりてきた大槻を尾行する赤垣たち、船着きは広沢池東岸、土手の木の陰に赤垣たちが潜む。このあとセットにスイッチ。
  • 摂津屋の罪を肩代わりして島送りとなった鮫七、分け前を貰おうとして斬られる川端は広沢池東岸汀、夜間撮影。傷を負った鮫七を、片平たちが船でさらってゆく。
  • 赤垣が「浪人の忠相」に、大槻とのいきさつを告白するシーン、大覚寺天神島大木の根方。押し付けられた小判を叩き返せと助言され励まされ、赤垣は駆け出してゆく。

大岡越前/加藤剛 雪絵/平淑恵 千夏/川島なお美 志保/根本りつ子 お柳/森マリア すっとびの辰三/高橋元太郎 出目の勘太/谷幹一 立花喬之助/佐藤佑介 丁の目の半次/左とん平 筧甚八/原田大二郎 千鶴/舟倉由祐子 お鈴/花島優子 お君/彩木優花 お梅/武田京子 すみれ/吉井丈絵 片瀬堅太郎/佐野圭亮 高木保之進/高井清史 北村一平/島英臣 もぐらの久助/井上茂 蛍/浦田久美 満之助/前田晃一 久美/伊藤美由紀 大槻伝蔵/亀石征一郎 摂津屋/名和宏 西尾隠岐守/戸浦六宏 鯵坂将監/和崎俊哉 水野和泉守/幸田宗丸 鴫七/内田勝正 鮫七/結城市朗 苓石/高桐真 代脈/岡田和範 代脈/高橋弘志 お蓮/鮎川いずみ 片平弥平次/西岡徳馬 永松左兵衛/中野誠也 赤垣伝兵衛/小松政夫 佐橋孫兵衛/佐野浅夫 静加/藤間紫 榊原伊織/竹脇無我

原案・脚本/葉村彰子 監督/高倉祐二

※お鈴と一平が結婚、寿退職で代わりのお手伝いは、雪絵の母が連れてきたすみれに代わる。母上のところには、別にうるさい婆やがいる設定。
※福ちゃん二態。幕閣で出るのは、前話と同じ図。お白州で摂津屋のうしろにいるのは、海賊一味ということか。


第3話 「恐怖!島抜けの凶賊」 1992.11.30

 大盗賊の死後、隠し金を狙った手下は寄場を脱走、立てこもり先はたぬき。大盗の子と知らず育った娘がおびき出されるところ、動きを察知した忠相の手配りで悪党一巻の終わり。
罪の無い人にはむろん、凶悪な犯罪者にも思いを致す奉行であった。

仁和寺

ロケ地

  • 大盗・万蔵の配下だった茂平に孫娘がいたと奉行(お忍び)に話す孫さん、仁和寺水場脇石段を下りてくる。水場脇には花屋、お寺の鐘ゴーンの音も演出。観音堂脇にはお蓮が茶店を出していて、お奉行の指示を受ける。
  • 茂平の孫娘・お園は何も知らないと忠相に報告するお蓮、仁和寺水場。お蓮は石積下に。
  • 事後、万蔵の墓参りに出向いた忠相、孫さんと事件を述懐する帰り道は仁和寺水場脇〜観音堂脇、先と同じ絵。万蔵が葬られた(?)寺は谷中・安楽寺と劇中に出ている。

大岡越前/加藤剛 筧甚八/原田大二郎 すっとびの辰三/高橋元太郎 出目の勘太/谷幹一 立花喬之助/佐藤佑介 お柳/森マリア 千夏/川島なお美 千鶴/舟倉由祐子 片瀬堅太郎/佐野圭亮 すみれ/吉井丈絵 お梅/武田京子 お君/彩木優花 もぐらの久助/井上茂 蛍/浦田久美 お園/立原麻衣 権造/沢竜二 茂兵衛/今福将雄 鱶七/伊藤高 丑五郎/南雲勇助 清太郎/てらそま昌紀 成田屋/柳川清 おもん/大田和奈 久庵/玉生司朗 お蓮/鮎川いずみ 丁の目の半次/左とん平 赤垣伝兵衛/小松政夫 佐橋孫兵衛/佐野浅夫

原案・脚本/葉村彰子 監督/高倉祐二

※安楽寺は、万蔵が引退後暮らしていた所で、遺書には「亡骸は打ち捨てて、隠し金は寺に寄付」としたためてあった設定。


第4話 「掏った財布に葵の御紋」 1992.12.7

 お忍びの上様の財布を盗った女掏摸は、その後入札にまつわる悪事に巻き込まれるが、悪党の標的は、むかし彼女を棄てた親だった。
いつものよくあるネタだが、レギュラーの絡ませ方が派手で面白い一作、赤垣のダンナついに北町奉行から引導を渡されるの巻。

車折神社

ロケ地

  • 微行の上様が影供をまいたあと女掏摸に懐中をやられる雑踏、今宮神社境内。露店や町衆が賑やかにあしらわれ、楼門や拝殿などが映り込んでいる。女掏摸・おりんが仲間の青年と落ち合い、財布に葵紋が入っていてびっくりのシーンは、稲荷社裏手。
  • 財布を目安箱に入れて返したあと、雑踏で獲物をさがすも気乗りしないおりん、そのうちヤクザが出て捕まってしまうくだりは、今宮神社絵馬堂脇坂下。
  • 若狭屋夫婦に実親と名乗られるも、反発して飛び出すおりん、ヤクザが出て危ういところ忠相に助けられる夜の神社は車折神社参道。狛犬が映っている。

大岡越前/加藤剛 雪絵/平淑恵 千夏/川島なお美 お柳/森マリア すっとびの辰三/高橋元太郎 出目の勘太/谷幹一 立花喬之助/佐藤佑介 丁の目の半次/左とん平 筧甚八/原田大二郎 千鶴/舟倉由祐子 片瀬堅太郎/佐野圭亮 すみれ/吉井丈絵 お梅/武田京子 お君/彩木優花 北村一平/島英臣 蛍/浦田久美 もぐらの久助/井上茂 おりん/杉田かおる 若狭屋/佐藤英夫 おさわ/長内美那子 中山出雲守/高野真二 伊勢本屋/森山周一郎 黒羽の藤蔵/長谷川弘 伍平/山村弘三 六兵衛/牧冬吉 富吉/浜伸詞 千太/吉田友紀 お照/ふじまゆか 竜次/滝譲二 湯屋の客/丸平峯子 徳川吉宗/山口崇 赤垣伝兵衛/小松政夫 佐橋孫兵衛/佐野浅夫 静加/藤間紫

原案/葉村彰子 脚本/櫻井康裕 監督/山内鉄也

※上様と静加は旧知設定。静加はようやく屋敷の普請が終わって帰宅するもよう。


第5話 「冤罪晴らす情けの十手」 1992.12.14

 殺しの現場に出くわし、ビビって逃げた男が犯人にされ、長の逃亡生活。お話は、残された妻子を中心に進み、喬之助が熱血。
そしてこの回、北町をクビになった赤垣を、忠相が拾い上げてやる、節目の回。いつものようにドジだが、しゃっちょこばって大真面目な赤垣がかわいいのなんの。

仁和寺

ロケ地

  • 見回り中、三吉を助ける立花らのくだり、仁和寺参道。喬之助と勘太が出てくるのは茶所脇から石段前へ、男にからまれていた三吉を助けるシーンは参道端・塔前付近。
  • 事後、みんながたぬきで祝杯を挙げている頃、伊織と町をゆく忠相、仁和寺参道・石段を下りて茶所前へ。

大岡越前/加藤剛 すっとびの辰三/高橋元太郎 出目の勘太/谷幹一 立花喬之助/佐藤佑介 志保/根本りつ子 お柳/森マリア 千鶴/舟倉由祐子 片瀬堅太郎/佐野圭亮 すみれ/吉井丈絵 お梅/武田京子 お君/彩木優花 北村一平/島英臣 蛍/浦田久美 もぐらの久助/井上茂 文次/江藤潤 お咲/三浦リカ 三吉/西尾塁 源造/長谷川明男 おもと/入江まゆ子 丁の目の半次/左とん平 赤垣伝兵衛/小松政夫 佐橋孫兵衛/佐野浅夫 榊原伊織/竹脇無我

原案/葉村彰子 脚本/櫻井康裕 監督/矢田清巳


第6話 「泣き笑い恋の鞘当て」 1992.12.21

 先妻に託された坊ちゃんを、懸命に守り育てる女中だが、ために子は後妻に懐かない。何回か見たような、この設定をメインにして事件は起こり、若者たちの恋模様がからんでくる。

今宮神社

ロケ地

  • 身代金を持って出た三国屋の番頭・庄兵衛、金を隠す神社(お奉行の表現は拝殿)今宮神社摂社、尾行した筧らは石畳あたりで辻占売りに構っていて番頭を見失う。その後庄兵衛の妾・おえん(実は又蔵の情婦)が現れて鈴緒の中から金を取り出す。持ち去ろうとしたところ、又蔵たちに囲まれ当て落とされて金を奪われるのは絵馬堂前、捕方との立ち回りもここで。夜間撮影。

大岡越前/加藤剛 雪絵/平淑恵 お柳/森マリア 出目の勘太/谷幹一 立花喬之助/佐藤佑介 筧甚八/原田大二郎 千鶴/舟倉由祐子 片瀬堅太郎/佐野圭亮 北村一平/島英臣 すみれ/吉井丈絵 お梅/武田京子 お君/彩木優花 おしず/伊藤麻衣子 音吉/渋谷一平 三国屋/穂高稔 お甲/北林早苗 荒神の又蔵/深江章喜 庄兵衛/高峰圭二 おえん/八神康子 喜一郎/日吉孝明 寅七/岩尾正隆 丁の目の半次/左とん平 佐橋孫兵衛/佐野浅夫 榊原伊織/竹脇無我

原案/葉村彰子 脚本/大西信行、葉村彰子 監督/高倉祐二


第7話 「祖父の秘密は大泥棒」 1992.12.28

 病の祖父に尽くす健気な孫娘あり、薬料に窮するところスケベ医者のほか盗賊が付け込んでくるが、娘はもちろん、実はむかし名うての大盗だった祖父も、善人にはとことん優しいお奉行に救われるのであった。
目玉は東野英治郎出演で、火盗改お間抜けネタも入っている。

ロケなしセット撮り

大岡越前/加藤剛 すっとびの辰三/高橋元太郎 出目の勘太/谷幹一 立花喬之助/佐藤佑介 志保/根本りつ子 お柳/森マリア 千鶴/舟倉由祐子 片瀬堅太郎/佐野圭亮 すみれ/吉井丈絵 お梅/武田京子 お君/彩木優花 北村一平/島英臣 高木保之進/高井清史 蛍/浦田久美 もぐらの久助/井上茂 おみよ/高取茉南 大淀の吉兵衛/今井健二 邑井玄庵/中村孝雄 幸二郎/井上高志 松造/立花一男 市助/森一 広川亥十郎/武正忠明 庄内屋/西山辰夫 お粂/星野美恵子 おたか/浜崎涼子 遊び人/武井三二 丁の目の半次/左とん平 永松左兵衛/中野誠也 赤垣伝兵衛/小松政夫 佐橋孫兵衛/佐野浅夫 鳴神の与兵衛/東野英治郎

原案/葉村彰子 脚本/大西信行 監督/山内鉄也


第8話 「抜荷の鍵は仏様」 1993.1.4

 事件は抜け荷の摘発、奸商が割符を馬鹿なところに隠しており、「その品」は回りまわって四谷の大奥さまのところへやって来る。
セルフパロじみたエピソードも入っており、お笑いにけっこうな尺を割いてある。

大覚寺

ロケ地

  • 大山まいり一行に潜入していたお柳、帰りの街道筋で忠相にツナギをとるシーン、大覚寺大沢池堤。忠相は水門傍の汀で釣りをしていて、お柳は草鞋を替える芝居をして列から離れるという趣向。池の水位が相当に下がっており、庭湖石がきれいに露出している。
  • 東雲屋が、ヤクザまで使って仏像を捜していると忠相に報告するお柳、大覚寺大沢池畔(北西畔)
  • 東雲屋と海都屋が取引をする夜の川端、広沢池東岸。けっこう水が引いていて、葦原の向こうが広い。汀に簡素な桟橋があしらわれているほか、捕方殺到のシーンでは植込際に塀とお稲荷さんが設営されている。

大岡越前/加藤剛 雪絵/平淑恵 お柳/森マリア すっとびの辰三/高橋元太郎 出目の勘太/谷幹一 立花喬之助/佐藤佑介 すみれ/吉井丈絵 お梅/武田京子 お君/彩木優花 味岡源十郎/大山克巳 浪江/小野さやか おかつ/藤江リカ 東雲屋/梅澤龍峰 仁之助/鷲生功 もぐらの久助/井上茂 お照/ふじまゆか 五平/岡本征雄 海都屋/西山辰夫 鬼塚の又五郎/浜伸詞 乙吉/細川純一 商家の主人/溝田繁 赤垣伝兵衛/小松政夫 佐橋孫兵衛/佐野浅夫 静加/藤間紫

原案・脚本/葉村彰子 監督/高倉祐二

※誰も金を受け取らない件で母上と味岡浪人に古道具屋の五平が呼び出されるのと、東雲屋たちへのお裁きと、お白州×2回。


第9話 「秋刀魚の煙が目にしみた」 1993.1.11

 上様、お忍びにて秋刀魚を食らうの巻。
エピソードはお決まりのネタだが、雪絵の母がお供についていたり、奉行が老眼を装って地上げ屋を嵌めたりするのが新味。また、最後に身分バラしてるのとか、黒幕の作事奉行「病死」がお裁きの場で明かされるなどの趣向も面白い。

車折神社

ロケ地

  • 評定所前に目安箱設置のシーンは、村の城門。
  • 千鶴と蛍、二人して将軍が見つかるよう神頼みに行く神社、車折神社拝殿。振り返ると、吉宗と静加がヤクザに連れられ賭場へ行くのを目撃する運びで、セット併用。

大岡越前/加藤剛 雪絵/平淑恵 お柳/森マリア すっとびの辰三/高橋元太郎 出目の勘太/谷幹一 立花喬之助/佐藤佑介 千鶴/舟倉由祐子 片瀬堅太郎/佐野圭亮 すみれ/吉井丈絵 お梅/武田京子 お君/彩木優花 北村一平/島英臣 蛍/浦田久美 もぐらの久助/井上茂 治平/三角八郎 お糸/伊藤真美 武蔵屋/永井秀明 倉橋頼母/北原義郎 閻魔の五郎造/福山升三 定吉/伊藤達広 清太郎/吉岡祐一 有馬兵庫頭/中村錦司 子分/小峰隆司 徳川吉宗/山口崇 赤垣伝兵衛/小松政夫 佐橋孫兵衛/佐野浅夫 静加/藤間紫

原案/葉村彰子 脚本/芹沢俊郎、葉村彰子 監督/矢田清巳


第10話 「女を喰った非道医者」 1993.1.18

 何度もやっている、悪逆非道な医者の話をアレンジ。兄の女房を絞殺しかけているところを現行犯逮捕されたのにしれっと言い抜け、兄殺しの一部始終を見ていた女の証言にも全く動じず憎さげな態度をとる久庵だが、死体に喋られてはどうしようもない。
提げ重の証言は果たして要ったのかとか、伊織ブラックジャック状態とか、孫さんと筧の芝居とか、突っ込みどころ満載の一話。

映画村

ロケなしセット撮り

大岡越前/加藤剛 雪絵/平淑恵 千夏/川島なお美 志保/根本りつ子 お柳/森マリア すっとびの辰三/高橋元太郎 出目の勘太/谷幹一 立花喬之助/佐藤佑介 筧甚八/原田大二郎 すみれ/吉井丈絵 お梅/武田京子 お君/彩木優花 北村一平/島英臣 高木保之進/高井清史 もぐらの久助/井上茂 諸井久庵/石浜朗 おしの/千野弘美 おちか/野中マリ子 久兵衛/溝田繁 寅松/江幡高志 おさよ/上野めぐみ おたか/紅萬子 唐次/赤城太郎 加倉井元右衛門/入江武敏 おとせ/宮田圭子 丁の目の半次/左とん平 赤垣伝兵衛/小松政夫 佐橋孫兵衛/佐野浅夫 榊原伊織/竹脇無我

原案/葉村彰子 脚本/大西信行 監督/矢田清巳


第11話 「情けに泣いたお役者小僧」 1993.1.25

 義賊を気取っていた男もついには捕まるのだが、彼を持て囃す傾向を懸念していた奉行は、ぶざまな姿を民衆に晒すよう、遠島になる男に依頼する。
前にやった、木鼠や狐火の話と趣向は同じ。お奉行は、義賊に厳しい。

ロケなしセット撮り

大岡越前/加藤剛 雪絵/平淑恵 千夏/川島なお美 お柳/森マリア すっとびの辰三/高橋元太郎 出目の勘太/谷幹一 立花喬之助/佐藤佑介 千鶴/舟倉由祐子 片瀬堅太郎/佐野圭亮 すみれ/吉井丈絵 お梅/武田京子 お君/彩木優花 北村一平/島英臣 もぐらの久助/井上茂 又蔵/阿木五郎 新助/夏夕介 おその/伊藤つかさ 舞鶴屋/森幹太 利之助/佐藤仁哉 阿修羅の滝造/石橋雅史 よろず屋/早川雄三 茂吉/須永克彦 おもん/宮田圭子 座頭/中西宣夫 女中/香住美弥子 赤垣伝兵衛/小松政夫 佐橋孫兵衛/佐野浅夫

原案/葉村彰子 脚本/芹沢俊郎、葉村彰子 監督/山内鉄也

※福ちゃん、舞鶴屋が雇うセンセイ方のヘッド、クレジットはベタ。お白州にもいて、後列で括られている。


第12話 「金の亡者は悪検校」 1993.2.1

 忠相の言うとおり、八ッ橋検校は悪い人ではなかったが、勾当の宅悦が極悪。どスケベな典薬頭と通じ悪行を重ねて民を泣かせ、挙句は検校を殺して成り代わる。
彼の悪行を糺すのは、捕物とお白州の二段構え。目明きなことを暴くトリックも見もの。

建仁寺

ロケ地

  • 八ッ橋検校邸、建仁寺禅居庵。人が行き交う門前の石畳のほか、同心たちがここを見張る際には放生池石橋が使われ、宅悦を尾行する絵では久昌院へ行く方の路地も出てくる。
  • 宅悦が借金のカタに連行してきた女たちを、典薬頭がつまみ食いするため使われた佐原屋の向島寮、中山邸通用門。昼夜両方の絵が出るが、イメージのみ。
  • 宅悦の裏に典薬頭・杉本がいることを孫さんに示唆する忠相のくだり、仁和寺塔がまず映り鐘の音が被される。二人ははじめ水場脇の石段下にいて、塔の見える御室桜林前に切り替わる。
  • 総検校の呼び出しと言われ柳橋へ出向く八ッ橋検校、料亭へ入ったあと導かれる船着は広沢池東岸土手の植込東側から池辺を見る図。このあと屋形船で宅悦らに殺されるシーンは広沢池東岸汀、死体検分は東岸土手。
  • 雪絵の名を騙り呼び出されるおすみ(杉本が執着している娘)、ヤクザが出て拉致されかかるシーンは仁和寺塔前林間。忠相が出て立ち回り。

大岡越前/加藤剛 雪絵/平淑恵 お柳/森マリア すっとびの辰三/高橋元太郎 出目の勘太/谷幹一 立花喬之助/佐藤佑介 千鶴/舟倉由祐子 片瀬堅太郎/佐野圭亮 すみれ/吉井丈絵 お梅/武田京子 お君/彩木優花 北村一平/島英臣 高木保之進/高井清史 蛍/浦田久美 もぐらの久助/井上茂 宅悦/なべおさみ おりく/朝比奈順子 杉本修理/加藤和夫 佐原屋/歌澤寅右衛門 八ッ橋検校/松野健一 大寅/有川正治 千太/西田良 おすみ/田山真美子 八造/楠年明 大家/疋田泰盛 仲居/中塚和代 堀川徳壱/徳田興人 丁の目の半次/左とん平 赤垣伝兵衛/小松政夫佐橋孫兵衛/佐野浅夫 榊原伊織/竹脇無我 

原案/葉村彰子 脚本/大西信行 監督/高倉祐二


第13話 「母は凶賊さみだれお仙」 1993.2.8

 凶行をはたらいたあと、これ見よがしに声明文を置いてゆく賊・さみだれお仙。しかし打ち続く犯行は、当の女賊を燻り出す手立て、二つ名を持つ女はとっくの昔に足を洗っていた。
火盗改に獅子身中の虫、「お仙」の娘の出自にまつわる悲話と、重い設定が入っている。

ロケ地

  • 火盗改同心・剛原が盗賊・源次(さみだれの名を騙る凶賊)と会う船宿、広沢池東岸の「料亭」。
  • お仙の父・村雨の松五郎配下だった老爺・伍平が営む、谷中の寺院門前の茶店、金戒光明寺茶所をそれに仕立て。ここへやって来て慌てたふうですぐ出てくるお久、彼女が参っていた近江屋の墓はくろ谷墓地。このとき、伍平は火盗改に連れて行かれたあとで、お久の行動を忠相とお柳が見ている。

大岡越前/加藤剛 筧甚八/原田大二郎 すっとびの辰三/高橋元太郎 出目の勘太/谷幹一 立花喬之助/佐藤佑介 お柳/森マリア 志保/根本りつ子 千夏/川島なお美 千鶴/舟倉由祐子 片瀬堅太郎/佐野圭亮 すみれ/吉井丈絵 お梅/武田京子 お君/彩木優花 北村一平/島英臣 高木保之進/高井清史 もぐらの久助/井上茂 お久/汀夏子 剛原東造/遠藤征慈 源次/宮口二郎 水野和泉守/幸田宗丸 中山出雲守/高野真二 お甲/水原ゆう紀 おゆき/駒木根尚美 伍平/守田比呂也 広川亥十郎/武正忠明 赤垣伝兵衛/小松政夫 永松左兵衛/中野誠也 佐橋孫兵衛/佐野浅夫 榊原伊織/竹脇無我

原案/葉村彰子 脚本/大西信行 監督/井上泰治

※剛原が口封じのため賊を捕まえず斬るくだり、亡骸を戸板で運んでくる火盗改の人数の一人に福ちゃん、身分は同心なのか小者なのか不明。


第14話 「辻斬りは三葉葵の紋所」 1993.2.15

 「泣きバイ」なる詐欺にころっとかかる向きだから、自分を装って辻斬りをはたらく輩に容易く誘い出される。
恨みの筋は尾張がらみ、一味に引きずり込まれるものの心持ち正しかった浪人は、お咎めを受けるどころか病の妻にお見舞いを下され、恐縮至極なのだった。

木島神社

ロケ地

  • お城イメージ、姫路城天守。忠相が登城して上様にアリバイを聞くくだり。
  • 自ら囮となり辻斬り探索の千鶴と千夏、危ない目に遭い忠相に助けられるくだり、捕方が出張る町角はバンクフィルムか(他作品でも見た感じ、水場越しにお堂)
  • 吉宗が山嶽党に呼び出される、夜の根津権現本殿裏手、木島神社参道石畳〜本殿前。参道を来る編笠のヒト実は忠相、後から出てくる本物は本殿から。

大岡越前/加藤剛 雪絵/平淑恵 千夏/川島なお美 お柳/森マリア すっとびの辰三/高橋元太郎 出目の勘太/谷幹一 立花喬之助/佐藤佑介 筧甚八/原田大二郎 千鶴/舟倉由祐子 片瀬堅太郎/佐野圭亮 北村一平/島英臣 すみれ/吉井丈絵 お梅/武田京子 お君/彩木優花 酒井総介/土屋嘉男 幾代/鈴鹿景子 新井白石/庄司永建 石川出羽守/玉川伊佐男 水野和泉守/幸田宗丸 中山出雲守/高野真二 黒岩の玄鬼/山本昌平 滝谷猪四郎/南条弘二 義十/黒部進 およね/石井富子 仙太/三田村賢二 お照/ふじまゆか 長屋のおかみ/川本美由紀 徳川吉宗/山口崇 佐橋孫兵衛/佐野浅夫 静加/藤間紫

原案・脚本/葉村彰子 監督/矢田清巳

※同心岡っ引四人に加え、片瀬も女装。見られるヒトもいるが、基本キモチワルイ。


第15話 「河童にさらわれた若旦那」 1993.2.22

 河童騒動、二発目で実害はやはり作為。志保先生に手を出した間抜けが、積み上げた工作を崩壊させる。
またまた志保先生危機一髪ネタが入っていて、今回は相手に伊織の鉄拳がお見舞いされる。

広沢池

ロケ地

  • 事後、伊織と釣りの忠相、広沢池東岸に桟橋あしらい。二人ともボウズで、伊織が釣り上げるのは草履。先に出る、河童が出る夜の大川は、スモークの具合からしてセットと思われる。

大岡越前/加藤剛 すっとびの辰三/高橋元太郎 出目の勘太/谷幹一 立花喬之助/佐藤佑介 志保/根本りつ子 お柳/森マリア 片瀬堅太郎/佐野圭亮 高木保之進/高井清史 もぐらの久助/井上茂 お君/彩木優花 お梅/武田京子 おふみ/香奈美里 小津屋/織本順吉 新之助、巳之吉/円谷浩 喜多見屋/滝田裕介 おかつ/高沢順子 藤兵衛/石山律雄 仙次/うえだ峻 牛倉の五郎蔵/牧冬吉 金八/前川哲男 太吉/広瀬義宣 赤垣伝兵衛/小松政夫 佐橋孫兵衛/佐野浅夫 榊原伊織/竹脇無我

原案・脚本/葉村彰子 監督/井上泰治


第16話 「孫兵衛を怨んだ男」 1993.3.1

 十六年前、孫さんがお縄にした男が赦されて島から戻るが、妻子の世話を見てやっていた孫さんを誤解しており憎悪のかたまり。
男が錠前師なことでぴんときたお奉行の慧眼、さらに心をこめた説得が効いて恨みは解け、偽りを吹き込んでいた盗っ人どもはまるっとお縄に。
佐橋家へ婿入りとなった喬之助、祝言の席には忠相の高砂。

車折神社

ロケ地

  • 千夏の留守に帰り、何かあったと気を揉む孫さん、戻った娘に声を荒げ当たるところ、お忍びのお奉行が現れ外へいざなうくだり、車折神社参道。駒吉の逆恨みのことを話しつつ歩き、着いた先の茶店(朱玉垣のそばに設営)に伊織が待っているという図。
  • 志保と千夏(賊に負わされた傷のため腕を吊っている)が賊一味に囲まれる町角、車折神社参道。このシーンは、石造りの玉垣が続くあたりで撮られている。

大岡越前/加藤剛 雪絵/平淑恵 千夏/川島なお美 志保/根本りつ子 お柳/森マリア すっとびの辰三/高橋元太郎 出目の勘太/谷幹一 立花喬之助/佐藤佑介 筧甚八/原田大二郎 千鶴/舟倉由祐子 片瀬堅太郎/佐野圭亮 すみれ/吉井丈絵 お梅/武田京子 お君/彩木優花 北村一平/島英臣 蛍/浦田久美 もぐらの久助/井上茂 駒吉/河原崎次郎 仙造/原口剛 茂林寺の儀十/小林勝彦 蛇の捨七/吉田豊明 室堂の喜左衛門/高桐真 おきぬ/久野ひろ美 酌婦/津島令子 赤垣伝兵衛/小松政夫 佐橋孫兵衛/佐野浅夫 榊原伊織/竹脇無我

原案/葉村彰子 脚本/櫻井康裕 監督/山内鉄也


第17話 「舅も認めた婿手柄」 1993.3.8

 タイトル通り、喬之助がお奉行も認める働きを見せ、立派な佐橋家の跡取りと認められる転機の話。それを見届けた親父さんは、自ら望んでひとり西国巡礼の旅に出てゆくのだった。

大覚寺

ロケ地

  • 氷川の万右衛門一味を追って早駕籠(またフライングで怪我/代金は孫さん持ち)を走らせる立花、甲州街道は嵐山自転車道
  • 先行した筧らに合流する、布田宿の茶店、酵素ダート待避所付近に設営。同心たちが旅人の臨検に手こずっている間に、甲州街道をそれて大山道へ向かう一味、酵素ダートから北斜面へ(沢みたいになっている所に六地蔵と道標あしらい/手前のダートに茶店が作ってあって、そこの親爺が後で通った同心たちに不審な一行のことを告げる運び)
  • 間一髪で一味に逃げられてしまう多摩川・宿河原の渡し、広沢池東岸。一味に撃たれた船頭の家族が嘆くシーンに、自ら出張ってきたお奉行がお柳の報告を聞く段が被される。
  • 逃げた一味を追う同心たち、連行されているすみれが落としていった数珠玉のサインに気づく道は大覚寺大沢池北辺並木。辿っていって見つける盗人宿の荒れ寺は大覚寺五社明神本殿裏手(イメージ、内部はセット撮り)
  • 同心らと合流するも一人早立ちのお奉行、一味は駒木野宿とお柳の報告を聞く水辺、大覚寺大沢池北辺水路(水場を作ってある/お柳は水路汀にいて、お奉行を見上げるかたち)
  • 一味が隠し金を掘り出す山中の小屋、酵素林間か。金を荷車に積んで運びはじめた途端、お奉行に立ちはだかられてしまう道は酵素河川敷川べり。ここで立ち回り。設定については、万右衛門が「小仏峠から陣場山越えで秩父へ抜けようと思っている」と、グルの目明しに話している。
  • 事後、皆と別れを済ませ巡礼に出る孫さん、ひとり行く街道は大覚寺放生池堤(放生池北辺から南望、遠景に大沢池堤が来る構図)。この前に映る、忠相と中空にコンタクトするシーンの背景は大沢池堤。

大岡越前/加藤剛 雪絵/平淑恵 千夏/川島なお美 志保/根本りつ子 お柳/森マリア すっとびの辰三/高橋元太郎 出目の勘太/谷幹一 立花喬之助/佐藤佑介 筧甚八/原田大二郎 千鶴/舟倉由祐子 片瀬堅太郎/佐野圭亮 すみれ/吉井丈絵 お梅/武田京子 お君/彩木優花 北村一平/島英臣 高木保之進/高井清史 足尾の重五郎/市川好郎 氷川の万右衛門/田口計 美濃田帯刀/江見俊太郎 瀬戸の音造/中田博久 紋次/岡部征純 代官/波田久夫 百姓/蓑和田良太 おしげ/藤坂有希 佐橋孫兵衛/佐野浅夫 榊原伊織/竹脇無我

原案/葉村彰子 脚本/大西信行、葉村彰子 監督/高倉祐二

※万右衛門は駒木野関所御定番の美濃田のほか、ところの目明し・紋次とグル。あとで代官が忠相に平謝り。
※もう佐橋家に住んでいるのに、皆に「立花」と呼ばれている喬之助。旅から帰った忠相が「立花、いや若い佐橋が」と発言。


第18話 「瞼の母は盗人だった」 1993.3.15

 金座を狙う賊が、半次を使おうと接触。応じる気は毛頭なかったが、亡き母も賊の一味だったことをお鈴にバラすと脅されてしまう。
連絡のすべもなく金座の蔵を開けてしまう半次、温情判決は江戸払いだった。

映画村

ロケなしセット撮り

大岡越前/加藤剛 雪絵/平淑恵 千夏/川島なお美 志保/根本りつ子 お柳/森マリア すっとびの辰三/高橋元太郎 出目の勘太/谷幹一 立花喬之助/佐藤佑介 筧甚八/原田大二郎 千鶴/舟倉由祐子 お鈴/花島優子 片瀬堅太郎/佐野圭亮 高木保之進/高井清史 北村一平/島英臣 お君/彩木優花 お梅/武田京子 すみれ/吉井丈絵 三日月の源太/井上昭文 おみね/山本ゆか里 お千/一柳みる 沢田家六/山田良隆 元橋才二郎/西山清孝 丁の目の半次/左とん平 榊原伊織/竹脇無我

原案/葉村彰子 脚本/大西信行 監督/山内鉄也


第19話 「両刃が抉る復讐の謎」 1993.3.22

 清国使節一行が江戸入り、とたんに起こる血腥い事件、遺留品や状況は悉く「長崎」を示す。名奉行はさらなる仇討ちを阻止し悪人は懲らすが、「一党」からひとり犠牲者が出てしまう。そのことも生かす温情判決は、まさに大岡裁きなのであった。

北嵯峨農地

ロケ地

  • 清国使節一行が往来する東海道、北嵯峨農地農道。往還とも同じ場所だが、唐人軽業一座も加わった帰り道のシーンでは、「道」がはっきり見えている。忠相配下が出張っているので、高輪大木戸あたりまでの設定か。

大岡越前/加藤剛 雪絵/平淑恵 志保/根本りつ子 お柳/森マリア すっとびの辰三/高橋元太郎 出目の勘太/谷幹一 立花喬之助/佐藤佑介 千鶴/舟倉由祐子 片瀬堅太郎/佐野圭亮 お君/彩木優花 お梅/武田京子 すみれ/吉井丈絵 北村一平/島英臣 高木保之進/高井清史 蛍/浦田久美 もぐらの久助/井上茂 お小夜/丸山真穂 お京/浜田朱里 治平/御木本伸介 王東海/武内亨 五島屋/穂積隆信 清太郎/海津亮介 厦門の権兵衛/上田忠好 筑紫屋/奥野匡 塩崎玄蕃/川合伸旺 島原屋/溝田繁 浪人/小峰隆司 塩崎の用人/笹木俊志 赤垣伝兵衛/小松政夫 静加/藤間紫 榊原伊織/竹脇無我

原案/葉村彰子 脚本/土橋成男 監督/山内鉄也

※冒頭、片瀬の登用が発表され、黄八丈を着た定町回り同心が誕生する。立ち回りの見せ所もある。


第20話 「過去を消していた女」 1993.3.29

 矢取り女に続き、もと飛脚の男が殺される。それぞれに疑わしき向きはあるが、完璧なアリバイ持ち。伊織の「体が二つないと無理」という呟きに、お奉行の勘はひらめく。
よくあるネタに、性悪は罰され、己が行為に苦しんだ方には温情が下される、大岡裁きで味をつける。

上賀茂神社

ロケ地

  • 矢取り女・おさきが頭巾の女に「絞め殺される」夜の弥生神社、上賀茂神社ならの小川畔・摂社脇。このあと検分などで昼間のシーンも出る。怪しの無宿人を追っかける際、赤垣のダンナみごとな川ボチャを久助とともに披露する。
  • 弥生神社の現場で町方を見て、笹藪から逃げた無宿人の塒がある川端、広沢池東岸(水無し、葦原に苫船あしらい)

大岡越前/加藤剛 雪絵/平淑恵 志保/根本りつ子 お柳/森マリア すっとびの辰三/高橋元太郎 出目の勘太/谷幹一 立花喬之助/佐藤佑介 筧甚八/原田大二郎 千鶴/舟倉由祐子 片瀬堅太郎/佐野圭亮 お君/彩木優花 お梅/武田京子 すみれ/吉井丈絵 北村一平/島英臣 蛍/浦田久美 もぐらの久助/井上茂 おその/神保美喜 巳之助/小野進也 但馬屋/穂高稔 上総屋/新井量大 おさき/谷口友香 政吉/石倉英彦 赤垣伝兵衛/小松政夫 榊原伊織/竹脇無我

原案/葉村彰子 脚本/芹沢俊郎、葉村彰子 監督/高倉祐二

※福ちゃん、おさきにとどめをさした無宿人・源太で登場、クレジットはベタ。財布を盗ろうとしたところ、「死体」が起き上がったため驚愕し飛びのくものの、騒がれて咄嗟に手近の石取って後ろ頭をゴン。


第21話 「恐怖!どくろ党の復讐」 1993.4.5

 どくろ党なる凶賊が跋扈、皆殺しに遭ったのは悉くあるじが上方出の店ばかり。また、浅草で「藪知らず」なるお化け屋敷が人気を呼ぶが、見物に行ったお君が失踪してしまう。詰めていくうち二つはつながり、賊のかしらの意外な正体はお白州で明らかとなる。

映画村

ロケなしセット撮り

大岡越前/加藤剛 すっとびの辰三/高橋元太郎 出目の勘太/谷幹一 立花喬之助/佐藤佑介 千夏/川島なお美 志保/根本りつ子 お柳/森マリア 千鶴/舟倉由祐子 片瀬堅太郎/佐野圭亮 お君/彩木優花 お梅/武田京子 すみれ/吉井丈絵 北村一平/島英臣 高木保之進/高井清史 蛍/浦田久美 もぐらの久助/井上茂 丹波屋/長谷川明男 儀十/菅貫太郎 おしま/佐野アツ子 松五郎/浜田晃 鮫七/浜伸詞 捨吉/細川純一 三河屋/川浪公次郎 赤垣伝兵衛/小松政夫 榊原伊織/竹脇無我

原案・脚本/葉村彰子 監督/高倉祐二


第22話 「赤に怯える女」 1993.4.12

 旗本が斬殺される事件が続き、被害者はいずれも水原剛右衛門の組下。同じ頃、赤いものを見るや凶暴化する厄介な武家女が、伊織に保護される。気触れてしまった彼女の「仇」を手にかけていたのは、白装束白頭巾に身をつつんだ浪人であった。

ロケなしセット撮り

大岡越前/加藤剛 雪絵/平淑恵 千夏/川島なお美 志保/根本りつ子 お柳/森マリア 出目の勘太/谷幹一 立花喬之助/佐藤佑介 筧甚八/原田大二郎 千鶴/舟倉由祐子 片瀬堅太郎/佐野圭亮 お君/彩木優花 お梅/武田京子 すみれ/吉井丈絵 北村一平/島英臣 高木保之進/高井清史 蛍/浦田久美 もぐらの久助/井上茂 臼杵清四郎/中条きよし 志織/芦川よしみ 水原剛右衛門/亀石征一郎 足立忠左衛門/松本朝生 作間軍兵衛/功刀明 与七/水上保広 赤垣伝兵衛/小松政夫 榊原伊織/竹脇無我

原案/葉村彰子 脚本/大西信行 監督/山内鉄也


第23話 「凶賊は義母の仲間」 1993.4.19

 亡きかしらの隠し金を狙う盗っ人は、姐さんが大店のお内儀におさまっているのを知る。彼女は、引き込みとしてその店に女中で入っていたが、犯行前にかしらに死なれ、やがて店の主に見初められたという、数奇な運命の持ち主であった。
お話のテーマは、継子に手渡すまで、必死に店を切り盛りする未亡人の情話。それが嘉され、お裁きも無罪同然のものとなる。

大覚寺

ロケ地

  • 継子のお糸をさらわれ、文造に呼び出されたおせいが駆け込む駒込の寮、中山邸通用門。内部はセット撮り。
  • 寮を見張る唐五郎一味、潜むのは中山邸参道植込み際。出てきた「文造」が「隠し金を掘り返しに」向かうルート、大覚寺護摩堂裏を通り、墓地をしつらえてある五社明神本殿裏手へ。頬っ被りしている「文造」の中の人は勘太というオチ、捕方殺到。

大岡越前/加藤剛 志保/根本りつ子 千夏/川島なお美 お柳/森マリア 出目の勘太/谷幹一 立花喬之助/佐藤佑介 千鶴/舟倉由祐子 片瀬堅太郎/佐野圭亮 北村一平/島英臣 お梅/武田京子 すみれ/吉井丈絵 高木保之進/高井清史 蛍/浦田久美 もぐらの久助/井上茂 おせい/二宮さよ子 利助/松橋登 お糸/岡本南 野火止めの文造/伊東敏八 弁天の唐五郎/曽根晴美 銀次/勝野賢三 職人/橋口和生 為吉/結城市朗 赤垣伝兵衛/小松政夫 榊原伊織/竹脇無我

原案/葉村彰子 脚本/葉村彰子、芹沢俊郎 監督/山内鉄也


第24話 「伊織を狙う狐面の女」 1993.4.26

 伊織を、親の仇、弟の仇と狙う者が現れるが、怪しい医師の影。浪人態でお忍びの忠相は、ならず者をやっつけた腕を見込まれて、伊織暗殺に雇われるのだった。

車折神社

ロケ地

  • 吾作に見込まれた忠相、目隠しして駕籠で連れて行かれる稲荷境内は車折神社参道、鳥居傍にお狐様あしらい。後日の返事の際、伊織自身を伴い依頼者の女を問い詰める場面があり、悪党どもが現れて立ち回りに移行。夜間撮影。
  • 大工の巳之助が伊織を襲う薬草園、不明(竹林際、壁や柵はあしらいものと思われる)

大岡越前/加藤剛 筧甚八/原田大二郎 出目の勘太/谷幹一 立花喬之助/佐藤佑介 志保/根本りつ子 片瀬堅太郎/佐野圭亮 すみれ/吉井丈絵 お君/彩木優花 北村一平/島英臣 高木保之進/高井清史 お梅/武田京子 もぐらの久助/井上茂 お園/東千晃 吾作/浜田寅彦 巳之助/冨家規政 おふみ/北岡夢子 宗太郎/本郷直樹 脇坂玄斉/久富惟晴 牛頭の滝蔵/長谷川弘 寅吉/森章二 男客/伊庭剛 和泉屋/千葉保 村木屋/国田栄弥 医者/溝田繁 赤垣伝兵衛/小松政夫 榊原伊織/竹脇無我

原案・脚本/葉村彰子 監督/高倉祐二


第25話 「大工と左官の意地比べ」 1993.5.3

 「三方一両損」、今回はいつもの櫻木健一に石倉三郎を当てる。事が当人同士にとどまらず、江戸じゅうの左官と大工の対立にまで発展し、奉行を悩ませる次第となるのもおなじみの展開。今回、発端の二人は振り回された挙句自分が消えてしまおうとするものの、お白州では再び意地を張り合っていて笑える。忠相や伊織の、積極的介入も新味。

ロケ地

  • 芝居にからむロケはなし、時間経過を表すイメージが三つ。時の鐘はよく出るバンクフィルム、茜色の空と、お白州開廷の朝の青空。

大岡越前/加藤剛 志保/根本りつ子 千夏/川島なお美 出目の勘太/谷幹一 立花喬之助/佐藤佑介 千鶴/舟倉由祐子 片瀬堅太郎/佐野圭亮 お君/彩木優花 お梅/武田京子 すみれ/吉井丈絵 北村一平/島英臣 高木保之進/高井清史 蛍/浦田久美 もぐらの久助/井上茂 千太/櫻木健一 朝吉/石倉三郎 政右衛門/出光元 弥五郎/三角八朗 おしん/石倭裕子 おつね/紅萬子 赤垣伝兵衛/小松政夫 榊原伊織/竹脇無我

原案/葉村彰子 脚本/大西信行 監督/矢田清巳


第26話 「江戸を守った大岡裁き」 1993.5.10

 悪役陣も豪華に揃ったシリーズ最終話は、阿片摘発もの。筧同心のフライングでお奉行が窮地、志保先生危機一髪などお決まりのエピソードが出て、火盗改がお約束のカッコ悪さを見せて、皆で伊織と志保をひやかして〆る。

広沢池

ロケ地

  • 阿片の売人が火盗の提灯を掲げた何物かに殺される夜の川端、阿片中毒の芸者が土左衛門で上がる大川端、磐木平藩の御用船をわざと臨検させる夜の水辺、大捕物の海浜、全て広沢池東岸。伊織が志保さんを助けるため飛び込むシーンは映画村日本橋で撮ってある。

大岡越前/加藤剛 雪絵/平淑恵 千夏/川島なお美 志保/根本りつ子 すっとびの辰三/高橋元太郎 出目の勘太/谷幹一 立花喬之助/佐藤佑介 筧甚八/原田大二郎 千鶴/舟倉由祐子 片瀬堅太郎/佐野圭亮 お君/彩木優花 お梅/武田京子 すみれ/吉井丈絵 北村一平/島英臣 高木保之進/高井清史 蛍/浦田久美 もぐらの久助/井上茂 賀野治郎衛/南原宏治 平戸屋/青木義朗 赤不動の藤五郎/井上昭文 大八木左近/宮口二郎 水野和泉守/幸田宗丸 宇田川邦春/中村孝雄 広川亥十郎/武正忠明 庄司玄蔵/福本清三 伝吉/木谷邦臣 重臣A/波田久夫 重臣B/川浪公次郎 芸者/谷口友香 永松左兵衛/中野誠也 赤垣伝兵衛/小松政夫 静加/藤間紫 榊原伊織/竹脇無我

原案・脚本/葉村彰子 監督/矢田清巳

※志保先生、阿片臭い絵師を調べるため肩出して誘惑。監禁されちゃったあとも絵師を乗せて脱出を試みるが、二度とも福ちゃんに阻まれる。福ちゃんは平戸屋の用心棒で、志保先生に無体を仕掛けて、火盗改密偵の宮口二郎にばっさり斬られる。


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