第九部 1985〜1986、TBS ∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴ 第1話 1985.10.28 突如現れた将軍の御落胤の姫、まもなく江戸入りという「女天一坊」。ほんとうに吉宗の子であっても軽々に扱えることではない上に、伊織情報ではぷんぷん匂う。しかし、対面に慎重を期す忠相の方針は上様の不興を買い、謹慎を食らってしまうのだった。 ロケ地
大岡越前/加藤剛 雪絵/平淑恵 風間俊介/和田浩二 すっとびの辰三/高橋元太郎 出目の勘太/谷幹一 猿の三次/松山英太郎 立花喬之助/佐藤祐介 立花千鶴/舟倉由祐子 志保/根本律子 おあき/坂上味和 おはな/香山まり子 おなつ/桂川京子 おはる/加藤由美 おふゆ/小林有里 浄蓮院妙真/水野久美 松平乗邑/中村竹弥 高野左仲/名和宏 覚善/藤岡重慶 黒島伝内/川辺久造 商人/須永克彦 徳川吉宗/山口崇 蕪木兵助/森田健作 村上源次郎/大坂志郎 榊原伊織/竹脇無我 原案・脚本/葉村彰子 監督/山内鉄也 ※小田原の旅籠で、伊織が三次と話す際に「亡き呑舟先生が」という台詞が出る。 第2話 「天下を狙った魔性の女」 1985.11.4 焦れた吉宗により、対面の日が来てしまう。覚悟を決めた忠相は、謹慎の身も省みずその場に出向き、諸悪の根源たる烈女と対決するが、女は巧みに言葉を操り将軍を幻惑。窮するところ、ほんとうにぎりぎりのタイミングで、紀州から戻った風間たちが御殿の庭先に駆け込んでくるのだった。 ロケ地
大岡越前/加藤剛 雪絵/平淑恵 風間俊介/和田浩二 すっとびの辰三/高橋元太郎 出目の勘太/谷幹一 猿の三次/松山英太郎 立花喬之助/佐藤祐介 立花千鶴/舟倉由祐子 志保/根本律子 おあき/坂上味和 おはな/香山まり子 おなつ/桂川京子 おはる/加藤由美 おふゆ/小林有里 浄蓮院妙真/水野久美 井筒屋宗助/金田龍之介 松平乗邑/中村竹弥 高野左仲/名和宏 覚善/藤岡重慶 源作/土屋嘉男 黒島伝内/川辺久造 徳川吉宗/山口崇 蕪木兵助/森田健作 村上源次郎/大坂志郎 榊原伊織/竹脇無我 原案・脚本/葉村彰子 監督/山内鉄也 第3話 「辰三おはなの祝言騒動」 1985.11.11 ぐだぐだと過ごし、忠相曰く「友達のようになってしまった」二人に、ようやく決着。おはなの父があやうく放火殺人犯にされかかるという大事を経て、阿呆な痴話喧嘩も収束し、源さんは高らかに高砂を唸るのだった。 ロケなしセット撮り 大岡越前/加藤剛 雪絵/平淑恵 風間俊介/和田浩二 すっとびの辰三/高橋元太郎 出目の勘太/谷幹一 猿の三次/松山英太郎 立花喬之助/佐藤祐介 立花千鶴/舟倉由祐子 志保/根本律子 おあき/坂上味和 おはな/香山まり子 おなつ/桂川京子 おはる/加藤由美 おふゆ/小林有里 勘五郎/山田吾一 惣兵衛/和崎俊哉 伝蔵/田中浩 松吉/中田博久 紅屋/西山辰夫 秀次/頭師佳孝 蕪木兵助/森田健作 村上源次郎/大坂志郎 榊原伊織/竹脇無我 原案・脚本/葉村彰子 監督/山内鉄也 ※嘘ついてたら色の出る紙なる代物がお白州に登場、中田博久がこれに陥落。おおまじめにこれを出してくる忠相の表情が笑える。 第4話 「襲われた御用金」 1985.11.18 新婚の辰を冷やかしていて、目の前を通った賊を見逃す兵助。しかし責は己一人と言いたて、新居へ引越し中の辰にわからぬよう捜査に励む。それに気付いた辰は新妻を放って駆けつけ張り込みに加わり、彼らの骨折りはじきに報われるのであった。 ロケ地
大岡越前/加藤剛 雪絵/平淑恵 すっとびの辰三/高橋元太郎 出目の勘太/谷幹一 猿の三次/松山英太郎 立花喬之助/佐藤祐介 おあき/坂上味和 おはな/香山まり子 おちよ/片山由香 おふゆ/小林有里 おはる/加藤由美 おなつ/桂川京子 おもん/三浦真弓 首領/山本昌平 大家/夢路いとし 荒物屋の婆さん/正司歌江 人足頭/森章二 お梅/三浦徳子 およね/平映子 おきみ/武田てい子 そば屋/日高久 蕪木兵助/森田健作 村上源次郎/大坂志郎 原案/葉村彰子 脚本/大西信行 監督/山内鉄也 ※御用金運搬係で殉職した小平義次郎は峰蘭太郎、襲撃側の浪人に小峰さんと福ちゃん。福ちゃんたちは後でも出て、ラス立ちもやる。福ちゃん、船宿の二階で忠相と戦ったあと、手すりから庭へ飛び降り、そこにいた兵助や辰にボコボコにされお縄に。お三方ともクレジットはベタ。 第5話 「忠相を慕う女」 1985.11.25 雨宿りに傘を差しかけてもらった縁で、忠相はとある酌婦のもとへ足しげく「通う」。「事件」が起きて、お白州で忠相の正体を知った女は、愛ではなかったと思い知り、どこかが切れてしまうのだった。 ロケ地
大岡越前/加藤剛 雪絵/平淑恵 風間俊介/和田浩二 すっとびの辰三/高橋元太郎 出目の勘太/谷幹一 猿の三次/松山英太郎 立花喬之助/佐藤祐介 立花千鶴/舟倉由祐子 志保/根本律子 おあき/坂上味和 おはな/香山まり子 おちよ/片山由香 おなつ/桂川京子 おはる/加藤由美 おふゆ/小林有里 静香/上村香子 田鶴/風見章子 吉野屋権造/井上昭文 唐次/松山照夫 おたき/山口朱美 おかん/近江輝子 銭屋五一郎/津村隆 蕪木兵助/森田健作 村上源次郎/大坂志郎 榊原伊織/竹脇無我 原案/葉村彰子 脚本/大西信行 監督/倉田準二 ※静香の姑に自刃を迫り、遂行する力が無いと知るや手を添えてズブリの権造、お白州でもしらばっくれるが、乾分の唐次が誘導に引っかかりゲロ。 第6話 「探した我が子は女掏摸」 1985.12.2 親子の絆二題話、アル中の父に尽くす健気な娘と、棄てた親を恨むも情断ち切れぬ蓮っ葉な姐御と。 ロケ地
大岡越前/加藤剛 雪絵/平淑恵 すっとびの辰三/高橋元太郎 出目の勘太/谷幹一 猿の三次/松山英太郎 立花喬之助/佐藤祐介 立花千鶴/舟倉由祐子 志保/根本律子 おあき/坂上味和 おちよ/片山由香 おふゆ/小林有里 おなつ/桂川京子 おはる/加藤由美 おれん/大場久美子 榛名屋/竹内亨 お梶/小畠きぬ子 安造/福田豊士 お糸/石坂有希 甚五郎/田中浩 但馬屋/久達利三 蕪木兵助/森田健作 村上源次郎/大坂志郎 榊原伊織/竹脇無我 原案/葉村彰子 脚本/櫻井康裕 監督/山内鉄也 ※風間は小田原へ出向いているという会話が出てくる。 第7話 「証人は謎の女」 1985.12.9 ろくでなしの亭主を、命がけで助けようとする女房の哀話。どんな人間にせよ、苦界から引き上げてくれた男は神なのだった。 ロケ地
大岡越前/加藤剛 風間俊介/和田浩二 すっとびの辰三/高橋元太郎 出目の勘太/谷幹一 猿の三次/松山英太郎 立花喬之助/佐藤祐介 立花千鶴/舟倉由祐子 志保/根本律子 おあき/坂上味和 おはな/香山まり子 おちよ/片山由香 おなつ/桂川京子 おはる/加藤由美 おふゆ/小林有里 豊次/河原崎次郎 お加代/二宮さよ子 蕪木兵助/森田健作 村上源次郎/大坂志郎 榊原伊織/竹脇無我 原案/葉村彰子 脚本/櫻井康裕 監督/倉田準二 第8話 「恋しい父は逃亡者」 1985.12.16 役人に敵意むき出しの少年を見た忠相は、彼の身の上を気にかける。人を殺して逃げているという彼の父は、北町で裁可の下った、れっきとしたお尋ね者。しかし忠相は、職掌のくくりも越えて再調査をはじめるのであった。 ロケなしセット撮り 大岡越前/加藤剛 雪絵/平淑恵 すっとびの辰三/高橋元太郎 出目の勘太/谷幹一 猿の三次/松山英太郎 立花喬之助/佐藤祐介 立花千鶴/舟倉由祐子 志保/根本律子 おあき/坂上味和 おはな/香山まり子 おちよ/片山由香 おなつ/桂川京子 おはる/加藤由美 おふゆ/小林有里 新八/樋浦勉 おそで/北村早苗 健太/池田直人 おいね/小川晃世 諏訪美濃守/滝田裕介 半次/勝部演之 常吉/稲吉靖司 大家/山村弘三 蕪木兵助/森田健作 村上源次郎/大坂志郎 榊原伊織/竹脇無我 原案/葉村彰子 脚本/芦沢俊郎 監督/山内鉄也 第9話 「死体が消えた藪地獄」 1985.12.23 「八幡の藪知らず」なるお化け屋敷が大はやり、内実は凶悪窃盗団のアジトという設定。忠相が鋭く真実に迫ってゆくいつもの展開で、見世物小屋をめぐるドタバタや、見習い同心のフライングなど織り込まれる。また、賊の下っ端の意外な顔という、番外地ものでよく出る要素も盛られている。 ロケ地
大岡越前/加藤剛 風間俊介/和田浩二 すっとびの辰三/高橋元太郎 出目の勘太/谷幹一 猿の三次/松山英太郎 立花喬之助/佐藤祐介 立花千鶴/舟倉由祐子 志保/根本律子 おあき/坂上味和 おはな/香山まり子 おちよ/片山由香 おなつ/桂川京子 おはる/加藤由美 おふゆ/小林有里 儀助/小林昭二 おゆう/朝比奈順子 寅蔵/石橋雅史 岩松/市村昌治 蕪木兵助/森田健作 村上源次郎/大坂志郎 榊原伊織/竹脇無我 原案・脚本/葉村彰子 監督/居川靖彦 第10話 「夫婦の絆は値千両」 1985.12.30 富籤不正もの、ハナから怪しかった生臭坊主が、ヤクザの入れ知恵ではじめるのだから、もちろん碌なもんじゃない。 ロケ地
大岡越前/加藤剛 雪絵/平淑恵 風間俊介/和田浩二 すっとびの辰三/高橋元太郎 出目の勘太/谷幹一 猿の三次/松山英太郎 立花喬之助/佐藤祐介 立花千鶴/舟倉由祐子 おあき/坂上味和 おはな/香山まり子 おちよ/片山由香 おなつ/桂川京子 おはる/加藤由美 おふゆ/小林有里 吉五郎/橋本功 おかつ/田坂都 玄雲/玉川良一 宇之吉/立原博 寅松/大木正司 岩吉/笹木俊志 大家/北見唯一 蕪木兵助/森田健作 原案/葉村彰子 脚本/大西信行 監督/倉田準二 第11話 「花嫁泣かせた出生の秘密」 1986.1.6 娘が玉の輿に乗るという段になって、女でひとつで育て上げた母親は、娘の出自について告白する。その昔、やっとできた子を流し、もう生めぬと言われ絶望した彼女のため、亭主が連れてきた幼女は、貰った子ではなかった。 ロケなしセット撮り 大岡越前/加藤剛 雪絵/平淑恵 風間俊介/和田浩二 すっとびの辰三/高橋元太郎 出目の勘太/谷幹一 猿の三次/松山英太郎 立花喬之助/佐藤祐介 立花千鶴/舟倉由祐子 おあき/坂上味和 おはな/香山まり子 おなつ/桂川京子 おはる/加藤由美 おふゆ/小林有里 おしん/中村玉緒 おとみ/杉田かおる 伊勢喜/佐竹明夫 お才/磯村みどり 但馬屋/伊沢一郎 喜之助/島英臣 蕪木兵助/森田健作 村上源次郎/大坂志郎 原案/葉村彰子 脚本/大西信行 監督/倉田準二 第12話 「縛られたお地蔵様」 1986.1.13 定番ネタは、料理の仕方が肝要。見所は、なんといっても地蔵逮捕の際の同心たちの態度。大真面目なのは風間だけで、見習いの蚊の鳴くような声とか、大笑い。これが決まってないと、げたげた笑いながらお白州へ入ってきちゃう町衆が成り立たない。 ロケ地
大岡越前/加藤剛 雪絵/平淑恵 風間俊介/和田浩二 すっとびの辰三/高橋元太郎 出目の勘太/谷幹一 猿の三次/松山英太郎 立花喬之助/佐藤祐介 立花千鶴/舟倉由祐子 志保/根本律子 おあき/坂上味和 おはな/香山まり子 おちよ/片山由香 おなつ/桂川京子 おはる/加藤由美 おふゆ/小林有里 新吉/正道武 お妙/黒田福美 若狭屋/真弓田一夫 加納屋/田島義文 望月小太夫/溝田繁 藤助/山本弘 寅三/伊東高 蕪木兵助/森田健作 村上源次郎/大坂志郎 榊原伊織/竹脇無我 原案/葉村彰子 脚本/櫻井康裕 監督/岡本静夫 第13話 「阿片暴いた鉄拳仁術」 1986.1.20 やくざと組んで阿片を撒き散らす悪徳医者、義憤にかられた伊織は彼に手を上げてしまい逆ねじを食うが、お奉行はそれを奇貨とし悪党を根こそぎにするのだった。 ロケ地
大岡越前/加藤剛 風間俊介/和田浩二 すっとびの辰三/高橋元太郎 出目の勘太/谷幹一 猿の三次/松山英太郎 立花喬之助/佐藤祐介 立花千鶴/舟倉由祐子 志保/根本律子 おあき/坂上味和 おはな/香山まり子 おちよ/片山由香 おなつ/桂川京子 おはる/加藤由美 おふゆ/小林有里 おとし/賀田ゆう子 清次/吉田次昭 本村玄堂/遠藤太津朗 明神の紋蔵/近藤宏 常吉/片岡五郎 地廻り/岩尾正隆 蕪木兵助/森田健作 村上源次郎/大坂志郎 榊原伊織/竹脇無我 原案/葉村彰子 脚本/櫻井康裕 監督/居川靖彦 ※急患と偽り伊織を連れ出し命を狙う一味、駕籠で連れて行かれるが、先棒は福ちゃん。映画村日本橋の上で駕籠が止まり鉄砲玉が襲うが、駕籠舁きはその前に逃げ散っていて、グルか否かは判らず。 第14話 「奉行に似ていた復讐鬼」 1986.1.27 夜道で商人を二人も斬った浪人の顔は、お奉行そっくり。その男は、幼児退行してしまった美しい妻と暮らしていたが、大いに訳ありなのだった。 ロケ地
大岡越前、佐原雄之進/加藤剛 雪絵/平淑恵 風間俊介/和田浩二 すっとびの辰三/高橋元太郎 出目の勘太/谷幹一 猿の三次/松山英太郎 立花喬之助/佐藤祐介 志保/根本律子 おあき/坂上味和 おなつ/桂川京子 おはる/加藤由美 おふゆ/小林有里 香苗/金沢碧 多治見屋/多々良純 飯塚刑部/高城淳一 古屋久右衛門/永野辰弥 山城屋/市川青虎 笹子屋/徳田興人 蕪木兵助/森田健作 村上源次郎/大坂志郎 榊原伊織/竹脇無我 原案/葉村彰子 脚本/大西信行 監督/居川靖彦 第15話 「姉恋し手鎖道中」 1986.2.3 強盗致傷で手配中のチンピラ青年が、鹿沼で捕縛との知らせが届く。護送の任にあたった兵助は、青年の心底を見ることになるが、その間江戸でも調べは進んでいるのだった。 ロケ地
大岡越前/加藤剛 雪絵/平淑恵 すっとびの辰三/高橋元太郎 出目の勘太/谷幹一 猿の三次/松山英太郎 立花喬之助/佐藤祐介 立花千鶴/舟倉由祐子 おあき/坂上味和 おちよ/片山由香 おなつ/桂川京子 おはる/加藤由美 おふゆ/小林有里 峰吉/渋谷哲平 お良/三浦リカ 利兵衛/武藤英司 徳次郎/南道朗 伊太八/黒部進 熊三/重久剛一 蕪木兵助/森田健作 村上源次郎/大坂志郎 原案/葉村彰子 脚本/櫻井康裕 監督/工藤栄一 第16話 「兄を殺した非道医者」 1986.2.10 もともと阿漕で、非道極まりない悪徳医者だが、まさかの金目当て身内殺し。そのあとも悪行を重ね遂に白州に引き据えられるが、証拠はあるのかと居丈高にしらばくれ、思わず手に力が入る憎たらしさ。自分が殺した兄の亡骸に縋って泣いてみせるなど、スガカン節が全編を支配する。 ロケ地
大岡越前/加藤剛 雪絵/平淑恵 風間俊介/和田浩二 すっとびの辰三/高橋元太郎 出目の勘太/谷幹一 猿の三次/松山英太郎 立花喬之助/佐藤祐介 立花千鶴/舟倉由祐子 志保/根本律子 おあき/坂上味和 おはな/香山まり子 おちよ/片山由香 おなつ/桂川京子 おはる/加藤由美 おふゆ/小林有里 林田玄庵/菅貫太郎 三造/上田忠好 重兵衛/北見治一 おくめ/川上夏代 藤掛唐十郎/剣持伴紀 藤掛ひさ/志乃原良子 蕪木兵助/森田健作 村上源次郎/大坂志郎 榊原伊織/竹脇無我 原案/葉村彰子 脚本/大西信行 監督/岡本静夫 ※「いつもの」落としテク、ハメられて入牢中のヒトを死んだことにして油断させる/当時有り得ない科学分析をできるふうに偽り屈服させる、の二本。 第17話 「謎の女賊は恩人の娘」 1986.2.17 幕閣の屋敷に侵入、拝領の品を盗んで晒す賊が出没。義賊ではなく黒幕あり、政敵を屠るためであった。脅されて犯行に及ぶ女賊の身の上が話のキモ、彼女の父は三次が更生するきっかけをくれた恩人。悩む三次に、そして心ならずも罪を犯した娘に対する、お奉行の優しい心遣いが泣かせる。伊織先生も、珍しく手放しで忠相のお裁きをストレートにベタ誉めの、スカっとした一話。 ロケ地
大岡越前/加藤剛 雪絵/平淑恵 すっとびの辰三/高橋元太郎 出目の勘太/谷幹一 猿の三次/松山英太郎 立花喬之助/佐藤祐介 立花千鶴/舟倉由祐子 志保/根本律子 おあき/坂上味和 おちよ/片山由香 おなつ/桂川京子 おはる/加藤由美 おふゆ/小林有里 霞の文吉/内藤武敏 おさと/山本みどり 長吉/草薙幸二郎 倉沢主膳/江見俊太郎 信濃屋/神田隆 阿部豊後守/江並隆 蕪木兵助/森田健作 村上源次郎/大坂志郎 榊原伊織/竹脇無我 原案/葉村彰子 脚本/芦沢俊郎 監督/居川靖彦 第18話 「過去を消した女」 1986.2.24 ある矢場女の死が、商家の後家の過去を引きずり出す。女将が恩人と思っていた男はとんだ色悪、しかしお奉行から逃げ切ることなど不可能であった。 ロケ地
大岡越前/加藤剛 雪絵/平淑恵 すっとびの辰三/高橋元太郎 出目の勘太/谷幹一 立花喬之助/佐藤祐介 立花千鶴/舟倉由祐子 おあき/坂上味和 おちよ/片山由香 おなつ/桂川京子 おはる/加藤由美 おふゆ/小林有里 おとし/加茂さくら 房吉/にしきのあきら 田丸屋/根上淳 勝次/有光豊 老同心/柳川清 宇治屋/岩田直二 蕪木兵助/森田健作 村上源次郎/大坂志郎 榊原伊織/竹脇無我 原案/葉村彰子 脚本/葉村彰子、櫻井康裕 監督/居川靖彦 ※勘太が、殺された矢場女に惚れていた設定。彼女の死の真相はちょっと気の毒な、ツル・ゴン。 第19話 「義賊つむじ風の仇討ち」 1986.3.3 夜の会津屋で出くわした、義賊・つむじ風と仇討ち志願の娘は、隣同士。奇縁はこれにとどまらず、彼らの親は同じ相手に陥れられていた。 ロケ地
大岡越前/加藤剛 雪絵/平淑恵 すっとびの辰三/高橋元太郎 出目の勘太/谷幹一 立花喬之助/佐藤祐介 立花千鶴/舟倉由祐子 おあき/坂上味和 おはな/香山まり子 おちよ/片山由香 おなつ/桂川京子 おふゆ/小林有里 おはる/加藤由美 清次/森次晃嗣 おしず/増田恵子 田宮雪堂/須賀不二男 会津屋/嵯峨善兵 赤堀/五味龍太郎 早耳堂/山本一郎 早川/出水憲司 蕪木兵助/森田健作 村上源次郎/大坂志郎 原案・脚本/葉村彰子 監督/山内鉄也 ※おしずを捕え、長持に詰めて雪堂宅へ運ぶくだり、担ぎ手の一人に福ちゃん。船からおろす作業。 第20話 「見えぬ目が見た真犯人」 1986.3.10 阿片密売の摘発に乗り出す町方だが、怪しい商人は狡猾なうえバックに旗本。そのうえ、忠相が煙たい一味は、伊織をハメての友連れを狙う。ピンチを切り抜けるカードは、伊織が目を治してやった桔梗一座の太夫だった。 ロケ地
大岡越前/加藤剛 蕪木兵助/森田健作 出目の勘太/谷幹一 立花喬之助/佐藤祐介 志保/根本律子 おあき/坂上味和 なつ/桂川京子 おふゆ/小林有里 おはる/加藤由美 桔梗/岩井友見 水野武太夫/永井秀明 水野京之進/岡崎二朗 越中屋/飯沼慧 権三/牧冬吉 村上源次郎/大坂志郎 榊原伊織/竹脇無我 原案/葉村彰子 脚本/芦沢俊郎 監督/山内鉄也 ※船着場で荷下ろしをする船頭?の一人に福ちゃん。町方を見てキョドキョド。 第21話 「盗賊を強請った男」 1986.3.17 アル中親爺は、借金のカタに娘をとられて窮し、たまたま知った賊の秘密をネタに強請りをかける。当の賊からも、お上からもヤバいところを、親爺の娘に岡惚れした見習い同心が、体当たりで救う。お奉行の大甘裁可が、おまけに付いてくる。 ロケ地
大岡越前/加藤剛 雪絵/平淑恵 風間俊介/和田浩二 すっとびの辰三/高橋元太郎 出目の勘太/谷幹一 猿の三次/松山英太郎 立花喬之助/佐藤祐介 立花千鶴/舟倉由祐子 志保/根本律子 おあき/坂上味和 おちよ/片山由香 おなつ/桂川京子 おふゆ/小林有里 おはる/加藤由美 竹造/垂水悟郎 お光/浅見美那 蝮の岩五郎/深江章喜 仙次/遠藤征慈 和惣次/小池崇 直助/岩尾正隆 蕪木兵助/森田健作 村上源次郎/大坂志郎 榊原伊織/竹脇無我 原案/葉村彰子 脚本/加瀬高之 監督/居川靖彦 ※蝮一味の仙次と島で一緒だった男に福ちゃん、仙次の居所を求める風間と辰に追い詰められシメられる(今回悪事は働いておらず、町方を見て逃げただけ)。逃げっぷりをロングで撮ってあってなかなか。役名は「トメ」とか言ってたけど、クレジットはベタ。 第22話 「雪絵誘拐危機一髪」 1986.3.24 タイトル通りの事件が出来、起こりは亭主を獄門にされた女の恨み。一味が南町奉行辞任を要求してくる裏には、後釜に座りたい旗本が控えていた。 ロケ地
大岡越前/加藤剛 雪絵/平淑恵 風間俊介/和田浩二 すっとびの辰三/高橋元太郎 出目の勘太/谷幹一 立花喬之助/佐藤祐介 志保/根本律子 おあき/坂上味和 おはな/香山まり子 おちよ/片山由香 おなつ/桂川京子 おふゆ/小林有里 おはる/加藤由美 広瀬右一郎/青木義朗 お甲/朝比奈順子 青山下野/北原義郎 白狐の弥三郎/原口剛 蕪木兵助/森田健作 村上源次郎/大坂志郎 原案/葉村彰子 脚本/大西信行 監督/居川靖彦 ※弥三郎の手下の一人に福ちゃん、雪絵奥さま誘拐の際にはよく目立っている。 第23話 「兵助に隠し子がいた!」 1986.3.31 隠し子は冗談で、緊急避難で蕪木の名前が出て預けられただけ。 ロケ地
大岡越前/加藤剛 雪絵/平淑恵 すっとびの辰三/高橋元太郎 出目の勘太/谷幹一 立花喬之助/佐藤祐介 立花千鶴/舟倉由祐子 志保/根本律子 おあき/坂上味和 おはな/香山まり子 おちよ/片山由香 おなつ/桂川京子 おはる/加藤由美 おふゆ/小林有里 お房/千野弘美 市太郎/長谷川初範 お藤/楠田薫 勝五郎/金井大 徳造/田口計 お仙/片岡あや子 蕪木兵助/森田健作 村上源次郎/大坂志郎 原案/葉村彰子 脚本/櫻井康裕 監督/居川靖彦 第24話 「囮になった目撃者」 1986.4.7 役者殺しに阿片が絡んでいて、怪しい回船問屋も浮かぶが、バックが大奥のお局がらみで手が出せない。志保さんに見られたと、殺し屋が思い込んでいることを利用するが、この前に二度危ない目に遭ってるうえ、括られてお堂に籠められて火をつけられて危機一髪とか、いくら買って出た囮でもヒド過ぎ。 ロケ地
大岡越前/加藤剛 雪絵/平淑恵 すっとびの辰三/高橋元太郎 出目の勘太/谷幹一 猿の三次/松山英太郎 立花喬之助/佐藤祐介 志保/根本律子 おあき/坂上味和 おちよ/片山由香 おふゆ/小林有里 おはる/加藤由美 おなつ/桂川京子 早瀬梅翁/内田朝雄 井筒屋清兵衛/渥美国泰 雲井の局/湖条千秋 文蔵/睦五朗 政吉/岩尾正隆 蕪木兵助/森田健作 村上源次郎/大坂志郎 榊原伊織/竹脇無我 原案/葉村彰子 脚本/芦沢俊郎 監督/山内鉄也 第25話 「怨みを買った男」 1986.4.14 意地のわるい目明しに陥れられ、負わでもの重罪を着るところだった男。忠相たちの慧眼は冤罪を見逃さなかったが、男はいじけて後ろを向く。これのケアまで付いているところが、本作のミソ。 ロケ地
大岡越前/加藤剛 雪絵/平淑恵 すっとびの辰三/高橋元太郎 出目の勘太/谷幹一 立花喬之助/佐藤祐介 志保/根本律子 おあき/坂上味和 おはな/香山まり子 おちよ/片山由香 おなつ/桂川京子 おふゆ/小林有里 おはる/加藤由美 芳松/河原崎建三 小岩の権次/小鹿番 おやす/優ひかり 常吉/中田博久 三河屋/原哲男 蕪木兵助/森田健作 村上源次郎/大坂志郎 原案/葉村彰子 脚本/大西信行 監督/工藤栄一 ※おやすは亀戸から野菜売りに来ている娘、囚人に暴行されかけているところを、同じ囚人の芳松が助けた次第。彼女を送っていこうとしたところへ、権次が現れ難癖。 第26話 「吉宗暗殺仇討ちの陰謀」 1986.4.21 奉行所に仇討免状持参で助力を願い出る男女あり、受け付けた源さんは仇の人相書きを見て大いに驚愕、描かれた顔は上様に酷似していた。 ロケ地
大岡越前/加藤剛 雪絵/平淑恵 風間俊介/和田浩二 すっとびの辰三/高橋元太郎 出目の勘太/谷幹一 猿の三次/松山英太郎 立花喬之助/佐藤祐介 立花千鶴/舟倉由祐子 志保/根本律子 おあき/坂上味和 おはな/香山まり子 おちよ/片山由香 おなつ/桂川京子 おはる/加藤由美 おふゆ/小林有里 綾乃/東千恵 三村新太郎/南城竜也 鳴海屋/早川雄三 西尾頼母/外山高士 勢津/香野百合子 有馬兵庫/浜田寅彦 徳川吉宗、川田市之進/山口崇 蕪木兵助/森田健作 村上源次郎/大坂志郎 榊原伊織/竹脇無我 原案・脚本/葉村彰子 監督/倉田準二 ※冒頭、上様にまかれる影供の一人に福ちゃん。綾乃たちが上様に斬りかかるのに出て行こうとして、忠相に止められる場面にもいる。あと、お白州に控える同心でも登場。 →大岡越前 第一部 |