大岡越前 第三部
1972〜1973年 TBS/東映
第1話 1972.6.12 火の用心にうるさい、質屋の蔵から出火という怪事が続発。捜査の途次で与力が殉職、次いで忠相の息子がさらわれてしまうという難局を迎えるが、大岡ファミリーの結束はこれを打ち砕くのであった。 ロケ地
大岡忠相/加藤剛 榊原伊織/竹脇無我 雪絵/宇都宮雅代 千春/土田早苗 政吉/里見浩太朗 猿の三次/松山英太郎 神山左門/天知茂 徳川吉宗/山口崇 村上源次郎/大坂志郎 い組の伊三郎/中村竹弥 大岡忠高/片岡千恵蔵 脚本/加藤泰、葉村彰子 監督/山内鉄也 ※爆発物入りの挟箱を開けて殉職する与力は高松英郎、忠相の情けで見習い与力となる倅・池田大助は原田大二郎。黒幕の尾張家老は川合伸旺、手下の浪人は五味龍太郎。田坂都演じるおはなは、忠相の知行地から来た女中。 第2話 「江戸わずらい」 1972.6.19 謎の奇病が蔓延、呑舟まで倒れ、薬は底を尽きかける。この事態に、薬を隠匿し儲けようとする輩あり、これを懲らす捕物と、伊織のひらめきで病のもとが解明される話をからめて描く。父思いの娘に対するお裁き、私財を投じて薬代を作る忠相夫婦といった情話も加味。 ロケ地
大岡忠相/加藤剛 榊原伊織/竹脇無我 雪絵/宇都宮雅代 千春/土田早苗 猿の三次/松山英太郎 すっとびの辰三/高橋元太郎 おきん/桜むつ子 以禰/望月真理子 おはな/田坂都 海野呑舟/志村喬 半兵ヱ/横森久 お小夜/東三千 田島屋重兵衛/飯沼慧 半井刑部大輔/外山高士 村上源次郎/大坂志郎 脚本/加藤泰、葉村彰子 監督/内出好吉 ※典薬頭邸お女中の小夜が蔵から人参を盗る段、騒ぎを聞いて駆けつける家来衆の一人に福ちゃん。用人にごまかされて終わり。 第3話 「天下の果し合い」 1972.6.26 先般より見えていた兆しが、あからさまに動き出す。吉宗を中傷する落書にはじまったそれは、忠相に向かって牙をむくのだが、誠心をもってする捨て身に、御曹司の戦意は殺がれてしまうのだった。 ロケ地
大岡忠相/加藤剛 榊原伊織/竹脇無我 雪絵/宇都宮雅代 千春/土田早苗 猿の三次/松山英太郎 すっとびの辰三/高橋元太郎 尾張大納言宗春/大瀬康一 徳川吉宗/山口崇 村上源次郎/大坂志郎 大岡忠高/片岡千恵蔵 脚本/池田一朗 監督/山内鉄也 第4話 「消えた御用金」 1972.7.3 欲深い悪党どもが巧妙にしてのけた強奪事件だが、忠相は甲州街道を行って帰ってくる間に全てお見通し。 ロケ地
大岡忠相/加藤剛 雪絵/宇都宮雅代 千春/土田早苗 すっとびの辰三/高橋元太郎 池田大助/原田大二郎 以禰/望月真理子 大岡忠宣/大川辰五郎 おはな/田坂都 萩原源八郎/滝田裕介 川本信之助/村上不二夫 おせん/加賀ちかこ お光/松木聖 堺屋清兵ヱ/金田龍之介 村上源次郎/大坂志郎 脚本/宮川一郎 監督/山内鉄也 第5話 「無情の捕縄」 1972.7.10 病の妻のため罪を犯した男、その処分に「大岡裁き」を期待する市民。しかし忠相の裁定は思いやりをかけつつも信賞必罰、人を裁くことの重さが語られる。 ロケなしセット撮り 大岡忠相/加藤剛 榊原伊織/竹脇無我 雪絵/宇都宮雅代 千春/土田早苗 猿の三次/松山英太郎 すっとびの辰三/高橋元太郎 池田大助/原田大二郎 おはな/田坂都 以禰/望月真理子 善吉/織本順吉 おきん/桜むつ子 お種/中村玉緒 村上源次郎/大坂志郎 脚本/大西信行 監督/山内鉄也 ※お種と子の境遇が、辰の過去と重なる作り。父に死なれ、病の母を抱え困窮した辰が人の懐を狙うところ、源さんに阻まれ未遂に終わる逸話を入れてある。 第6話 「狐火の五千両」 1972.7.17 大盗が捕まるが、仲間のことも隠し金のことも吐かず、忠相は苦しい立場に。しかし、金の行方にしか関心のない子分どもを見て、「英雄」の心は萎えてゆく。 ロケ地
大岡忠相/加藤剛 猿の三次/松山英太郎 雪絵/宇都宮雅代 すっとびの辰三/高橋元太郎 大岡忠宣/大川辰五郎 おはな/田坂都 お栄/岩崎加根子 富治/東光生 留松/中台祥治 亀松/荘司肇 おぎん/田中美津子 狐火の五郎蔵/木村功 村上源次郎/大坂志郎 脚本/さわさかえ 監督/小野登 第7話 「血を吸う宝石」 1972.7.24 御赦免船で帰った「ちゃん」は、その肩にとんだお荷物を仕込まれていた。 ロケ地
大岡忠相/加藤剛 榊原伊織/竹脇無我 雪絵/宇都宮雅代 千春/土田早苗 猿の三次/松山英太郎 すっとびの辰三/高橋元太郎 池田大助/原田大二郎 おきん/桜むつ子 以禰/望月真理子 大岡忠宣/大川辰五郎 おはな/田坂都 岩松/米倉斉加年 彦助/早川保 お文/岩本多代 村上源次郎/大坂志郎 脚本/葉村彰子、石川孝人 監督/内出好吉 第8話 「越前の娘」 1972.7.31 盗みをはたらいた娘が、自分は大岡忠相の子であるとお白州で爆弾発言。 ロケ地
大岡忠相/加藤剛 榊原伊織/竹脇無我 雪絵/宇都宮雅代 千春/土田早苗 猿の三次/松山英太郎 すっとびの辰三/高橋元太郎 以禰/望月真理子 大岡忠宣/大川辰五郎 おはな/田坂都 妙/加藤治子 おとき/河村有紀 疾風甚内/森健二 村上源次郎/大坂志郎 大岡忠高/片岡千恵蔵 脚本/加藤泰 監督/内出好吉 第9話 「盗っ人仁義」 1972.8.7 上方から、掏摸の女親分が手下を引き連れてやって来るが、大岡ファミリー、わけても千春の濃厚な親切にあい、降参。 ロケ地
大岡忠相/加藤剛 榊原伊織/竹脇無我 雪絵/宇都宮雅代 千春/土田早苗 猿の三次/松山英太郎 すっとびの辰三/高橋元太郎 海野呑舟/志村喬 銀平/砂塚秀夫 お笛/鮎川いづみ 弁天のお米/笠置しず子 村上源次郎/大坂志郎 脚本/葉村彰子、石川孝人 監督/鎌田房夫 ※婆さんの娘・お笛の嫁ぎ先は油屋の井田屋、亭主は「赤影さん」。 第10話 「江戸のごみ」 1972.8.14 亡き部下に代わり、無法地帯へ潜入する神山与力。 ロケ地
大岡忠相/加藤剛 雪絵/宇都宮雅代 千春/土田早苗 池田大助/原田大二郎 おはな/田坂都 すっとびの辰三/高橋元太郎 神山左門/天知茂 藤左ヱ門/美川陽一郎 お染/伊藤るり子 与太郎/田口計 吉兵ヱ/内田勝正 伝七/小林勝彦 志乃/西山恵子 村上源次郎/大坂志郎 脚本/飛鳥ひろし 監督/小野登 ※越中島のゴミ回収の元締めが藤左ヱ門、上方の大盗一味に入り込まれ監禁状態で業務停滞。一味の首領は、痴れ者に擬装して皆のすぐ傍にいるという、おきまり設定。 第11話 「夜の奉行」 1972.8.21 官僚と癒着する富商を狙って襲う賊あり、夜の奉行と称し跋扈。町衆は一時彼をもてはやすが、先に誉れが待っている筈もなかった。 ロケ地
大岡忠相/加藤剛 雪絵/宇都宮雅代 千春/土田早苗 猿の三次/松山英太郎 池田大助/原田大二郎 すっとびの辰三/高橋元太郎 以禰/望月真理子 おきん/桜むつ子 大岡忠宣/大川辰五郎 おはな/田坂都 老中/神田隆 番頭/南川直 夜の奉行/福田豊士 村上源次郎/大坂志郎 脚本/大西信行 監督/内出好吉 第12話 「誘拐」 1972.8.28 女児誘拐続発、目的が金持ち用の慰みものらしいと知った忠相らは、憤懣やる方ない。 ロケ地
大岡忠相/加藤剛 榊原伊織/竹脇無我 雪絵/宇都宮雅代 千春/土田早苗 猿の三次/松山英太郎 すっとびの辰三/高橋元太郎 池田大助/原田大二郎 大岡忠宣/大川辰五郎 以禰/望月真理子 渡海屋/内田朝雄 山熊/高品格 井関/樋浦勉 お米/伊吹友木子 村上源次郎/大坂志郎 脚本/池田一朗 監督/松尾正武 ※高品格は賭場を仕切る親分。ギャグ要員で、悪い人ではない。 第13話 「恐怖の連判状」 1972.9.4 お奉行、誘拐さるの巻。追われる娘を匿う忠相だが、裏にお家騒動が潜んでおり、敵は奉行の身柄をおさえ、娘と換えようとする。 ロケ地
大岡忠相/加藤剛 雪絵/宇都宮雅代 千春/土田早苗 猿の三次/松山英太郎 すっとびの辰三/高橋元太郎 池田大助/原田大二郎 大岡忠宣/大川辰五郎 おはな/田坂都 田部作左ヱ門/小栗一也 細川多門/清水一郎 三芳屋貞二郎/横沢裕一 細川茜/有川有紀 小十郎/露口茂 村上源次郎/大坂志郎 脚本/大西信行 監督/松尾正武 ※小十郎配下の浪人の一人に五味龍太郎、人相書きが似すぎてて笑える。 第14話 「忠相旅日記」 1972.9.11 地方御用掛もつとめるようになった忠相、忍びで新田開発の現場に出向くが、大忙し。 ロケ地
大岡忠相/加藤剛 雪絵/宇都宮雅代 千春/土田早苗 すっとびの辰三/高橋元太郎 池田大助/原田大二郎 おはな/田坂都 大岡忠宣/大川辰五郎 孫六/中野誠也 川田平左ヱ門/新田昌玄 おせん/利根はる恵 おさと/松木路子 五兵ヱ/成瀬昌彦 親爺/浅野進治郎 脚本/稲垣俊 監督/内出好吉 第15話 「天狗の眠り」 1972.9.18 むりやり天狗のお面を被せられた市民が、悉く目覚めぬ廃人に。怪事の裏には、数奇な運命を辿った医師ありという、麻酔薬に関する医療ミステリー。 ロケ地
大岡忠相/加藤剛 榊原伊織/竹脇無我 雪絵/宇都宮雅代 千春/土田早苗 すっとびの辰三/高橋元太郎 池田大助/原田大二郎 以禰/望月真理 大岡忠宣/大川辰五郎 おはな/田坂都 銀次/天津敏 要作/和沢昌治 楠本立泉/吉田照雄 村上源次郎/大坂志郎 脚本/さわさかえ 監督/松尾正武 ※天津敏は、麻沸薬を悪用して脱獄する賊のかしら。要作は立泉の元患者、病は喘息。 第16話 「殺しの長脇差」 1972.10.2 血まみれの長ドスを持った殺し屋が、深手を負い保護されて養生所へ。助けられたことを感謝すらしない男が、伊織の生き様を見、我が子の誕生を見て変わってゆく、ヒューマンドラマ。 ロケ地
大岡忠相/加藤剛 榊原伊織/竹脇無我 猿の三次/松山英太郎 千春/土田早苗 池田大助/原田大二郎 以禰/望月真理子 船戸の銀次/夏八木勲 中神の定吉/内田勝正 おせい/伊藤栄子 但馬屋嘉兵ヱ/武藤英司 又蔵/伊達三郎 百助/国一太郎 七之助/下元年也(ママ) 仙太郎/出水憲司 村上源次郎/大坂志郎 脚本/さわさかえ 監督/山内鉄也 ※殺された親分は、夜の公方さまとまで称される口入屋の大物で、裏に権力闘争。 第17話 「天下一番の悪い奴」 1972.10.9 江戸の人口増は、凶作に苦しみ逃散した東北の流入民の数。哀れな民を救うため、忠相たちは「頓痴気」な最高責任者を、現場に引きずり出すのだった。 ロケ地
大岡忠相/加藤剛 榊原伊織/竹脇無我 猿の三次/松山英太郎 千春/土田早苗 池田大助/原田大二郎 おはな/田坂都 以禰/望月真理子 捨八/新克利 おしん/早瀬久美 水野和泉守/清水元 用人/中村錦司 上杉綱憲/小堀明男 又蔵/上野山功一 しのだ屋おかみ/任田順好 老中/西山辰夫 徳川吉宗/山口崇 村上源次郎/大坂志郎 脚本/さわさかえ 監督/山内鉄也 ※おしんは騙されて売られてきた女、捨八は岡場所・しのだ屋に詰めている用心棒で、おしんと同郷だった男。二人は惹かれあう設定。 第18話 「過去を逃れて」 1972.10.16 雨の夜に起きた人違い殺人から、むかし烏山藩で起きた事件の真相が明らかとなる。許婚者の父が仇な青年、友を斬ってしまった男、二人の苦悩は解消されるが、せっかく得た知己を失って、忠高ひとりむくれるのであった。 ロケ地
大岡忠相/加藤剛 猿の三次/松山英太郎 雪絵/宇都宮雅代 すっとびの辰三/高橋元太郎 池田大助/原田大二郎 おはな/田坂都 大岡忠宣/大川辰五郎 お菊/森田由紀子 矢吹真之介/峰岸隆之介 千賀/本多さち子 老中/神田隆 片桐玄蔵/高野真二 山県政二郎/芦田伸介 村上源次郎/大坂志郎 大岡忠高/片岡千恵蔵 脚本/葉村彰子、石川孝人 監督/内出好吉 ※矢吹父は永田光男、矢吹の仇討ちサポートについている「仲間」で実は家老の走狗の侍は高森玄と中田博久。 第19話 「私は泣かない」 1972.10.23 咄嗟の機転で子供の命を救った娘、瓶の持ち主に物損を責められるも、お奉行は彼女の行為を賞賛。 ロケ地
大岡忠相/加藤剛 猿の三次/松山英太郎 千春/土田早苗 すっとびの辰三/高橋元太郎 池田大助/原田大二郎 以禰/望月真理子 お菊/森田由紀子 直吉/橋本功 おたか/新田勝江 大兵ヱ/高野真二 お静/鳳八千代 勝五郎/浅若芳太郎 喜助/小林勝彦(クレジットには善助、誤記と思われる) 瓶屋/池田忠夫 太一郎/加藤紀雄 太之助/太田哲也 お京/吉沢京子 村上源次郎/大坂志郎 脚本/大西信行 監督/松尾正武 ※高野真二は珍しく悪人に非ず、温厚で誠実な、お京の雇い主。先妻亡くしてるうえに後妻殺されてかわいそう。 第20話 「ゆすり」 1972.10.30 ヤクザが温和な鍛冶職人の爺さまを強請ると、はずみで殴り合いとなり怪我を負わされたうえ大川に叩き込まれ、瀕死のところを源さんに拾われ養生所送りで命拾い。このあとヤクザの軽口から爺さまの旧悪がばれ捕縛の運びとなるが、ここから御定書改定や腑分け可否の話に持ってゆく強引な展開が傑作な一話。 ロケなしセット撮り 大岡忠相/加藤剛 榊原伊織/竹脇無我 雪絵/宇都宮雅代 千春/土田早苗 すっとびの辰三/高橋元太郎 蝮の吉五郎/藤岡重慶 藤兵衛/田中春男 お絹/沢久美子 ひげの男/小田部通麿 村上源次郎/大坂志郎 脚本/稲垣俊 監督/内出好吉 ※小田部通麿は、蝮の自慢話をうるさいと怒る養生所入院患者、役名まんまの髭面。このときも弱っちい見掛け倒しの藤岡重慶が笑える。 第21話 「人情大工裁き」 1972.11.6 すこしおバカな大工が、店賃ためて大家に道具箱持ってかれる…まんま落語「大工調べ」の一話。 ロケなしセット撮り 大岡忠相/加藤剛 猿の三次/松山英太郎 千春/土田早苗 すっとびの辰三/高橋元太郎 池田大助/原田大二郎 以禰/望月真理子 おはな/田坂都 久造/河原崎長一郎 お美代/江夏夕子 源六/若宮大祐 政五郎/見明凡太郎 喜兵ヱ/志摩靖彦 お徳/早見栄子 留吉/重久剛 半太郎/川地民夫 村上源次郎/大坂志郎 脚本/大西信行 監督/小野登 第22話 「血ぬられた密書」 1972.11.13 突然の吉宗の不予は、たちまち跡目争いの火種を出来させる。忠相も、どちらの陣営につくか迫られるが、町奉行としての職務を貫くことで解決を見るのだった。 ロケ地
大岡忠相/加藤剛 すっとびの辰三/高橋元太郎 雪絵/宇都宮雅代 池田大助/原田大二郎 おはな/田坂都 松平左近将監/水島道太郎 水野和泉守/清水元 大岡忠光/倉丘伸太郎 初音/有川有紀 田沼祐一郎/原田清人 むささびの松/岡部正純 番太郎/武藤章生 徳川吉宗/山口崇 村上源次郎/大坂志郎 脚本/稲垣俊 監督/山内鉄也 第23話 「狙われた男」 1972.11.20 流行りかけの伝染病、横恋慕がらみの冤罪事件、火災による囚人解き放ち、これら全てが絡みあったうえ、馬鹿な誤解がさらなる騒動を引き起こす。 ロケ地
大岡忠相/加藤剛 榊原伊織/竹脇無我 雪絵/宇都宮雅代 千春/土田早苗 すっとびの辰三/高橋元太郎 以禰/望月真理子 池田大助/原田大二郎 とめ/利根はる恵 お吉/珠めぐみ 与兵ヱ/浅野進治郎 佐兵ヱ/金井大 大造/吉原正皓 伊丹屋十兵ヱ/溝田繁 石出帯刀/酒井哲 伊丹屋長吉/新田章 おみつ/古城門昌美 三吉/平沢彰 幸太郎/近藤正臣 村上源次郎/大坂志郎 鳶の伊三郎/中村竹弥 脚本/池田一朗 監督/内出好吉 第24話 「人情の罠」 1972.11.27 まさにタイトル通り、人の良い伊三郎が陥れられる話。事後それでも、幼馴染のよっちゃんを信じるというかしらが、切ない。 ロケ地
大岡忠相/加藤剛 政吉/里見浩太朗 雪絵/宇都宮雅代 千春/土田早苗 すっとびの辰三/高橋元太郎 加代/武原英子 中山出雲守/永井智雄 由造/織本順吉 弥平次/南原宏治 おきぬ/二本柳敏恵 安蔵/横森久 弥太/松野健一 村上源次郎/大坂志郎 鳶の伊三郎/中村竹弥 脚本/津田幸夫 監督/山内鉄也 第25話 「義賊かまいたち」 1972.12.4 大名ばかりを狙い、貧しき者に施しを撒いてあるく義賊・鎌鼬。諸人は彼をもてはやすが、英雄気取りの行為は小悪党に利用され、大事な人を傷つけてしまう。 ロケ地
大岡忠相/加藤剛 すっとびの辰三/高橋元太郎 おはな/田坂都 幸吉/信欽三 善助/美川陽一郎 花奴/町田祥子 お時/中村たつ 甚兵ヱ/原健策 与吉/袋正 鎌鼬の七三郎/林与一 村上源次郎/大坂志郎 脚本/稲垣俊 監督/松尾正武 第26話 「悪の報酬」 1972.12.11 卑劣極まりない赤子誘拐、子のできぬ夫婦の悲哀とからめて描く話だが、糠喜びに終わる千春がかなり気の毒。 ロケ地
大岡忠相/加藤剛 榊原伊織/竹脇無我 雪絵/宇都宮雅代 千春/土田早苗 猿の三次/松山英太郎 すっとびの辰三/高橋元太郎 池田大助/原田大二郎 大岡忠宣/大川辰五郎 以禰/望月真理子 おしの/滝奈保絵 お静/上月左知子 藤太/林真一郎 惣兵衛/佐竹明夫 お雪/長谷川澄子 お菊/森田由起子 お玉/小柳冴子 伊佐吉/谷幹一 お文/園佳也子 村上源次郎/大坂志郎 脚本/葉村彰子、石川孝人 監督/鎌田房夫 第27話 「死の匂いのする花」 1972.12.18 殺された水夫の懐から、血まみれの異国の花が見つかる。それは、左門が追っていた抜け荷事件と関わっており、嫌疑をかけられた商人は上つ方から奉行に圧力を掛けてくるのだった。 ロケ地
大岡忠相/加藤剛 猿の三次/松山英太郎 池田大助/原田大二郎 以禰/望月真理子 お千代/青柳三枝子 お仙/榊ひろみ 住職/松本克平 甚ヱ門/稲葉義男 岡島靫負/幸田宗丸 鮫島五郎兵ヱ/高森玄 松前屋徳兵ヱ/香川良介 神山左門/天知茂 脚本/葉村彰子 監督/鎌田房夫 ※甚ヱ門は難破して異国船に助けられ、お仙は売られて異国に、ともに国禁を犯した身の上で日陰者、そこを抜け荷商人に利用されていたという設定。甚ヱ門の故郷が下田。 第28話 「右の腕」 1972.12.25 永年の努力が報われ、晴れて天下一の仕事に取り掛かるという矢先、職人は命とも言うべき利き腕を失ってしまう。 ロケ地
大岡忠相/加藤剛 榊原伊織/竹脇無我 猿の三次/松山英太郎 千春/土田早苗 海野呑舟/志村喬 すっとびの辰三/高橋元太郎 おはな/田坂都 以禰/望月真理子 弥之吉/森次浩司 遠州屋/増田順司 彦兵ヱ/天草四郎 おきぬ/沢井桂子 鉄五郎/太刀川寛 お菊/森田由紀子 留吉/奈辺悟 村上源次郎/大坂志郎 脚本/大西信行、葉村彰子 監督/内出好吉 第29話 「ギヤマンの謎」 1973.1.1 旗本の権威をふりかざし、町民に無体をはたらく馬鹿息子どもを、忠相がきりきりと懲らしめる。筋には、都会をあきらめ田舎へ帰る青年と、辰つぁん・おはなのほのかな恋話が盛り込まれている。 ロケ地
大岡忠相/加藤剛 猿の三次/松山英太郎 雪絵/宇都宮雅代 すっとびの辰三/高橋元太郎 おきん/桜むつ子 池田大助/原田大二郎 大岡忠宣/大川辰五郎 おはな/田坂都 佐吉/西岡徳美 小夜/新藤恵美 茂助/藤原釜足 清兵ヱ/北沢彪 中桐政之助/野々村潔 小出/舟橋元 中桐小十郎/小林勝彦 仙太/松山照夫 村上源次郎/大坂志郎 脚本/葉村彰子、石川孝人 監督/鎌田房夫 第30話 「享保太平記(前篇)」 1973.1.8 老中の屋敷から神君拝領の香炉が消え、お家の一大事。犯人は明白なのだが、先手を打たれるばかりで、手駒の三次も潰されてしまう。 ロケ地
大岡忠相/加藤剛 榊原伊織/竹脇無我 雪絵/宇都宮雅代 千春/土田早苗 猿の三次/松山英太郎 すっとびの辰三/高橋元太郎 池田大助/原田大二郎 おはな/田坂都 以禰/望月真理子 海野呑舟/志村喬 妙/加藤治子 神山左門/天知茂 浜島庄兵ヱ/成田三樹夫 くみ/高森和子 南部屋利喜松/武藤英司 髪結い十三/平井昌一 中間利平/郷^治 勝田修理/浜田寅彦 白子屋お常/任田順好 手代菊之助/花ノ木寿 山川安五郎/楠本健二 太田小三郎/山本弘 お熊/二本柳敏恵 村上源次郎/大坂志郎 大岡忠高/片岡千恵蔵 脚本/加藤泰 監督/山内鉄也 第31話 「享保太平記(後篇)」 1973.1.15 いよいよ、浜島庄兵ヱとその一味の凶悪ぶりが見えてくる。なお悪行を重ねる賊どもだが、外濠から次第に埋められてゆく。 ロケ地
大岡忠相/加藤剛 榊原伊織/竹脇無我 雪絵/宇都宮雅代 千春/土田早苗 猿の三次/松山英太郎 すっとびの辰三/高橋元太郎 池田大助/原田大二郎 以禰/望月真理子 おきん/桜むつ子 海野呑舟/志村喬 妙/加藤治子 神山左門/天知茂 浜島庄兵ヱ/成田三樹夫 くみ/高森和子 南部屋利喜松/武藤英司 髪結い十三/平井昌一 中間利平/郷^治 手代菊之助/花ノ木寿 白子屋お常/任田順好 お熊/二本柳敏恵 戸田山城守/神田隆 牢名主/汐路章 千寿姫/真屋順子 村上源次郎/大坂志郎 大岡忠高/片岡千恵蔵 脚本/加藤泰 監督/山内鉄也 ※浜松屋へ賊が入るくだりの回想シーン、芝居仕立てで「五人」の犯行を描く。あと、老中の姫の観劇は團十郎の助六。 ★放送日時について、 「大岡越前非公式サイト−越前蟹−」 http://www.interq.or.jp/orange/mitumi/etizengani/ を参照させていただきました。現在休止中とのことですが、膨大なデータを掲載しておられて、いつも勉強させていただいたことを感謝いたします。 →大岡越前 第一部 |